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2020.3.12

0-2:リードを守れずチャンピオンズリーグ敗退

0-2:リードを守れずチャンピオンズリーグ敗退

ボルシア・ドルトムントはパリ・サンジェルマンとのUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦を0-2(前半0-2)で落とし、敗退という結果に終わった。ホームで2-1と先勝していたが、そのリードを守れなかった。

 

パリのパルク・デ・プランスで無観客で行われた試合は25分まで大きな動きなく進んだが、28分にネイマールがコーナーに頭で合わせてPSGにリードをもたらす。その後BVBも勢いに乗り出したものの、前半アディショナルタイムにベルナトが追加点をマーク。アウェーチームは後半から攻勢を強めるも決定的なチャンスはつくれず、終了間際にはエムレ・ジャンがネイマールと揉めて退場となった。

 

戦前の状況:
ホームで2-1と先勝していたBVBは、2点以上取れば1点差で敗れたとしても準々決勝へ勝ち上がることができた。1-2で敗れた場合は延長戦。PSGが勝ち上がるには1-0または2点差以上で勝つ必要があった。

 

 

チーム情報:
BVBの戦力外選手はロイスとディレイニーのみ。ボルシア・メンヘングラットバッハを2-1で下した土曜日のブンデスリーガの試合からのスタメン変更は1人のみで、ユリアン・ブラントに代わりジェイドン・サンチョが復帰した。

 

戦術:
BVBは馴染みの3-4-3を採用しつつ、相手ボール時は3-5-2にシフト。4バックのPSGは4-4-2の形で攻めた。

 

試合の展開と分析:
立ち上がりからPSGがボールを支配する展開となったため、BVBは守備に多くの時間を費やすことに。結果的に多くのチャンスを与えることはなかったが、BVBがPSGのゴールに迫る場面もあまりなかった。ブラック&イエローに初めてチャンスが訪れたのは18分。しかし、アーリング・ホーランドはアシュラフ・ハキミのクロスにわずかに合わせられず、二次攻撃からサンチョが放ったシュートもゴール横に外れた。

 

徐々に相手のリズムに慣れたBVBは、カウンターから反撃の機会をうかがうようになる。21分にはホーランドのシュートをキンペンベが間一髪のタイミングでブロックした。その後にPSGも最初の決定機を迎えたが、カバーニのシュートはロマン・ビュルキがどうにかコーナーキックへ逃れる。しかし、ここからペースを上げたPSGは、28分にコーナーキックから先制。ネイマールがハキミのマークを外し、至近距離からヘディングでネットを揺らした。

 

その後も流れの中からのチャンスが少ない展開は変わらない。35分にBVBが相手ゴール前27メートルの位置でフリーキックを獲得するも、サンチョが狙った一撃はナバスにキャッチされる。サンチョはその数分後にラファエウ・ゲレイロとのワンツーからゴールに迫ったが、またしてもナバスにシュートを阻止された。PSGのパスミスが増えたこの時間帯はBVBが優勢に立ち、41分にはトルガン・アザールにもチャンスが訪れる。それでもBVBに同点ゴールは生まれず、0-1のままハーフタイムを迎えるかと思われたが、前半アディショナルタイムにサラビアのアシストからベルナトが追加点を挙げ、PSGが2-0で試合を折り返した。

 

両チームとも前半と同じメンバーで臨んだ後半は、気持ちを切り替えたBVBが攻勢を仕掛けていく。しかし、最初にチャンスを迎えたのはPSGで、まずはディ・マリアのフリーキックがビュルキを脅かした。ホームチームは63分に最初の選手交代を行い、サラビアに代えてエムバペを投入。BVBも直後に動き、アザールを下げてブラントを送り出す。その後は試合のペースが落ち、守りを固めてカウンターを狙うPSGに対し、創造性とリズムを欠くBVBが攻めあぐねるようになる。ファブレ監督は残り20分となった時点でアクセル・ビツェルを下げ、若きアメリカ代表ジョバンニ・レイナを投入した。

 

73分にはブラントがゴール前20メートルから左足を振り抜いたが、このシュートは枠をとらえきれない。残り15分間はさらに攻勢を強めるBVB、ゴール前を固めてカウンターを狙うPSGという図式が明確となった。ホームチームの堅守に手を焼くBVBは遠めの位置から狙うしかなく、75分にジャンが放ったミドルシュートはゴール上へ。その2分後にはブラントのシュートがナバスに阻止された。

 

終盤にはBVBがギアを上げ、レイナとブラントを中心とした波状攻撃でPSGに息をつく暇も与えない。BVBはまだこの時点で、1点さえ奪えば勝負を延長戦に持ち込むことができた。87分には3枚目のカードが切られ、ハキミに代えてマリオ・ゲッツェを投入。だがその2分後、ジャンがネイマールに対する暴力的行為でレッドカードとなり、残り時間を10人で戦わなければならなくなった。結局、5分間の後半アディショナルタイムにもBVBのゴールが決まることはなく、今シーズンはラウンド16で無念の敗退が決まった。

 

出場メンバー&ゴール:
UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦

パリ・サンジェルマン 2-0(前半2-0)ボルシア・ドルトムント

 

パリ・サンジェルマン:ナバス;ケーラー、マルキーニョス、キンペンベ、フアン・ベルナト;ゲイエ、パレデス(90+3分);ディ・マリア(79分 クルザワ)、サラビア(64分 エムバペ);カバーニ、ネイマール
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、フンメルス、ザガドゥ;ハキミ(87分 ゲッツェ)、ビツェル(71分 レイナ)、ジャン、ゲレイロ;サンチョ、アザール(69分 ブラント);ホーランド
ベンチ:リコ、イカルディ、ディアロ、ドラクスラー(PSG);ヒッツ、ダフート、アカンジ、シュメルツァー(BVB)
ゴール:ネイマール(28分 ディ・マリアのCK)、ベルナト(45+1分 サラビア)
チャンス数:4-3(前半3-2)  CK数:5-1(前半4-0)
主審:テイラー(イングランド)  退場:ジャン(暴力的行為)  警告:ベルナト、ディ・マリア、エムバペ、マルキーニョス(PSG);ホーランド、フンメルス(BVB)
観客数:無観客  天候:乾燥、気温13度

 

今後の日程:
土曜日に本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクにシャルケを迎え撃つ(日本時間14日23時30分キックオフ)。この第156回レビアダービーも無観客で行われる

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