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2014.8.24

0-2:ブンデス最速ゴールなどでレバークーゼンに完敗

0-2:ブンデス最速ゴールなどでレバークーゼンに完敗

ボルシア・ドルトムントが4年前と同様、ブンデスリーガ開幕戦でバイヤー・レバークーゼンにホームで0-2と敗北。開始わずか9秒でカリム・ベララビに先制ゴールを奪われ、さらに後半ロスタイムにシュテファン・キースリングにダメ押しの2点目を追加された。

 

フェリックス・ウルリヒ(ジグナル・イドゥナ・パルク)

 

ジグナル・イドゥナ・パルクを埋め尽くした8万667人(レバークーゼンのファン6500人を含む)の満員の観客は、ブンデスリーガ史上最速のゴールを目撃することになった。BVBは終始、積極的に攻めたもののゴールは奪えず、特に前半はアウェーチームのシステムに悩まされた。後半からはギアを入れ替え、より激しいタックルとスピードあふれるプレーを披露したが、攻撃のほとんどはペナルティーエリア手前でつぶされてしまった。

 

戦前の状況:
BVBがブンデスリーガの開幕戦を落としたのは過去6シーズンで1度だけ(2010年8月22日)だったが、その相手もレバークーゼン。ユルゲン・クロップ監督の就任以降、対レバークーゼン戦の通算成績は12試合で2敗のみとポジティブなものだったが、敗れたのはいずれもホームゲームだった。19日にチャンピオンズリーグ・プレーオフでコペンハーゲンに敵地で3-2と競り勝ったレバークーゼンについて、クロップ監督は手ごわい相手だと試合前に話していた。「バイヤーにはいつも手こずってきた。だがそれは向こうも同じだ!この試合に臨むにあたって考えるべきは、プレシーズンでの仕上がり具合ではなく、2チームのうちどちらがピッチ上で相手を苦しめられるかだ」

 

ヨイッチからボールを奪うソン

 

チーム情報:
クロップ監督はこの開幕戦を戦えるメンバー選びに頭を悩ませた。キルヒ、シュメルツァー、ラモス、シャヒン、ギュンドアン、ブワシュチコフスキ、そしてフンメルスは全員、負傷で欠場。ドゥルムとバイデンフェラーもキックオフ直前までメンバー入りが危ぶまれていたが、結局ドゥルムは先発、バイデンフェラーはベンチスタートとなった。新加入のインモービレとギンターもスタメン入り。対するレバークーゼンはラース・ベンダーが欠場となった。

 

戦術:
両監督ともプレシーズンにさまざまなフォーメーションを試した。BVBはバイエルンとのDFLスーパーカップ(2-0の勝利)では融通の利く4-2-3-1を、シュツットガルター・キッカーズとのDFBポカール(4-1で勝利)では4-2-3-1を採用したが、この開幕戦では、4-4-2のダイアモンド型を選択。オーバメヤンとインモービレを前線に、ロイスをトップ下に配置した。一方レバークーゼンのロジャー・シュミット監督は、コペンハーゲンとのアウェー戦で成功した4-2-3-1を今回も採用した。

 

試合の展開と分析:
BVBはこれ以上ないほど最悪のスタートを切る。まだスタジアムに到着していないファンも大勢いたキックオフ直後、レバークーゼンが左サイドでチャルハノール、ソン、ボエニシュとつないで、ペナルティーエリア端のベララビにパス。レンタル先のブラウンシュバイクから復帰したストライカーはギンターを股抜きでかわすと、ドゥルムのタックルを受けながらも足先でボールを蹴り込み、GKランゲラクを破った。1998年のジオバネ・エウベルと2002年のウルフ・キルステンが保持していた11秒という記録を抜く、ブンデスリーガ史上最速の開始9秒でのゴールだった!

 

いきなり度肝を抜かれたBVBだったが、さほどダメージはなく攻勢に出ていく。しかし反撃は実らない。4分にはギンターがヘディングで狙ったが、これはレノが難なくキャッチ。前半はBVBが懸命に戦うも、精力的なプレーを見せたレバークーゼンを崩せない展開が続く。

 

ボールを運ぶレバークーゼンのチャルハノール

 

BVBはゴール前で何かが欠けていた。インモービレもオーバメヤンもロイスもなかなかペースがつかめない。一方で自陣ゴール前では、レバークーゼンの選手があちこちに出没するため、守備陣が奮闘。18分のチャルハノールのFKがポスト脇に外れていなければ、あっという間に0-2にされていたかもしれない。

 

クロップ監督はハーフタイムにシステムを変更し、4-1-4-1としてゴールへの脅威を増すとともに守備を落ち着かせる作戦に出る。この変更は奏功し、BVBがようやく試合を支配。両サイドから相手ゴールに迫っていったが、最終的にDFに阻まれたり、肝心なところでラストパスの精度を欠いたりと、なかなかフィニッシュまで行けない。

 

残り15分を切り、攻撃にも勢いがなくなってきていたため、クロップ監督はロイスとヨイッチに変えてホフマンとグロスクロイツを投入。このころになるとレバークーゼンは、中盤で小さなファウルを犯して相手の流れを途切れさせることに専念し、ランゲラクの守るゴールに迫ってくることはなかった。

 

84分にはギンターがCKに頭で合わせたが、レノが見事なセーブで阻止。レバークーゼンの守護神は88分にもインモービレのシュートを防いでみせた。ここからBVBは最後の猛攻を仕掛けたが、惜しかったのはオーバメヤンのシュートのみ。ロスタイム終了間際には逆に防戦から抜け出したレバークーゼンにダメ押しの2点目を奪われた。

 

出場メンバー&ゴール
2014年8月23日 ブンデスリーガ第1節
ボルシア・ドルトムント 0-2(前半0-1)レバークーゼン
 
ボルシア・ドルトムント:ランゲラク;ピシュチェク、ソクラティス、ギンター、ドゥルム;ケール;ヨイッチ(74分 グロスクロイツ)、ムヒタリアン;ロイス(74分 ホフマン);オーバメヤン、インモービレ
レバークーゼン:レノ;イェドバイ、トプラク、スパヒッチ、ボエニシュ;カストロ、ロルフェス(62分 ライナルツ);ベララビ、チャルハノール(80分 パパドプロス)、ソン(76分 ブラント);キースリング
ゴール:ベララビ(1分 ボエニシュ)、キースリング(90+5分 ベララビ)
CK:8-5(前半2-2) 好機:3-3(前半1-2)
主審:アイテキン(オーバーアスバッハ) 警告:ヨイッチ(ドルトムント)、イェドバイ、トプラク(レバークーゼン)
観客数:80667人(満員) 天候:晴れ、気温17度

 

今後の日程:
試合後に、10月28/29日に行われるDFBポカールの組み合わせ抽選会が行われることになっている。さらに28日にはモナコでチャンピオンズリーグ・グループステージの抽選会。そして翌29日に、BVBはブンデスリーガでアウクスブルクと敵地で対戦する(日本時間30日3時30分キックオフ)。

 

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