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2019.10.31

2-1:ブラントが2ゴール、逆転で16強進出

2-1:ブラントが2ゴール、逆転で16強進出

ボルシア・ドルトムントはDFBポカール2回戦でVfLボルシア・メンヘングラットバッハと対戦し、ユリアン・ブラントの2ゴールによりホームで2-1の逆転勝利を収めた。両チームの先発メンバーや得点者は以下の通り。

 

ボルシア・ドルトムントは約8万人の大観衆が見守る中、DFBポカール2回戦でVfLボルシア・メンヘングラットバッハに2-1(前半0-0)の逆転勝利を収め、辛くもラウンド16へ勝ち進んだ

 

レポート:ボリス・ルパート

 

レビアダービーが行われた26日から20度近くも気温が下がったこの日は、終盤に入ってから試合がヒートアップ。前半はボルシアMGがやや優勢だったかもしれないが、29分にトルガン・アザールがクロスバー直撃のシュートを放つなど、よりゴールに近かったのはBVBだった。ブラック&イエローは71分にテュラムの先制ゴールを許すも、その後にユリアン・ブラントが2点を連取し、試合をひっくり返した。

 

戦前の状況:
両チームの対戦は121回目だったが、DFBポカールでの顔合わせはこれが3度目。過去2回はボルシアMGがホームで2勝を挙げていた。しかし、BVBはボルシアMGに9連勝中と相性が良く、11日前のブンデスリーガでも1-0と競り勝っていた

 

 

チーム情報:
BVBはマルコ・ロイス(筋肉系)とマッツ・フンメルス(胃腸感染症)、ロマン・ビュルキ(風邪)、マルセル・シュメルツァー(調整中)らが欠場。しかしパコ・アルカセルが戦列に復帰し、サブとはいえ10月に入ってから初めてメンバー入りを果たした。一方、FCシャルケ04戦で手と腕を負傷したマリオ・ゲッツェも、アルカセルと共にベンチスタート。先発はレビアダービーから計6人、守備陣と攻撃陣で3人ずつが入れ替わり、前者はフンメルス、ラファエウ・ゲレイロ、トーマス・ディレイニーに代えてマヌエル・アカンジ、ダン=アクセル・ザガドゥ、ニコ・シュルツ、後者はロイス、ハキミ、ゲッツェに代えてブラント、アザール、ヤコブ・ブルーン・ラーセンが起用された。11日前の対戦時から両チームの先発を比較すると、合わせて10人(それぞれ5人)の新しい名前がメンバー表に記入されていた。

 

戦術:
BVBのシステムは4-2-3-1。バイグルは最終ラインではなく中盤の底に入り、アクセル・ビツェルとコンビを形成。1トップにはブルーン・ラーセンが起用され、ブラントはロイスに代わって背番号10の役割を務めた。一方、ボルシアMGは11日前の試合とは違う3バックを採用。最もスピードがあるザカリアを最終ラインの中央に配し、その前列にベーネスを置く3-3-2-2の陣形でBVBに対抗した。

 

 

試合の展開と分析:
メンヘングラットバッハはリーグで対戦したときとは全く違うアプローチを取り、センターフォワード2人(テュラムとシュティンドル)と攻撃的ミッドフィルダー2人(ノイハウスとホフマン)の4選手を前線に置いて非常に高い位置からプレッシング。立ち上がりから攻撃を組み立て、BVBを悩ませた。30分にはその作戦が功を奏し、ペナルティーエリア内でヒッツからボールを奪ったホフマンがゴールに迫る。しかしBVBの守護神はすぐにミスを挽回した。その8分後、BVBは守備のもつれから再びピンチを招く。テュラムがゴールエリア端でライナーのクロスに追いついたが、ここもヒッツが見事なセービングでシュートをブロックしてみせた。

 

 

ホームのBVBは相手のプレッシングをかいくぐるのに時間がかかり、プレーにも正確性を欠いていたが、それでも前半何度か惜しいシーンをつくった。まず29分、アザールが20メートルの強烈なミドルでクロスバーを強襲。その4分後、今度はサンチョがブルーン・ラーセンとのワンツーから抜け出したが、16メートル手前からの一撃は相手に当たって枠を外れた。

 

後半に入ると、ブラック&イエローはより目的を持ったプレーを見せ始める。プレッシングもバイグルの指揮により、はるかに一体感が生まれていった。突然ビルドアップに手こずり始めたのはグラットバッハのほうで、攻めるBVBに対してボールを前に蹴り出すばかりとなった。バイグル、サンチョ、ビツェルのシュートはいずれも相手ゴールを脅かすまでにはいかなかったが、それでもBVBは、後半最初の10分間で前半と同じシュート数をたたき出した。

 

攻めあぐねていたグラットバッハだったが、71分になってスローインからベントが左サイドでスペースを得て、ピンポイントのクロスをゴール前に入れる。これにテュラムが頭で合わせ、ついにリードを奪った。しかしBVBはすぐに反撃。左サイドを駆け上がったブラントがサンチョにパス。至近距離からのシュートはゾマーの脚に阻まれたものの、これで終わりではなかった。右のタッチライン手前でボールに追いついたビツェルが、これを一旦、ピシュチェクに戻す。ピシュチェクのパスを受けたブラントが、ツータッチしてシュート。ボールはグラットバッハの選手2人に当たって微妙に方向を変えながらネットに収まった。残り13分、スコアは1-1。ブラントはその3分後にもゴールを追加。まず途中出場のゲッツェにパスをつなぐと、続くアザールのクロスに逆サイドで合わせ、ヘディングで決勝点を奪った(80分)。

 

92分にはサンチョがスコアを3-1とする好機を得たが、これは決まらず。その2分後にテュラムがつくったグラットバッハ最後のチャンスは、ヒッツが阻止した。

 

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出場メンバー&ゴール

 

DFBポカール2回戦
ボルシア・ドルトムント 2-1(前半0-0)VfLボルシア・メンヘングラットバッハ

 

ボルシア・ドルトムント:ヒッツ;ピシュチェク、アカンジ、ザガドゥ、シュルツ(ゲッツェ 77分);ビツェル、バイグル;サンチョ、ブラント、アザール;ブルーン・ラーセン(ハキミ 63分)
VfLボルシア・メンヘングラットバッハ:ゾマー;バイヤー、ザカリア、エルベディ;ライナー、ベーネス(ヘアマン 82分)、ベンセバイニ(ベント 30分);ホフマン(マクリディス 87分)、ノイハウス;シュティンドル、テュラム
ベンチ:エルシュレーゲル、ディレイニー、ダフート、アルカセル、ゲレイロ、バレルディ、モレイ(BVB);グリュン、シュトローブル、トラオレ、ギンター、ノス、ポウルセン
ゴール:テュラム(ベント 71分)、ブラント(ピシュチェク 77分)、ブラント(アザール 80分)
好機:6-4(前半2-2)、CK:7-6(前半4-1)
主審:コルトゥス(レーテンバッハ・アン・デア・ペグニッツ)、警告:シュルツ(BVB);ザカリア、ノイハウス(ボルシアMG)
観客数:7万9800人、天候:乾燥、気温2度

 

今後の日程:
土曜日のブンデスリーガ次節では、ホームにVfLボルフスブルクを迎える(日本時間23時30分キックオフ)。

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