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2016.11.23

8-4:大量得点でレギアを退け、首位堅持

8-4:大量得点でレギアを退け、首位堅持

ボルシア・ドルトムントはアウェーで6-0と圧勝していたレギア・ワルシャワにホームでも8-4と大量ゴールで勝利。UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージの首位フィニッシュに一歩近づいた。

 

前半だけで7ゴールが生まれ、2003年10月にASモナコがデポルティボ・ラ・コルーニャに8-3(前半5-2)と勝利した試合で打ち立てられた前後半どちらか一方での大会最多得点記録に並んだ。開始10分、プリヨビッチのゴールで先手を取られたBVBだったが、香川(17分、18分)とシャヒン(20分)が立て続けに決めて3-1と逆転に成功。24分にはプリヨビッチが再びネットを揺らしたが、29分にデンベレ、32分にロイスが決めたBVBが5-2でハーフタイムを迎える。ケガからの復帰戦となったロイスは52分にチームの6点目を挙げると、81分のパスラックのヘディングシュートを挟んで8点目もマーク。レギアも57分にクハルチク、83分にニコリッチが決めて抵抗を見せた。

 

戦前の状況:
スポルティングCPの本拠地に乗り込んだレアル・マドリーとは違い、BVBは第5節ですでにグループFからのラウンド16行きを決めていた。このため残された目標は首位でのフィニッシュのみ。レギアにはワルシャワで6-0と大勝していたため、今回の試合でも本命と見られていた。

 

シャヒンは欧州カップ戦で2010年10月のPSG戦以来となるゴール

 

チーム情報:
3日前にバイエルン・ミュンヘン戦(1-0の勝利)をこなしたばかりだったBVBは、先発を9名変更し、マルコ・ロイスが主将として185日ぶりにケガから復帰。バイエルン戦に続いてメンバーに入ったのはソクラティスとギンターだけだった。GKビュルキ(手の骨折)、ゲレイロ(筋肉系)、シュメルツァー(風邪)、ベンダー(骨髄浮腫)、スボティッチ(コンディション不足)は欠場した。

 

戦術:
両チームとも4-2-3-1の布陣を採用。BVBはカストロが、ときに深い位置まで下がってボールを受け取る一方、デンベレ、香川、プリシッチの攻撃的MFトリオに加わってカルテットを形成し、1トップに入ったロイスをサポートした。レギアはBVBのボール支配時は4-4-2で対応した。

 

試合の展開と分析:
トーマス・トゥヘル監督が“09”名のスタメンを入れ替えたため、立ち上がりは特に守備で少し連係が悪いように見えたのも驚きではなかった。このドルトムントでの一戦はオープンすぎるほどオープンに進んでいき、開始24分までは両チームが放った枠内シュートがすべてネットに収まるという、クレイジーな展開となった。

 

78秒間に2点を奪ってスコアを0-1から2-1へとひっくり返した香川

 

幸いこの時点でのスコアは3-2とBVBがリード。プリヨビッチのゴールで開始10分にポーランド勢が先制したものの、香川のドッピエッタ(17分、18分)とシャヒンの欧州カップ戦では2010年10月21日のパリ・サンジェルマン戦以来となるゴールで、わずか198秒の間に3-1と形勢を逆転させた。1点目から2点目の間もわずか78秒だったが、198秒間で3ゴールという記録は、チャンピオンズリーグの試合ではクラブ最短となる。しかしその直後、プリヨビッチに再び決められ、24分には3-2に詰められた。

 

ここまでで最も奇妙だった瞬間は、シャヒンのゴールシーン。レギアのGKチエジュニアクはロイスのFKをパンチングでシャヒンの胸に返してしまった。BVBの最初の2点は、チームの連係プレーがあまりも速かったためにレギアの選手たちはついていけず、いずれもデンベレのアシストから香川が連続で決めた。同点ゴールとなった1点目はヘディングシュートだった。

 

レギアは29分に勝負を振り出しに戻すチャンスを迎える。しかしプリヨビッチのシュートはクロスバーを直撃。その直後にデンベレがスコアを4-2とした。さらにシャヒンと香川の絶妙な連係から中央でマークを外したロイスが5点目を追加。ハーフタイムの時点ではBVBのボール支配率は65%、パス成功率91%を記録し、シュート数はレギアと同じ6本だったが、スコアでは5-2と3点差をつけた。SkyTVで試合の解説をしていたフロリアン・クリンゲは、「どちらのチームも守備の不注意が目立つ。親善試合のように見える場面もあった」とコメントしている。

 

後半にはロイス(52分)がスコアを6-2としたものの、諦めないレギアもBVB守備陣の弱点を突いてクハルチクが1点を返す(57分)。この時点では両チームを合わせ、15本のシュートで9ゴール。決定率は60%を超えていた……。

 

オーバメヤンのシュートがポストを直撃

 

トゥヘル監督はその数分後にカードを切り、バルトラに代えてドゥルム(62分)を投入。さらにシャヒンをオーバメヤンと交代させ(70分)、このガボン代表FWが投入直後にチャンスを演出する。その後、パスラックがペナルティーエリア内でチェルビンスキに倒され、PKが妥当と思われる場面もあったが、主審はどういうわけかファウルを取らない。79分にはオーバがゴールに迫ったが、シュートはポストに嫌われた。

 

次にゴールを奪い、スコアを7-3としたのはパスラック。シュールレのシュートをチエジュニアクがはじき、このリバウンドを頭で押し込んだ(81分)。その直後、ニコリッチのゴール(83分)で再び3点差に詰め寄られたBVBは、プリシッチが至近距離からのシュートをチエジュニアクに阻止される(90分)。しかし、終了間際にロイスがまたしてもネットを揺らすと(90+2分)、両チーム合わせて1試合12得点というUEFAチャンピオンズリーグ新記録が生まれた。

 

この日3ゴールを決めたロイス

 

 

UEFAチャンピオンズリーグ第5節
ボルシア・ドルトムント 8-4(前半5-2)レギア・ワルシャワ

 

ボルシア・ドルトムント:バイデンフェラー;ローデ、ギンター、バルトラ(61分 ドゥルム)、パスラック;カストロ、シャヒン(70分 オーバメヤン);デンベレ(72分 シュールレ)、香川;ロイス
レギア・ワルシャワ:チエジュニアク;ベレシュインスキ、チェルビンスキ、パズダン、ジュジェジュニチャク;コプシェンスキ、ギリェルメ(55分 ヨドウォビエツ);クハルチク、ラドビッチ、オジジャ(75分 ニコリッチ);プリヨビッチ(69分 ビエテスカ)
ベンチ:ボンマン、ソクラティス、モル、ゲッツェ(BVB);マラジュ、カザイシビリ、ブロズ、アレクサンドロフ(レギア)
ゴール:プリヨビッチ(10分 オジジャ)、香川(17分 デンベレ)、香川(18分 デンベレ)、シャヒン(20分 ロイスFK)、プリヨビッチ(24分 オジジャ)、デンベレ(29分 ロイス)、ロイス(32分 香川)、ロイス(52分 デンベレ)、クハルチク(57分 ラドビッチ)、パスラック(81分 シュールレ)、ニコリッチ(83分 ラドビッチ)、ロイス(90+2分:オウンゴールに訂正)
CK:1-1(前半0-1)  好機:11-5(前半5-4)
主審:ストレームベリソン(スウェーデン)  警告:ギンター(BVB);オジジャ、パズダン(レギア)
観客数:5万5094人  天候:雨、気温11度

 

今後の日程:
グループFの首位に立つBVBは、12月7日にレアル・マドリーと敵地サンティアゴ・ベルナベウで対戦。この第6節はグループ首位通過を懸けた直接対決となる。レアル・マドリーは22日、スポルティングCPとのアウェーゲームに2-1で競り勝ち、首位通過の可能性をつないだ。

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