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2015.11.1

3-1:ロイス2発、敵地ブレーメンで勝利

3-1:ロイス2発、敵地ブレーメンで勝利

代表戦での中断後から5戦5勝!ボルシア・ドルトムントは大量ゴールが生まれた先週の2試合に続き、ブンデスリーガ第11節でSVベルダー・ブレーメンに敵地で勝利。終始相手を圧倒したBVBが、3-1(前半2-1)で難なく勝ち点3を確保した。

 

4万2100人の観客で完売となったべーゼルシュタディオンで、両チームは前半から献身的なパフォーマンスを披露。わずかに内容で上回っていたBVBが、9分にマルコ・ロイスのゴールで先制する。32分にはウジャーに振り出しに戻されたものの、前半終了間際の44分にヘンリク・ムヒタリアンが再びチームにリードをもたらす。後半はBVBが完全に試合を支配。ほとんど相手ゴールを脅かせなかったブレーメンに対し、アウェーのBVBは72分にロイスのこの日2点目も決まり、最終スコアを3-1とした。

 

レポート:フェリックス・ウルリッヒ

 

戦前の状況:
前日の試合で首位バイエルン・ミュンヘンが0-0の引き分けに終わっていたため、BVBは勝てばその差を縮められるチャンスだった。べーゼルシュタディオンでの試合がスコアレスドローに終わる可能性は低く、過去47回の対戦では必ずゴールが生まれていた。直近の8試合はBVBが7勝。合計20ゴール(1試合平均2.5ゴール)を記録していた。

 

2点目を決めたムヒタリアンとアシストのフンメルス

 

チーム情報:
BVBはエリック・ドゥルム(ひざの手術)、ヌリ・シャヒン(個別調整中)、そしてモリッツ・ライトナー(出場停止処分)が欠場。DFBポカールのパーダーボルン戦で先発から外れていたピエール=エメリク・オーバメヤンとマルコ・ロイスがメンバーに復帰した一方、マルセル・シュメルツァーには休養が与えられ、代わりにパク・チュホがスタメンに入った。対するブレーメンはボルフ、ツァンダー、フォン・ハーケ、ユルドゥルム、ヨハンソン、サンティアゴ・ガルシアを欠いてこの試合に臨んだ。

 

戦術:
BVBはいつもの4-3-3のフォーメーションを採用し、4バックの前にユリアン・バイグルが入り、両サイドのイルカイ・ギュンドアンと香川真司が中盤から攻撃を後押し。ロイスは引き続き前線の左サイドを務めた。ブレーメンは4-1-4-1の布陣で、ロイスが中に切れ込んだときには右SBゲブレ・セラシエがこれを追い、右ウインガーのバルテルスが下がって5人目のディフェンダーとなった。

 

試合の展開と分析:
ブラック&イエローは立ち上がりから攻勢に出ていき、これが早い時間帯に実を結ぶ。まずギュンドアンが中盤からブレーメンの守備陣を串刺しにする完璧なパスを通す。これを受けたムヒタリアンが右から中央にクロスを入れると、ボールはGKビートバルトの脚に当たってロイスのもとへ。ロイスはゴール前7メートルからシュートをネットに突き刺した(9分)。

 

序盤の攻防を制していたBVBにとっては、まさに理想的なスタート。27分にはムヒタリアンがまたしてもギュンドアンのパスから2点目に迫ったが、これは角度がなく、ビートバルトを破れない。ブレーメンはなんとか持ちこたえていたものの、BVBのゴールを脅かすことはできない。しかしこの流れは32分に一転する。右サイドからペナルティーエリア内に入ってきたユヌゾビッチが中央のグリリッチュにパス。最初のシュートはギンターがゴールライン上で止めたものの、こぼれ球を至近距離からウジャーに押し込まれた。

 

絶好機を3回逃したオーバメヤン

 

直後の35分にはユヌゾビッチが逆転の絶好機を得たが決め切れない。反対側のゴール前では、パクの強烈な一撃をゲブレ・セラシエが体に当てて阻止(40分)。すると44分、マッツ・フンメルスが左サイドで攻撃に参加し、右足のアウトサイドでファーに見事なクロスを送る。これにムヒタリアンがダイビングヘッドで合わせ、スコアを2-1とした。ムヒタリアンのマークにつくはずだったシュテルンベルクは、完全に意表を突かれた。BVBはこの時点でボール支配率66パーセントを記録していたため、リードして前半を折り返したのも自然な流れだった。

 

BVBの全試合映像はBVB total!で視聴可能

 

アウェーのBVBは後半も前半同様、勢いよく試合をスタート。48分にはフンメルスの巧みなビルドアップからオーバメヤンが狙うも、ここはビートバルトに阻止される。オーバメヤンはその3分後にもムヒタリアンの絶妙なパスから決定機を迎えたが、至近距離からシュートはクロスバーの上。試合が進むにつれペースを上げていったBVBに対し、ホームのブレーメンはロマン・ビュルキの守るゴールを攻略することができない。

 

71分にはオーバメヤンがビートバルトを破ったものの、ゴールライン手前でゲブレ・セラシエのブロックに遭う。だがその1分後、BVBは勝ち点3を確実なものとすることに成功。またしてもムヒタリアンが絡み、中央右のゴール前11メートルにいたロイスへのパスでゴールをアシストした。その後はBVBがこのリードを守るべく賢くプレー。終盤にトビアス・ベルツ主審が筋肉を痛めて副審と交代するアクシデントはあったものの(第4審判が代理で副審を務めた)、スコアはそれ以上動かなかった。

 

出場メンバー&ゴール
2015年10月31日 ブンデスリーガ第11節
ベルダー・ブレーメン 1-3(前半1-2) ボルシア・ドルトムント

 

ベルダー・ブレーメン:ビートバルト;ゲブレ・サラシエ、ガルベス、ベステルゴーア、シュテルンベルク;バルクフレーデ;バルテルス(83分 ピサーロ)、フリッツ(83分 フレーデ)、ユヌゾビッチ、グリリッチュ(77分 ローレンツェン);ウジャー
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ギンター、ソクラティス、フンメルス、パク(75分 シュメルツァー);バイグル;ムヒタリアン、ギュンドアン(85分 ピシュチェク)、香川、ロイス(77分 カストロ);オーバメヤン
ベンチ:ツェッテラー、ルキミヤ、エズトゥナリ、U・ガルシア(ブレーメン)、バイデンフェラー、ベンダー、ラモス、ヤヌザイ
ゴール:ロイス(9分 ムヒタリアン)、ウジャー(32分 グリリッチュ)、ムヒタリアン(44分 フンメルス)、ロイス(72分 ムヒタリアン)
CK:1-9(前半1-5) 好機:3-7(前半3-3)
主審:ベルツ(ビースバーデン) 警告:シュテルンベルク、フリッツ、ガルベス(ブレーメン)
観客数:42100人(完売) 天候:晴れ、気温13度

 

今後の日程:
次は8日夜にUEFAヨーロッパリーグのグループステージでガバラFKとホームで対戦(日本時間9日3時キックオフ)。その3日後にはシャルケとのルールダービーに挑む(日本時間8日23時30分キックオフ)。

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