ニュース

2019.2.10

3-3:追い上げ許しホッフェンハイムとドロー

3-3:追い上げ許しホッフェンハイムとドロー

 ボルシア・ドルトムントがホームにTSG1899ホッフェンハイムを迎えたブンデスリーガ第21節は白熱の展開となったが、両者譲らず3-3(前半2-0)の引き分けに終わった。しかし、BVBは依然として首位の座を守っている。

 

レポート:ボリス・ルパート

 

7万9865人のBVBサポーターを含む8万1365人の大観衆で膨れ上がったジグナル・イドゥナ・パルクで、ブラック&イエローはジェイドン・サンチョ(32分)とマリオ・ゲッツェ(43分)のゴールで前半に2点を先行。試合の流れは後半に一変したものの、好セーブを連発したロマン・ビュルキが失点を許さず、66分にはラファエウ・ゲレイロがスコアを3-0とした。しかし、終盤にベルフォディル(75、85分)とカデジャーベク(83分)のゴールで3点を連取され、最終的には勝ち点1を分け合う結果となってしまった。

 

戦前の状況:
首位を走るBVBは、ブンデスリーガの直近4試合で3勝をマーク。対するホッフェンハイムも、リーグ戦のここ13試合でわずか1敗と好調を維持していた。それでも直接対決の成績ではBVBが上回り、ホッフェンハイムとの最近12試合では1敗しかしていなかった。

 

チーム情報:
この日のBVBは、負傷のマルコ・ロイスと出場停止のトーマス・ディレイニー(累積警告5枚)、回復途中のマヌエル・アカンジらが欠場。さらにルシアン・ファブレ監督を病気で欠いていた(ランチタイムのミーティングのみ参加)が、ビュルキやマルビン・ヒッツ、マルセル・シュメルツァー、ウカシュ・ピシュチェク、そしてサンチョが戦列に戻ってきた。BVBコーチ陣はSVベルダー・ブレーメンに敗れた5日のDFBポカールから先発5人を変更し、エリック・エルシュレーゲル、エメル・トプラク、ディレイニー、クリスティアン・プリシッチ、パコ・アルカセルに代えてビュルキ、ピシュチェク、マフムート・ダフート、サンチョ、マキシミリアン・フィリップを起用。ディレイニーとダフートを入れ替えた以外は、ウインターブレーク明け初戦のRBライプツィヒ戦(1-0の勝利)と同じ顔ぶれがスタメンに並んだ。

 

戦術:
ホッフェンハイムは5-3-2の陣形を採り、攻撃時には両サイドバックが押し上げる形に。一方、ホームのBVBはいつもと同じ4-2-3-1を採用し、中盤の底にダフートとビツェルが入った。ロイスに代わって攻撃的ミッドフィルダーを務めたのはフィリップ。最終ラインの中央では再びアブドゥ・ディアロとユリアン・バイグルがコンビを組んだ。

 

試合の展開と分析:
日差しと雨、そして気まぐれな風という4月を思わせるコンディションとなったジグナル・イドゥナ・パルクでは、両チームとも立ち上がりから慎重なプレーに終始。試合を押し気味に進めたのはBVBだったが、序盤はホッフェンハイムのコンパクトな守備に苦しめられ、なかなかペナルティーエリア内に入っていくことができなかった。フィリップが20メートルの距離からゴールを脅かしたのは、20分を迎えようかという頃だった。

 

 

実際、11分にはBVBが先制かと思われた場面もあり、ポシュのクリアがサンチョに当たってネットを揺らしていた。しかし、フリッツ主審はVAR(ビデオアシスタントレフェリー)と協議の末、オフサイドポジションから戻ろうとしたゲッツェがポシュのプレーを妨げており、これをプレーに関与していたと判断。このゴールを取り消していた。

 

サンチョはピッチ上で最も活発に動き、最もファウルを受けていたが、それでも止まらなかった。32分、ピシュチェクとのワンツーからペナルティーエリア内に抜け出し、狙い澄ましたフィニッシュを相手ディフェンダーの股間に通すと、GKバウマンはこれに反応できずボールはファーポストの内側に吸い込まれた。今度は幻ではなく、正真正銘の先制点となった。

 

前半終了前、BVBのリードは2点に広がる。43分、ハキミが自陣エリア内で胸を使ってインターセプトし、カウンターを開始。ゲレイロ、サンチョを経由したボールを受けたビツェルが左サイドのダフートへラストパス。シュートはバウマンに阻まれたものの、リバウンドをゲッツェが押し込み2-0とした。

 

 

3点のリードを守り切れず

 

後半に入ると、ホッフェンハイムが1点を返そうと攻勢に出る。シュルツ(52分)、ガイガー(69分)のシュートはゴール枠をわずかに外れ、ジョエリントン(56分)とベルフォディル(61分)の一撃はビュルキが好セーブで止めた。ホームチームは前半の主導権を失ったものの、流れに逆らってリードをさらに広げる。66分、ゲッツェとサンチョの連係から最後はゲレイロが決め、スコアを3-0とした。72分には途中出場のアルカセルに追加点のチャンスが訪れ、75分にはサンチョがゴールを襲ったが、シュートは惜しくもゴール枠に阻まれた。

 

すると直後、ベルフォディルが1点を返す。その8分後にはカデジャーベクがシュルツのクロスを頭で押し込み、1点差に。目まぐるしい展開が続くなか、84分にはアルカセルが狙うも、コーナーに逃れられる。87分、フリーキックを獲得したホッフェンハイムはガイガーの蹴ったボールにベルフォディルが頭で合わせ、ついに同点とした。追いつかれたBVBは90分にディアロがヘディングシュート。決勝点かと思われたが、惜しくもゴールの横へ流れ、最終的に勝ち点を分け合う形となった。

 

試合を時系列でチェックするにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

今後の日程:
BVBは水曜日にロンドンでトッテナム・ホットスパーズとのUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16第1戦に臨む(日本時間14日午前5時キックオフ)。

 

メンバー&ゴール
ブンデスリーガ第21節
ボルシア・ドルトムント 3-3(前半2-0)

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、バイグル、ディアロ、ハキム;ビツェル、ダフート;サンチョ、フィリップ(71分 アルカセル)、ゲレイロ(ボルフ 90+2分);ゲッツェ(83分 トプラク)

 
TSGホッフェンハイム:バウマン;ビチャクチッチ、ポシュ、ヒュブナー;カデジャーベク、グリリッチュ、シュルツ;ビッテンコート(70分 ネルソン)、デミルバイ(46分 ガイガー);ジョエリントン、クラマリッチ(46分 ベルフォディル)

 
控え:ヒッツ、プリシッチ、シュメルツァー、ブルーン・ラーセン(BVB);シュトルツ、アミリ、ブレネット、サライ(ホッフェンハイム)

 
ゴール:サンチョ(32分 ピシュチェク)、ゲッツェ(43分 ダフート)、ゲレイロ(66分 ゲッツェ)、ベルフォディル(75分 カデジャーベク)、カデジャーベク(83分 シュルツ)、ベルフォディル(87分、ガイガーのFK)

 
CK数:7-8(前半2-3)  チャンス数:9-8(前半4-0)
主審:フリッツ(コルプ)  警告:グリリッチュ、デミルバイ、ガイガー(ホッフェンハイム)
観客数:8万1365人(満員)  天候:晴れ、曇り、雨、強風、気温9度

border
ニュース一覧に戻る

最新ニュース

エイチ・アイ・エスがリージョナルパートナー契約を更新

2019.8.19

エイチ・アイ・エスがリージョナルパートナー契約を更新

2019年ドイツ・スーパーカップチャンピオンのボルシア・ドルトムント(BVB)は、株式会社エイチ・アイ・エスとのリージョナルパートナー契約を今シーズンも更新することで合意した 続きを読む>>

ポカール2回戦はホームでメンヘングラットバッハと

2019.8.19

ポカール2回戦はホームでメンヘングラットバッハと

18日の夕方、ドルトムントのドイツ・サッカーミュージアムでDFBポカール2回戦の組み合わせ抽選会が行われ、ボルシア・ドルトムントはボルシア・メンヘングラットバッハとの対戦が決 続きを読む>>

リーグ初戦として史上最高の勝利!

2019.8.18

リーグ初戦として史上最高の勝利!

ボルシア・ドルトムントは開始のわずか31秒後に先制されながらも、その後は一方的に攻めてFCアウクスブルクに快勝。シュート数で24対5、ボール支配率で72%、コーナーキック数で 続きを読む>>