ニュース

2016.1.24

3-1:難敵破り白星で再スタート

3-1:難敵破り白星で再スタート

ボルシア・ドルトムントがボルシア・メンヘングラットバッハとのアウェー戦を3-1で制し、2015-16シーズンの後半戦を白星でスタート。ブンデスリーガで2位の座を固めた。

 

レポート:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

5万4010人の観客に埋め尽くされたボルシア・パルクで、両チームは攻撃的に戦い、見応えのある試合を披露した。BVBはロイスのゴール(41分)で1点をリードして試合を折り返すと、後半開始から間もなくしてムヒタリアンがフリーで追加点(50分)を決めた。その後ラファエウに1点(58分)を返されたものの、ギュンドアン(75分))が再び2点差とし、勝負に決着をつけた。

 

全試合映像はBVB total!で視聴可能

 

戦前の状況:
2位のBVBが4位のグラットバッハとアウェーで対戦。34日間のウインターブレーク明けの上位対決となった。過去の対戦成績はBVBの30勝28分け29敗。第1節で4-0と快勝したことで勝ち越した。ただし、敵地では2009年を最後に勝てていなかった。

 

チーム情報:
シャヒンとシュメルツァーに加え、トーマス・トゥヘル監督はベンダー(腱)も起用できなかった。左SBではシュメルツァーの代役としてパクが先発。中盤のセンターではカストロがギュンドアンと共にプレーした。ひざの手術を受けたドゥルムは、2015年5月30日のDFBポカール決勝以来となるベンチ入りを果たした。一方、グラットバッハのシューベルト監督は主力を多数欠いた。ドミンゲス(背中の手術)、ハーン(脛骨プラトー骨折)、ヤンチュケ、ヘルマン、シュルツ(いずれも十字靭帯)、そして主将のジャカ(出場停止)がプレーできなかった。

 

ドゥルムは8カ月ぶりに復帰

 

戦術:
BVBはフレキシブルな4-1-4-1を採用。両SBのパクとピシュチェクが絶えず中盤に加わり、数的優位をつくろうとした。ロイス(右)とムヒタリアン(左)は両翼を支配。センターではカストロが主に攻撃、ギュンドアンが主に守備の役割を担った。グラットバッハはクラシックな4-4-2とし、常にラインを高く保った。その背後にできたスペースを、BVBはカウンターで利用した。

 

試合の展開と分析:
両チームとも立ち上がりから攻撃的なサッカーを披露。ボール支配率ではBVBが若干上回ったが、タックル勝率ではグラットバッハにやや分があった。BVBには10分までに2つのビッグチャンスが訪れるも、ギュンドアン(2分)とオーバメヤン(9分)はいずれも生かせなかった。一方、グラットバッハはこの試合最初のCKにクリステンセンがフリーで合わせたものの、ヘディングシュートはクロスバーをわずかに越えた(6分)。

 

ホームチームは再び先制のチャンスを迎えたが、ベントの15メートルのシュートはゴールの横へ。すると26分、オーバメヤンに好機が訪れるも、ゴールを飛び出したGKゾマーに阻まれた。

 

ゾマーがオーバメヤンの足元に飛び込む

 

ロイスが均衡を破る

 

BVBは前半の残りの時間で優位に立ち、グラットバッハの最終ラインを再三突破する。ギュンドアンが放った20メートルのミドルシュートはゴール枠を直撃(33分)。続いてオーバメヤン(36分)とロイス(39分)が狙うも、チャンスを生かせない。それでも前半終了前、アウェーチームはついに均衡を破る。ギュンドアンが中盤から絶妙なタイミングでパスを出すと、ロイスが抜け出して正確なフィニッシュをファーサイドのゴール下隅に決めた(41分)。その直後にゾマーのミスからカストロにチャンスが訪れ(42分)、ムヒタリアンも至近距離から狙ったが(42分)、リードを広げることはできなかった。

 

ロイスがゴール下隅にフィニッシュを流し込む

 

追いつきたいグラットバッハは後半から攻勢を強めたが、トラオレのシュートはビュルキが阻止(48分)。ホームチームの積極的なアプローチはBVBにスペースを与える結果となり、ロイスとムヒタリアンが生かされることになった。BVBは右サイドからカウンターを繰り出すと、中央へ切れ込んだロイスからムヒタリアンにパス。このアルメニア代表MFがファーポスト際にシュートを決め、スコアを2-0とした!

 

それでもグラットバッハは攻撃の手を緩めず、わずか8分後には1点を返す。ラファエウがBVBのクリアミスを拾うと、11メートルの距離からゴール右下隅にシュートを突き刺した。その後は攻守が激しく入れ替わる展開となり、まずは角度のない位置からオーバメヤンがシュートを外す。続いてグラットバッハのカウンターからトラオレが狙うも、これはフンメルスが立ちはだかった(60分)。さらに、至近距離からの一撃をクリステンセンに阻まれた(62分)オーバメヤンは、ゾマーと1対1になる決定機を決めることができなかった(72分)。

 

ギュンドアンがダメ押しゴール

 

間延びするようになったグラットバッハは、その2分後にもBVBのカウンターを受ける。今度はソクラティスが起点となり、ボールを受けたムヒタリアンがセンタリング。これをボレーで合わせたギュンドアンがゴール前6メートルの位置から3点目を決めた(75分)。しかもBVBには、70分から途中出場したエリック・ドゥルムが8カ月ぶりに戦列へ復帰するという朗報もあった。一方、再び2点差とされたグラットバッハは勢いが衰え、昨年12月にBVBから加入したヨナス・ホフマン(83分)のほか、シュティンドルが終了間際に迎えたチャンスを生かせなかった。

 

全試合映像はBVB total!で視聴可能

 

出場メンバー&ゴール:
2016年1月23日 ブンデスリーガ第18節
ボルシア・メンヘングラットバッハ 1-3(前半0-1) ボルシア・ドルトムント

 

ボルシア・メンヘングラットバッハ:ゾマー;コルプ(90+2分 ドルミッチ)、クリステンセン、エルベディ(80分 ヒンターエッガー)、ベント;トラオレ、ノルトバイト、ダフート(80分 ホフマン)、ジョンソン;ラファエウ、シュティンドル
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、ソクラティス、フンメルス、パク;バイグル;ギュンドアン、カストロ(70分 ギンター);ロイス(70分 ドゥルム)、オーバメヤン(76分 ラモス)、ムヒタリアン
ベンチ:ジッペル、シュルツ、フルゴタ、シュトランツル(ボルシアMG)、バイデンフェラー、スボティッチ、プリシッチ、香川(BVB)
ゴール:ロイス(41分 ギュンドアン)、ムヒタリアン(50分 ロイス)、ラファエウ(58分 シュティンドル)、ギュンドアン(75分 ムヒタリアン)
CK:3-1(前半2-0) 好機:6-9(前半2-6)
主審:ブリヒ(ミュンヘン) 警告:エルベディ(ボルシアMG)、バイグル(BVB)
観客:5万4011人(満員) 天気:曇り、気温8度

 

今後の日程:
BVBの次戦は日曜日。1FCウニオン・ベルリンの創設50周年を記念する親善試合にベルリンのシュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライで臨む(日本時間25日午前1時キックオフ)。ブンデスリーガの次戦は来週土曜日に行われ、FCインゴルシュタットをジグナル・イドゥナ・パルクに迎える(同30日23時30分キックオフ)。

border
ニュース一覧に戻る

最新ニュース

アウクスブルク戦の予想スタメン

2019.8.16

アウクスブルク戦の予想スタメン

ボルシア・ドルトムントは17日、ブンデスリーガ第1節でFCアウクスブルクを本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクに迎える(日本時間22時30分キックオフ)。両チームの予想先発メンバ 続きを読む>>

コムディレクトが新バンキングパートナーに

2019.8.16

コムディレクトが新バンキングパートナーに

2019-20シーズンのブンデスリーガ開幕に先立ち、ボルシア・ドルトムントはドイツのオンラインバンク、コムディレクト銀行とバンキングパートナー契約を結んだ。長期に及ぶ両者の協 続きを読む>>

「簡単な相手などいない!」

2019.8.16

「簡単な相手などいない!」

ブンデスリーガがいよいよ開幕 ―― 新シーズン初戦を控えるボルシア・ドルトムントに朗報が届き、マテウ・モレイとラファエウ・ゲレイロを除くファーストチームの全選手がプレー可能な 続きを読む>>