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2018.9.27

7-0:後半のゴールラッシュでニュルンベルクに圧勝

7-0:後半のゴールラッシュでニュルンベルクに圧勝

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ第5節で1FCニュルンベルクに7-0と圧勝し、ホームで3戦3勝として2位に返り咲いた。マルコ・ロイスは2得点でクラブ通算100ゴールに到達。ヤコブ・ブルーン・ラーセン、アシュラフ・ハキミ、マヌエル・アカンジはBVBでの公式戦初ゴールを決めた。

 

レポート:ボリス・ルパート

 

7万5700人の観客が訪れたジグナル・イドゥナ・パルクで、BVBはあらゆる面で相手を凌駕。ブルーン・ラーセン(9分)、ロイス(32分、58分)、ハキミ(49分)、ジェイドン・サンチョ(85分)、ユリアン・バイグル(88分)がネットを揺らし、デア・クルプ(ザ・クラブ)と呼ばれる相手にホームで強いところを改めて示した。

 

戦前の状況:
2勝2分けで3位のBVBと、初戦を落としたあと1勝2分けで8位につけていたニュルンベルクの対戦。BVBはニュルンベルクに対してホームで5連勝中だった。ニュルンベルクがドルトムントで得点したのは2006年が最後で、勝利は1990年までさかのぼる必要があった。

 

ロイスはBVBでの公式戦99ゴール目と100ゴール目を決めた

 

チーム情報:
ルシアン・ファブレ監督は負傷離脱中のゲレイロとトプラクを依然として起用できず、ディアロは出場停止。一方、アルカセルはベンチに戻って来た。BVBはホッフェンハイムと1-1で引き分けた先週土曜日の試合からスタメン5人を変更。ピシュチェク、ダフート、香川(いずれもベンチ)、ディアロ(前節で退場)、ボルフ(ベンチから外れて休養)に代わってハキミ(BVBデビュー)、ザガドゥ(今季初出場)、ディレイニー、ブルーン・ラーセン、フィリップが先発した。

 

戦術:
スタメンを大きく入れ替えたBVBのフォーメーションは、なじみの4-2-3-1。攻撃陣の4人は頻繁にポジションを入れ替えながら、両ウイングでサイドバックが攻撃参加できるスペースを確保。相手ボール時は4-4-2にスイッチした。ニュルンベルクはコンパクトな5-3-2のシステム。ライン間のスペースをできるだけ小さくし、BVBに利用させまいとした。

 

試合の展開および分析:
BVBは立ち上がりからゲームを支配し、9分に早くもリードを奪う。プリシッチが中央右寄りからドリブルでペナルティーエリア内に侵入し、完璧なタイミングでトーキックのパスを供給。これに駆け込んだブルーン・ラーセンがゴールエリア隅からの見事なループシュートをファーポストの内側に収めた。ユースレベルで2度一緒に優勝した経験を持つ19歳と20歳による秀逸なコンビネーションプレーだった。

 

2分後、相手のクリアミスからロイスに追加点のチャンスが訪れるも、12メートルのシュートはニュルンベルクのゴールを守るブレドロウの好セーブに阻まれた。BVBのキャプテンはその直後にも遠めから狙ったが、コーナーへ逃れられた。

 

BVBが完全に支配

 

久保(14分)とミシジャン(18分)がゴールに迫った場面を除き、BVBの新たな4バックは盤石の守備を披露。しかも32分には、ザガドゥの正確なロングフィードが2点目の起点になる。ロイスからプリシッチ、フィリップへの素早いパス交換からロイスがボールを受けると、ゴール前16メートルの距離からシュート。マルクライターに当たったボールはGKブレドロウの指先をかすめてゴールに吸い込まれた。BVBは前半終了間際に3点目を奪っていてもおかしくなかったが、この場面ではマルクライターの見事なブロックに得点を阻まれる。それでも前半のシュート数(9-2)とボール支配率(70%)、タックル成功率(54%)でニュルンベルクを上回ったBVBは、2点のアドバンテージを握ってハーフタイムに突入した。

 

後半もBVBのペースで試合は進み、何度となくリズムを変えながらニュルンベルクを押し込んでいく。待望の3点目が生まれたのは、コーナーキックを守ったあとのカウンターから。ボールを奪ったロイスが自ら持ち上がり、最後は右サイドを駆け上がってきたハキミにパス。レンタルで加入した19歳のモロッコ代表DFはペナルティーエリア端付近で冷静にボールをコントロールすると、コースを見極めてファーサイドにシュートを流し込んだ(49分)。

 

4点目のゴールがまた圧巻だった。ディレイニーがハーフウェーライン付近からロイスにロングボールを入れると、BVBのキャプテンはブルーン・ラーセンにはたいてペナルティーエリア内に侵入。リターンを受けたロイスは、自身のクラブ通算100点目となるゴールを確実に決めた(58分)。その直後、ロイスとビツェルに代わって香川とバイグルが投入されると、キャプテンの腕章はアカンジに託される。すると74分、このスイス代表DFは敵陣ゴール前で相手選手からボールを奪い取ると、サイドステップでコースを空けて右足を一閃。スコアを5-0とした(74分)。

 

BVBのゴールラッシュはまだ続き、ディレイニーが2本の正確なパスで6点目と7点目を呼び込む。まず85分、最終ラインの裏を狙ったディレイニーのパスでサンチョが抜け出し、20メートルの距離から落ち着いて決める。その3分後にもディレイニーのパスでサンチョが左サイドを崩し、中央に折り返したボールをバイグルがシュート。相手選手に当たったボールはまたしてもゴールに吸い込まれていった。

 

メンバー&ゴール:
ブンデスリーガ第5節

ボルシア・ドルトムント 7-0(前半2-0) 1FCニュルンベルク
ボルシア・ドルトムント:
ビュルキ;ハキミ、アカンジ、ザガドゥ、シュメルツァー;ビツェル(62分 バイグル)、ディレイニー;プリシッチ、ロイス(62分 香川)、ブルーン・ラーセン(74分 サンチョ);フィリップ
1FCニュルンベルク:ブレドロウ;バウアー(62分 レーベン)、マルクライター、ミュール、ライボルト;エラス;バレンティーニ、フクス(70分 イシャク)、ベーレンス、久保(86分 ペレイラ);ミシジャン
控え:ヒッツ、アルカセル、ダフート、ピシュチェク(BVB);マテニア、クネール、イェーガー、パラシオス
ゴール:ブルーン・ラーセン(9分 プリシッチ)、ロイス(32分 フィリップ)、ハキミ(49分 ロイス)、ロイス(58分 ブルーン・ラーセン)アカンジ(74分 プリシッチ)、サンチョ(85分 ディレイニー)、バイグル(88分 サンチョ)
CK:4-5(前半4-3) 好機:12-2(5-1)
主審:イトリッヒ(ハンブルク) 警告:久保、ミュール(ニュルンベルク)
観客:75700人 天候:乾燥、気温12度

 

今後の日程:
土曜日のブンデスリーガ次節では敵地へ乗り込み、バイヤー04レバークーゼンと対戦(日本時間30日1時30分キックオフ)。来週水曜のUEFAチャンピオンズリーグ(同10月4日4時キックオフ)ではASモナコFCをジグナル・イドゥナ・パルクに迎える。

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