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2018.12.30

8月:過去最高の売上と土壇場のゴール

8月:過去最高の売上と土壇場のゴール

8月はまずマルコ・ロイスがチームの新しいキャプテンに任命された。「マルコは経験豊富で在籍年数も長く、全員の模範的存在だ。当然の決断だったよ」とルシアン・ファブレ監督はコメント。ロイス自身も、「ピッチ内外でこのクラブ、このチームを代表することになり、すごく光栄だし誇らしい気分だ」とアームバンドを巻くことに喜びを示した。

 

チームには新シーズンに向けた7人目の新戦力としてアクセル・ビツェルが加わった。「BVBでプレーできることになって本当にうれしいし、誇らしい。僕に言わせればボルシア・ドルトムントは欧州トップレベルのクラブだからね。8万1000人の観客の前に出ていくのが本当に待ち遠しい」とビツェルは話した。

 

 

29歳のミッドフィルダーはグロイター・フュルトとのDFBポカール1回戦で、公式戦デビュー。試合は見どころのある激しい戦いとなり、BVBが前半から多くのチャンスをつくったものの、リードを奪ったのは2部のフュルトのほうだった。74分から途中出場でピッチに立ったビツェルは後半アディショナルタイム5分に同点ゴールを奪い、勝負を延長戦へともつれ込ませる。BVBは延長戦でも終盤になってからロイスがネットを揺らし、辛くも次のラウンドへ勝ち進んだ。

 

 

終盤のゴールはその後、BVBのトレードマークとなる。ただブンデスリーガ開幕戦は、ロマン・ビュルキの見事なセービングのおかげもあり、RBライプツィヒに4-1と快勝。ビュルキが許したのは開始わずか31秒後のオギュスタンのゴールだけだった。21分にマフムート・ダフートのヘディングで追いついたBVBは、ハーフタイム前にさらに2点を追加。途中で方向が変わって決まったロイスのフリーキックと、ビツェルの一撃により、3-1と逆転して試合を折り返す。後半アディショナルタイムにはロイスがカウンターを締めくくり、ダメ押しの4点目をマーク。BVBは開幕戦を終えていきなりトップに躍り出た。しかし勢いは続かず、第2節でハノーファー96にスコアレスドロー。またしても多くの決定機をつくったものの、ロイスもマキシミリアン・フィリップもシュートを枠に阻まれた。

 

 

 

ピッチ外では、ボルシア・ドルトムントGmbH & Co. KGaA(有限株式合資会社)は、2017-18会計年度(2017年7月1日から2018年6月30日)で過去最高となる5億3600万ユーロ(約690億円)の売上高を記録した。これに大きく貢献したのが移籍による収入。クラブは選手放出により、前年度の7730万ユーロ(約100億円)より1億4540万ユーロ(約190億円)も多い2億2270万ユーロ(約290億円)を得た。

 

 

BVBレジェンドチームも3万人の観客の前でお披露目され、リバプールのオールスターチームに3-2と勝利。ゴールを決めたのはステファヌ・シャプイサ、ムラデン・ペトリッチ、マルシオ・アモローゾだった。しかし8月末には、この往年のストライカーたちの活躍もかすむような大型移籍が実現。得点力のあるパコ・アルカセルがFCバルセロナから加入した。契約は期限付きだが、BVBは4年間契約を結べるオプションにも合意している。

 

文:ボリス・ルパート

 

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