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2017.2.20

5連戦へ弾み、持続性がカギ

5連戦へ弾み、持続性がカギ

ブンデスリーガ第11節以来、久々に3位まで順位を上げてきたボルシア・ドルトムント。ここ数週間はライバルたちの取りこぼしに乗じることができていなかったが、18日には理想的とはいえない状況のスタジアムでホーム無敗記録を更新し、ようやくそのチャンスを生かした。

 

BVBはブンデスリーガのホームゲームで31試合無敗とし、毎週クラブ記録を更新し続けている。これはドイツ1部リーグの歴史で7チームしか成し遂げていない大記録だ。この日のジグナル・イドゥナ・パルクは南スタンドが史上初めて閉鎖されたにもかかわらず、いつもと変わらぬブラック&イエローの要塞であり続けた。「不思議な感覚だったが、それでも雰囲気はよかった」。そう振り返ったトーマス・トゥヘル監督の選手たちは、その奇妙な雰囲気にうまく対応する適応力を発揮。主将のマルセル・シュメルツァーは「次のホームゲームでは、すべてのスタンドがファンで埋め尽くされることを願っているよ」と語った。「もちろん今日とはまったく違うだろうね」と付け加えたのはウカシュ・ピシュチェクだ。ただしこのポーランド代表DFは、ダルムシュタットリスボンで連敗したチームが「立ち直ったこと」が最も大切だと続けた。

 

 

「持続性が必要」

 

ここ数試合とは違い、BVBは再三つくったチャンスからようやく複数のゴールを奪った。選手たちもサポーターも、タイムアップの笛が鳴るまで落ち着いて試合を見ていられたのは久しぶりのこと。ウスマヌ・デンベレが3点目を追加した59分以降は、プレーを楽しむ余裕さえあった。「ようやく早い時間帯に勝負をつけることができたからね」と分析したトゥヘル監督は、直近の2試合を落としていたとはいえ、このところチームが一定の持続性を持ってプレーできていると指摘。「チャンピオンズリーグとDFBポカールでのパフォーマンスを含め、我々にはこうした持続性が必要なんだ」と話した。

 

そのトゥヘル監督に名指しで称賛されたウカシュ・ピシュチェクは、BVBの2点目を決めるだけでなく、2ゴールをアシストするなど「マン・オブ・ザ・マッチ」の働きを披露した。今シーズンのブンデスリーガでは通算5ゴールとし、DFとして最も得点が多い31歳は、同時にシーズン自己ベストも更新している。「彼が絶好調で、コンスタントに活躍してくれていることは私も本当に嬉しい」とトゥヘル監督。「彼はBVBの良さ、BVBが象徴するものを体現してくれている」

 

 

重要な5連戦

 

順位表を見てみると、BVBは今シーズンのノルマとする3位にようやく戻ってきた。今後はこのラインに踏みとどまれるかどうかが焦点となるが、それも決して簡単なことではない。「うちはもっとできるチームだ」とトゥヘル監督は語った。それを証明する次のチャンスは、敵地で来週土曜に行われるSCフライブルク戦だ。BVBはこの試合を皮切りに、重要な「5連戦」に突入する。

 

BVBは今後2週間にブンデスリーガで3試合(フライブルク、レバークーゼン、ヘルタBSC)を行うほか、敵地ロッテでのDFBポカール準々決勝、そしてホームにSLベンフィカを迎えるUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦が控えている。選手たちは早くもこの5連戦に向けて気持ちを高めているが、幸いにもフライブルク戦まで1週間すべてを準備に宛てることが可能だ。「次の1週間でエネルギーを補給し、フレッシュな状態でまた連戦に挑めるようにしたい」とトゥヘル監督は締めくくった。

 

文:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

 

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