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2019.2.5

DFBポカールではブレーメンに勝ち越し

DFBポカールではブレーメンに勝ち越し

ボルシア・ドルトムントは5日のDFBポカール・ラウンド16でSVベルダー・ブレーメンと顔を合わせる(日本時間6日4時45分キックオフ)。この大会でブレーメンと対戦するのは、これが7回目になる。

 

1937年9月19日に行われた一戦(当時の大会名はチャンマーポカール)では、ビリー・ドゥネイ、カール・エロンという一般的には無名に近い選手がネットを揺らした。前者のゴールで2-1とリードし、後者のゴールで3-3に追いついたブラック&イエローは、延長戦の末に4-3で勝利。決勝ゴールとなったのは、対称的にBVBサポーターなら知らない人はいないであろう、アウグスト・レンツのこの日2点目だった。

 

この試合を皮切りに、両チームはその後のDFBポカールで6回対戦。BVBがブレーメン以上に顔を合わせているチームはバイエルンだけだ。グリーン&ホワイツ(ブレーメンの愛称)と2度目の顔合わせとなった1963年の準決勝でも、ティモ・コニエツカとアキ・シュミットのゴールで2-0の勝利を収めたのはBVBだった。しかし、そのシーズンのBVBはクラブ史上初めて2冠を獲得するチャンスをモノにできず、決勝ではウーベ・ゼーラーにハットトリックを許し、ハンブルガーSVに0-3の完敗を喫した。

 

両チームの過去6試合のうち、最も重みがあり、かつ感動的なゲームと言えるのが、1989年6月24日にベルリンのオリンピアシュタディオンで行われた決勝だろう。BVBが23年ぶりに獲得したタイトルは、チームを1990年代の飛躍へと勢いづけることになった。UEFAカップのセミファイナリストで当時ドイツ王者だったブレーメンは、カール=ハインツ・リードレのゴールで序盤に先制。しかし、首都ベルリンで4万人のファンに後押しされたBVBも直後に反撃し、失点の数分後にノルベルト・ディッケルが試合を振り出しに戻す。その後はブレーメンに押し込まれたBVBだったが、58分にフランク・ミルのゴールで勝ち越しに成功。73分にディッケルの2点目で突き放したブラック&イエローは、その1分後にミヒャエル・ルシュが続いてスコアを4-1とする。酷暑による疲労もあり、ブレーメンには反撃する体力も気力も残っていなかった。

 

 

DFBポカールの過去6試合ではBVBが4勝

 

「あの試合を境に『俺たちは強い、タイトルを手にできる』と思えるようになった」。そう振り返った当時のGKボルフガング・デ・ベアにとって、1989年6月24日は永遠に忘れられない一日として記憶されることになった。「あのような大一番のピッチに初めて立ち、多くの人々の心を動かした体験や、ベルリンで見た黄色い壁、そして街中が歓喜に包まれた光景など、どれも鳥肌が立つような経験だった。あの感動はいまだに忘れられない」

 

その後にDFBポカールでは3回対戦し、ブレーメンが2勝を挙げている。まず1992年にはウィントン・ルーファーの2発により、ブレーメンが本拠地ベーゼルシュタディオンで2-0と快勝。舞台をジグナル・イドゥナ・パルクに移した2009年の対戦でも、ブレーメンがクラウディオ・ピサロとウーゴ・アウメイダのゴールで2-1と競り勝った。対するBVBは2008年1月29日に2-1で勝利を収めているが、この試合のヒーローは得点者のジョバンニ・フェデリコ(19分)やディエゴ・クリモビッツ(80分)ではなく、GKマルク・ツィーグラーだった。再三のスーパーセーブを披露したツィーグラーは、85分にジエゴのPKも阻止。ジエゴはその3分前にPKを沈め、スコアを1-1としていただけに、ツィーグラーの見事なセーブがBVBを救うことになった。

 

文:ボリス・ルパート

 

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