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2016.10.27

1-1:PK戦でウニオン退け16強へ

1-1:PK戦でウニオン退け16強へ

ボルシア・ドルトムントはウニオン・ベルリンとのPK戦を3-0で制し、辛くもDFBポカール・ラウンド16に駒を進めた。90分、そして延長戦を1-1で終えたチームを救ったのは、GKロマン・バイデンフェラーだった。

 

7万9037人が観戦に訪れたジグナル・イドゥナ・パルクで、ホームチームは元メンバーのパレンゼンのオウンゴールで44分に先制。しかし後半消極的になると、81分にスクジブスキに同点とされ、試合は延長戦へ。96分にギンター、113分にカストロに決定機が訪れたが、いずれも生かせず、勝負はPK戦にもつれ込んだ。

 

BVBの1番手、デンベレが確実に決めたあと、バイデンフェラーはクロースのPKをセーブ。ギンターが沈めて2-0とすると、ベテランGKはフュルストナーも阻止。さらにゲッツェが決めて3-0に。ウニオンはホジナーがクロスバーを叩き、力尽きた。

 

戦前の状況
2部の2位チームが相手ということでBVBが圧倒的に優位なはずだったが、故障者の多発で戦力に不安があった。ウニオンはポカール1回戦でMDVデュイスブルクに延長戦の末2-1で勝利。また、最近7試合で6勝を挙げており、「クラブ史上最大のアウェーマッチ」には約1万人のサポーターが応援に駆けつけた。一方、BVBのトーマス・トゥヘル監督は試合前の会見で「ラインナップやフォーメーションがどうなろうと、どんなチームとも戦うことができるし、勝てると感じている」と語っていた。

 

チーム情報
トゥヘル監督は3-3のドローに終わったインゴルシュタットとのアウェー戦からスタメン6人を変更。バルトラ(内転筋)、オーバメヤン(ふくらはぎ)、パク、デンベレ、バイグル、香川に代えてソクラティス、パスラック、ブルーン・ラーセン、シャヒン、モル、ゲッツェを先発起用した。18歳のヤコブ=ブルーン・ラーセンはファーストチーム初出場。2015年1月に入団して同年にU-17チーム、今年はU-19チームでドイツ王者に輝いており、リオ五輪でもデンマーク代表としてプレー。チームが準々決勝でナイジェリアに敗れるまで、4試合に出場した。一方、プリシッチ(体調不良)、ゲレイロ、シュメルツァー(共に肉離れ)、ベンダー(骨髄浮腫)、ゲレイロ(肉離れ)、シュールレ(内側側副靭帯)、ロイス、スボティッチ(共に調整不足)、ドゥルム(ひざの手術)は戦列を離れている。

 

デビューを果たしたブルーン・ラーセンは44分の先制点にも絡んだ

 

戦術
BVBは4-1-4-1の基本フォーメーション。シャヒンが中盤の底に入り、ラーセンとモルが両サイドに張った。攻撃は主にゲッツェとモルのいた左サイドから展開された。ウニオンは守備的な4-4-2を採用しつつ素早い攻守の切り替えを心掛け、ボールを奪うとスピードのあるウインガーにボールを預けてカウンター攻撃を仕掛けた。

 

試合の展開と分析
北スタンドの入場ゲートでウニオン・サポーターが騒動を起こしたため、この試合は15分遅れの中央欧州標準時21時にキックオフ。警察の介入とゲート封鎖を余儀なくされた結果、試合開始時には多くのファンが入場できていない状態だった。

 

インゴルシュタット戦の前半にはふがいないパフォーマンスを披露したBVBだったが、この日は立ち上がりからアクセルを踏み込む。前半のBVBはシュート数11本、ボール支配率が75%を記録したほか、パス成功率89%、タックル成功率も57%とウニオンを圧倒した。

 

そんな展開を考えれば、幸運に恵まれたゴールだったにせよ、BVBが1-0のリードでハーフタイムを迎えたのも当然だった。攻め上がったカストロからボールを受けたゲッツェは、右サイドでフリーになっていたブルーン・ラーセンに絶妙なパスを供給。このデンマークの新鋭がシュート気味に鋭いクロスを入れると、ウニオンのパレンゼン(2002年から2007年までBVBに在籍)に当たったボールがゴールに吸い込まれていった(44分)。

 

ウニオン戦で先発したパスラック

 

39分にチーム得点王のクバーナーが負傷交代を余儀なくされ、前半終了間際に先制されたウニオンは、この流れを不運の一言で片付けることができなかったはずだ。確かによく守っていたとはいえ、攻撃面ではほぼノーチャンス。対照的にBVBはそれまでに3度の決定機を迎え、ゲッツェのシュート2本とシャヒンのロングシュートでGKメーゼンヘーラーを脅かした。

 

後半にペースダウン

 

BVBは後半に入るとペースを落とし、試合の主導権こそ握り続けたものの、攻撃の鋭さが失われていく。80分までに放ったシュートは3本のみ。ウニオンも53分にゼイヌルアウがようやくゴールを脅かしたが、このシュートはポストの横に大きく外れていた。

 

シャヒンが今季初出場

 

だが残り10分、BVBの消極的な戦い方が仇となる。途中出場のスクジブスキ(実はシャルケのファン)がCKのクリアに合わせ、ペナルティーエリア右手前約20メートルの位置からダイレクトでシュート。これが決まってスコアを1-1とした(81分)。BVBはこの時点でブルーン・ラーセンとシャヒンに代え、デンベレ(67分)とバイグル(68分)をそれぞれ投入していた。

 

追いつかれたBVBは再び攻勢に転じ、ラモスのお膳立てからモルがシュート(86分)。角度のない位置から狙ったこの一撃はメーゼンヘーラーにセーブされる。攻守が激しく入れ替わるようになった終盤は両チームにチャンスが相次ぎ、ホジナーのオーバーヘッド(88分)がわずかにゴール横へ。後半ロスタイムにはカストロが決定的なチャンスを逃した(90+2分)。

 

メーゼンヘーラーが奮闘

 

延長戦突入後、先に決定機を迎えたのはBVBだったが、ゲッツェのCKに合わせたギンターのヘディングシュートはメーゼンヘーラーに阻止される(96分)。さらにウニオンの守護神は、こぼれ球に反応したラモスのシュートも見事に防いだ。100分にはウニオンが絶好のチャンスを迎え、前方に飛び出したバイデンフェラーがスクジブスキにかわされる。あとはこのFWが無人のゴールにシュートを流し込む、あるいはゼイヌルアウにパスを出せば勝ち越せたはずだったが、慌てたスクジブスキはこのチャンスをモノにできない。延長前半終了時のシュート数はBVBが25本、ウニオンが10本を数えたが、スコアは1-1のままだった。

 

延長戦も後半に突入し、113分にはカストロがBVBの決勝点を奪うかと思われたが、ゴール正面約11メートルから狙ったシュートはわずかにクロスバーを越える。BVBは最終的にボール支配率72%、パス成功率84%、タックル成功率55%、シュート数29対11とスタッツで圧倒したものの、勝負をPK戦に委ねることしかできなかった。

 

出場メンバー&ゴール
DFBポカール2回戦
ボルシア・ドルトムント 1-1(前半1-0、PK戦:3-0) ウニオン・ベルリン

 

ボルシア・ドルトムント:バイデンフェラー;ピシュチェク、ソクラティス、ギンター、パスラック(100分 ローデ);シャヒン(68分 バイグル);ラーセン(68分 デンベレ)、カストロ、ゲッツェ、モル;ラモス
ウニオン・ベルリン:メーゼンヘーラー;トリンメル、ライストナー、プンチェツ、ペデルセン;クロース、パレンゼン(65分 フュルストナー);ヘートルント(80分 スクジブスキ)、ゼイヌルアウ、レドンド;クバーナー(39分 ホジナー)
ベンチ:ビュルキ;香川、メリーノ、ブルニッチ;ブスク、ポガテツ、クライラッハ、クビリング
ゴール:パレンゼン(44分 OG)、スクジブスキ(81分)
PK戦:デンベレ○、クロース×、ギンター○、フュルストナー×、ゲッツェ○、ホジナー×
CK:10-4(前半6-1、後半終了時9-2) 好機:10-6(前半5-2、後半終了時7-4)
主審:ドレース(ミュンスター=ザルムスハイム) 警告:パレンゼン、プンチェツ、フュルストナー、トリンメル
観客数:79037人 天候:乾燥、気温10度

 

今後の日程:
ホームゲームが続き、29日はブンデスリーガでFCシャルケ04とのレビアダービー(日本時間30日1時30分キックオフ)。さらに11月2日にはUEFAチャンピオンズリーグでスポルティングCPをジグナル・イドゥナ・パルクに迎える(日本時間3日4時45分キックオフ)。

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