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2018.2.11

2-0:ハンブルク破り連勝、バチュアイが再び得点

2-0:ハンブルク破り連勝、バチュアイが再び得点

上り調子のボルシア・ドルトムントは、ブンデスリーガ第22節のアウェーゲームでハンブルガーSVを2-0(前半0-0)と下し、2連勝をマーク。バチュアイ(49分)とゲッツェ(90+2分)のゴールで勝ち点3を手にし、ベルリンで敗れたレバークーゼンをかわして3位に返り咲いた。加えて、戦列を長らく離れていたロイスが試合復帰を果たしている。

 

レポート:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

赤と白のユニフォームで極めて守備的に戦ったハンブルクを相手に、BVBは8万1360人の観客で埋め尽くされたジグナル・イドゥナ・パルクで当初は攻めあぐねていた。前半のシュート数は両チーム合わせて4本にとどまり、ビュルキとマテニアの両GKに仕事は回ってこなかった。しかし後半に入るとBVBが積極的に攻め、49分にバチュアイが押し込んで先制。アディショナルタイム2分にはゲッツェがダメを押し、ホームチームの勝利を確実にした。

 

全試合映像はBVBtotal!で視聴可能

 

戦前の状況:
4位と17位の対戦。BVBはハンブルクとの最近4試合で常に3点以上を奪っていた。この試合に勝てば、BVBは初の対ハンブルク5連勝。さらにはブンデスリーガ500勝(859試合)の節目に到達することができた。

 

チーム情報:
BVBは7選手(ゲレイロ、シュメルツァー、サンチョ、フィリップ、ヤルモレンコ、ローデ、ドゥルム)が戦列離脱中。ハンブルクではミュラー、テルケ、パパドプロスがプレーできなかった。ロイスは昨年5月のDFBポカール決勝で十字靭帯を断裂して以来、259日ぶりに復帰し、キャプテンバンドを腕に巻いた。同じくケガから回復したゲッツェはベンチスタート。ソクラティス(感染症)とダフートも控えに回った。ソクラティスの代わりにアカンジがセンターバックに入り、移籍後初先発を果たしている。

 

ロイスは259日ぶりにプレー

 

戦術:
BVBは4-2-3-1のフォーメーション。俊敏かつ自由にプレーすることを許されたロイスが攻撃的MFトリオのセンターに入った。その両翼をプリシッチとシュールレが固め、いずれも頻繁に内側へ入ってサイドバックが上がるスペースをつくった。香川は中盤の底でバイグルと並んだが、マイボール時は攻撃的にプレーした。ハンブルクはコンパクトな陣形をつくり、5バックの前に守備的MF2人を配置。ボールを奪うと5-2-1-2から3-2-3-2にスイッチした。

 

試合の展開と分析:
帰ってきたロイスが、さっそくチャンスメークに貢献する。2分、左サイドでロイスのパスを受けたシュールレがペナルティーエリア内に侵入。だが、マフライにボールを奪われてシュートは打てなかった。ピンチをしのいだハンブルクは5バックでスペースを埋め、その後しばらくBVBにチャンスを与えなかった。アウェーチームの守備陣はBVBのサイドへのボール展開を遮断するとともに、バチュアイを徹底マーク。ワントップのストライカーは前線で孤立しがちだった。しかし、ハンブルクはBVB以上に攻撃の形をつくれず、14分にビュルキがゴールを離れているのを確認して放ったワラシのロングシュートも、大きく横へそれた。

 

アカンジは移籍後初先発

 

BVBはボールは支配していたものの、プレーの大半は中央3分の1で展開された。たまにサイドを突破しても、ゴールを脅かすまでには至らなかった。23分過ぎにはトリアンが左サイドからクロスを入れるも、これに合わせたバチュアイのシュートは枠外へ飛んだ。30分、ハンブルクに最大のチャンスが訪れる。ゴールまで13メートルの距離からウッドが狙おうとしたが、ピシュチェクが身を呈して阻止。そのリバウンドにワラシが詰めるも、シュートを浮かせてしまった。ハーフタイムが近づくなか、BVBはバチュアイ、ロイス、プリシッチの連係でペナルティーエリア内に侵入。しかし、酒井にチャンスをつぶされてしまった。

 

後半に入るとBVBは攻勢を強め、間もなくして均衡を破る。49分、ピシュチェクのフィードから、ロイスが前線へスルーパス。これを受けたプリシッチがゴール前を横切るグラウンダーのクロスを入れると、完璧なタイミングで駆け込んできたバチュアイがマーカーのマフライを振り切りながらファーポスト付近からシュートを押し込んだ。前節で2ゴール1アシストを記録したバチュアイにとって、これがホームでの初ゴールだった。先制したホームチームは、直後にもロイスの鮮やかなパスからシュールレが狙ったものの、弧を描いたフィニッシュはマテニアにクリアされる。その後、香川が負傷。代わって入ったダフートが63分に右ポスト付近へボールを浮かせたが、これに合わせたプリシッチはゴール枠をとらえ切れなかった。

 

トプラクはウッドを封じ込めた

 

ゲッツェがラストプレーで得点

 

わずか2分後の65分、今度はバチュアイのパスを受けたプリシッチがチャンスメーク。完璧なタイミングで左へボールを流すとシュールレが駆け込んだが、危険を察知してゴールを飛び出したマテニアにクリアされた。ハンブルクは73分の前後にドルトムントのゴールを立て続けに襲う。1本目のハーンのシュートはビュルキがセーブ。その直後、右サイドでアープからボールをもらったハーンが、今度は低いクロスを入れる。BVBの守備陣はこれを完全にクリアできなかったものの、サリホビッチの一撃はクロスバーを大きく越えた。76分、ダフートとプリシッチに試合を決めるチャンスが訪れるも、いずれも決めきれない。同点ゴールをあきらめないハンブルクに対し、ホームチームはしっかり守り続け、アディショナルタイム2分に決着をつける。シュールレからの見事なパスを受けたゲッツェがネットを揺らし、スコアを2-0とした。

 

全試合映像はBVBtotal!で視聴可能

 

メンバー&ゴール
ブンデスリーガ第22節
ボルシア・ドルトムント 2-0(前半0-0)ハンブルガーSV

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、アカンジ、トプラク、トリアン;バイグル、香川(62分 ダフート);プリシッチ(85分 カストロ)、ロイス(71分 ゲッツェ)、シュールレ;バチュアイ
ハンブルガーSV:マテニア;酒井、マフライ、ユング、ファン・ドロンヘレン、サントス;エクダール(71分 ハーン)、ワラシ;フント(54分 サリホビッチ);ウッド(54分 アープ)、コスティッチ
ベンチ:バイデンフェラー、シャヒン、イサク、ソクラティス(BVB);ポラースベック、ディークマイヤー、ヤニチッチ、アンブロジウス(ハンブルク)
ゴール:バチュアイ(49分 プリシッチ)、ゲッツェ(90+2分 シュールレ)
CK:2-4(前半1-4)  好機:5-3(前半1-2)
主審:フリッツ(コルプ)  警告:ユング(ハンブルク)
観客数:8万1360人(満員)  天候:曇り、気温2度

 

今後の日程:
木曜日のUEFAヨーロッパリーグ再開初戦で、イタリアのアタランタとホームで対戦(日本時間16日午前3時キックオフ)。日曜日のブンデスリーガではボルシア・メンヘングラットバッハの本拠地に乗り込む(同19日午前2時)。

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