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2014.8.14

2-0:バイエルン破りスーパーカップ連覇

2-0:バイエルン破りスーパーカップ連覇

 ボルシア・ドルトムントがシーズン最初のタイトルを獲得!ジグナル・イドゥナ・パルクに集まった8万667人の満員の観客が見守るなか、ムヒタリアンとオーバメヤンのゴールでFCバイエルン・ミュンヘンを2-0(前半1-0)と下し、88日前のDFBポカール決勝でのリベンジを果たした。

 

レポート:ボリス・ルパート(ジグナル・イドゥナ・パルク)

 

BVBは1989年、1995年、1996年、2008年、そして2013年に続き、通算6度目のDFLスーパーカップ制覇。原則としてブンデスリーガ王者とDFBポカール覇者との間で行われるこの大会で、優勝回数が歴代最多となった。

 

戦前の状況:
スーパーカップでBVBとバイエルンが激突するのは3年連続、通算5回目。ここまでの戦績は3勝1敗とBVBのほうが上回っていた。

 

チーム情報:
BVBはワールドカップに参加していたバイデンフェラーとフンメルス、さらにシャヒン、ギュンドアン、ブワシュチコフスキ、そしてロイスの主力6名を欠いてこの試合に臨んだ。

 

戦術:
序盤にこう着状態が続いたのは、両チームとも慎重なフォーメーションでスタートしたためだった。バイエルンは狭い4-4-2と3-4-3をスイッチ。BVBも3-4-3を採用してボール奪取を優先したが、のちに冒険的な4-4-2に変更。中盤は頭にホフマン、サイドにキルヒとムヒタリアン、底にケールを配置したダイヤモンド型とし、前戦ではオーバメヤンとインモービレがコンビを組んだ。

 

守備時はホフマンが中央、ツートップがサイドでプレスをかけ、相手をキルヒ、ケール、ムヒタリアンの待つ中へと押し込もうとした。その結果、BVBは前半、このゾーンでの競り合いで64%の勝率を誇った。

 

試合の展開と分析:
戦術的な要因もあり、試合はスロースタートとなったが、徐々に攻め合いの様相を強めた。

 

開始3分に最初のチャンスをつくったのはアウェーチーム。左サイドで抜け出したシャキリがシュート。しかし、ランゲラクはこれを難なく止めた。前半の間にバイエルンがBVBのゴールを脅かしたのは、結局この時だけだった。

 

12対2というハーフタイムまでのシュート数が物語るように、前半を支配したのはBVB。特に30分からの15分間で6本ものシュートを相手ゴールに浴びせた。インモービレは10分に狙うも、シュートは惜しくもゴールの横へ。その4分後にはキルヒとホフマンが連携してチャンスをつくったが、オーバメヤンは決められなかった。バイエルンの守備陣は安定を欠き、マルティンスはバックパスをカットされそうになるも、ノイアーがゴールを飛び出してクリア。続いてキルヒとケールが2度ずつ、さらにホフマンもノイアーを襲った。

 

先制点を決めて喜ぶムヒタリアン

 

23分、BVBはバイエルンの守護神をついに破る。攻撃の起点も終点もムヒタリアンだった。オーバメヤンへのスルーパスはアラバがインターセプト。しかしボールがこぼれると、10番はこれをネットに押し込み、スコアを1-0とした。

 

マルティネスとの競り合いで負傷したシュメルツァーはハーフタイム後にピッチに戻れず、ドゥルムと交代でベンチに退いた。後半開始直後のBVBは一時的な混乱に陥り、不意に抜け出したレバンドフスキにシュートを撃たれるも、これはランゲラクが身体を張ってブロック。BVBも61分にはラームのミスに乗じたインモービレがチャンスを迎えたが、ゴールまでの角度が悪く、ノイアーを脅かすには至らなかった。

 

だがその数10秒後、シュトローベルアレーにそびえ立つ“サッカーの神殿”が再び大歓声で揺れる。BVBは右サイドを突破したピシュチェがクロスを入れると、フリーで飛び込んできたオーバメヤンのヘディングシュートで2-0とした。スパイダーマンのマスクをかぶってゴールを喜んだオーバメヤンは、この直後にラモスと交代でベンチに下がっている。

 

 

オーバメヤンはスパイダーマンに扮してゴールを喜んだ

 

BVBの素晴らしさはチーム一丸となったプレーだったが、中盤で大きな存在感を発揮したムヒタリアンも負けてはいなかった。同じくインモービレも精力的に動いていたが、ボアテングを抜き去ったあとのシュートはパワー不足でネットを揺らすことができなかった。

 

結局そのまま逃げ切ったBVBは、シュート数でも21対3とバイエルンを圧倒。87分にベンダーが放ったこの日最後のシュート(アシストはインモービレ)は、ゴール横に外れてしまった。

 

出場メンバー&ゴール
2014年8月13日 DFLスーパーカップ
ボルシア・ドルトムント 2-0(前半1-0)バイエルン・ミュンヘン
ボルシア・ドルトムント:ランゲラク、ピシュチェク、ソクラティス、ギンター、シュメルツァー(46分 ドゥルム);ケール;キルヒ(84分 ベンダー)、ムヒタリアン;ホフマン;オーバメヤン(63分 ラモス)、インモービレ
バイエルン・ミュンヘン:ノイアー;ボアテング、マルティンス(31分 ダンテ)、アラバ;ホイビェア(59分 ゲッツェ)、ガウディーノ、ローデ、ベルナト;ミュラー(46分 ラーム)、レバンドフスキ、シャキリ
ゴール:ムヒタリアン(23分)、オーバメヤン(62分 ピシュチェク)
CK:3-3(前半2-1) 好機:7-3(前半4-1)
主審:ガゲルマン(ブレーメン) 警告:ホイビェア、ボアテング、ラーム(バイエルン)
観客数:8万667人(満員) 天候:曇り、気温:18度

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