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2018.12.26

3月:国内戦は好調キープ、欧州では敗退

3月:国内戦は好調キープ、欧州では敗退

「我々は8位からスタートして現在2位。しかし月曜の試合で勝ち点2を取りこぼしてしまったので大満足というわけではない」。ペーター・シュテーガー監督は1-1の引き分けに終わった2月末のアウクスブルク戦を振り返ってそう話した。「後続を引き離すチャンスだったが、それができなかった。今回は我々を追っているチームとの直接対決。だがうちには、そういう状況に対応できる力が十分にある」

 

ブラック&イエローは氷点下のザクセン州に乗り込み、すぐ後ろにつけていたライプツィヒと顔を合わせた。緊迫感と激しさが同居した試合は、オーギュスタンのゴールでホームチームが30分に先制。しかし好調のBVBもすぐに反撃し、マルコ・ロイスが決めて38分に勝負を振り出しに戻す。アウェーチームはその後も試合を支配したものの、残念ながら追加点が奪えず、引き分けのまま試合は終了した。

 

次の週のブンデスリーガでも、BVBはアイントラハト・フランクフルトと壮絶な戦いを繰り広げることとなった。ブラック&イエローはフランクフルトのルスのオウンゴールで序盤にリード。ルスが決めてくれなくてもロイスが待ち構えていたため、いずれにしても先制点はBVBにもたらされていただろう。興味深い戦いとなった前半、BVBはさらに4つの決定機をつくったがいずれも決めきれず、後半に入ると徐々にプレッシャーが増していく。そして75分、ヨビッチに決められ、ついに追いつかれる。その75秒後にミシー・バチュアイのゴールでリードを取り戻したBVBだったが、91分に再びフランクフルトに同点ゴールを許す。しかしこれでドラマは終わらなかった。期限付きで加入していたバチュアイが終了間際のアディショナルタイム4分にネットを揺らし、ジグナル・イドゥナ・パルクを歓喜に導いた。

 

 

このように国内戦では好調だったが、その勢いをヨーロッパリーグに持ち込むことはできなかった。BVBはラウンド16で最終的に準決勝まで勝ち進むザルツブルクと対戦。ドルトムントでの第1戦はオーストリア勢が2-1とまさかの勝利。第2戦は前半にロマン・ビュルキが何度かチームを救って逆転の可能性を残したが、アレクサンデル・イサク(70、73分)、マキシミリアン・フィリップ(72分)が決定機を生かせず、結局スコアレスで大会敗退となった。試合後、ハンス・ヨアヒム・バツケCEOは容赦なく言い放った。「今シーズンの欧州カップ戦は全然ダメだった。チャンピオンズリーグでもヨーロッパリーグでもだ!」

 

 

一方、ブンデスリーガでは調子を維持し、バチュアイの1点でハノーファーも下して8日間でホーム2勝をマーク。しかしながらそのままハッピーエンドとはならず、3月最終日、BVBはバイエルン・ミュンヘンに敵地で0-6と大敗を喫した。スポーツディレクターのミヒャエル・ツォルクは、「我々は戦わずして屈した」と冷静に分析している。

 

ただ3月はうれしいニュースもあった。ロイスが2023年夏までとなる新しい契約にサインしたのだ。「ドルトムントは僕の家、BVBは僕のクラブだ」とロイスは話した。さらにツォルク自身もクラブとの契約を2021年まで延長。「過去10年のスポーツ面における成功は、ミヒャエル・ツォルクと深く結びついている。ツォルクは能力、忠誠心、帰属意識という点で手本となっている」とバツケCEOはコメントしている。

 

 

3月はその他、世界最速の男ウサイン・ボルトが長年の夢をかなえ、BVBのトップチームの練習に参加するというニュースもあった。

 

 

文:ボリス・ルパート

 

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