ニュース

2017.9.24

6-1:ボルシア対決に圧勝!

6-1:ボルシア対決に圧勝!

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ第6節でボルシア・メンヘングラットバッハに6-1(前半3-0)と圧勝し、今季5勝目を挙げて首位をキープした。ピエール=エメリク・オーバメヤンがハットトリックを達成し、マキシミリアン・フィリップは2得点。ユリアン・バイグルも1ゴールを挙げた。

 

レポート:ボリス・ルパート(ジグナル・イドゥナ・パルク)

 

8万1360人の観客で埋め尽くされたジグナル・イドゥナ・パルクで、BVBは立ち上がりから攻勢に出ると28分にフィリップがボレーで先制。これがゴールラッシュの幕開けとなり、10分後にフィリップが再び得点。さらにオーバメヤンがハーフタイムを挟んで2ゴールを挙げ、4-0とした。ガボン代表ストライカーは62分にハットトリックを達成。BVBはその後シュティンドルに1点を返され、開幕から続けていた無失点が途絶えたものの、バイグルが79分に6-1とし、ホームチームの圧勝を締めくくった。

 

戦前の状況:
昨シーズンからリーグ戦で11試合負けていなかった首位BVBと、最近9試合で1試合しか落としていなかった7位グラットバッハの対戦。BVBは最近6試合の直接対決で5勝を挙げ、通算の対戦成績でも上回っていた。

 

チーム情報:
共に多数の故障者を抱えており、BVBではロイス、ゲレイロ、シュールレ、ローデ、ドゥルムが欠場。グラットバッハではゾマー、ドゥクレ、ベーネス、グリフォ、シュトローブル、トラオレ、ドルミッチがプレーできなかった。BVBのペーター・ボス監督は3-0で勝利した3日前のハンブルク戦から先発メンバー5人を変更。ザガドゥ、シャヒン、カストロ、香川、ヤルモレンコに代え、トリアン、バイグル、ダフート、ゲッツェ、フィリップを15日間で5戦目となる試合のスタメンに入れた。ケガから回復したバイグルは4カ月ぶりの先発復帰となった。

 

復帰したバイグル

 

戦術:
グラットバッハは4-4-2のフォーメーション。攻撃陣のアザール、ラファエウ、シュティンドルが頻繁にポジションを入れ替えながら攻守の切り替えに留意した。一方、BVBはいつもの4-3-3。ゲッツェは中盤右サイドに入った。

 

試合の展開と分析:
ホームで4連勝中、そしてジグナル・イドゥナ・パルクで40試合負けていなかったBVBは、立ち上がりからゲームを支配。ボールを失っても攻撃の形をつくらせず、素早く奪い返して相手を敵陣内へとプレスで追い込んだ。しかし時にはピンチも訪れ、10分にはバイグルのパスをカットしたアザールがトプラクをかわしてエリア内でシュート。これはビュルキが好セーブで止めた。

 

20分までのボール支配率は85%

 

ホームチームは最初の20分間で85%のボール支配率を記録したが、リーグ最多の得点数(第5節終了時で13得点)を誇る攻撃陣がその間につくったビッグチャンスは1つだけ。19分、バイグルがラファエウとの空中戦に競り勝つと、そのこぼれ球をソクラティスがエリアの端からシュート。しかし、ジッペルにセーブされた。

 

25分、トプラクが前線にロングボールを入れると、ゲッツェがエリア内ではたく。これをオーバメヤンがゴールまで6メートルの距離から狙うも、ジッペルがゴールの外へと弾き出した。続く26分のCKからはオーバメヤンが再びフィニッシュを放ったが、ポストの外側をかすめた。

 

フィリップが均衡を破る

 

それでも、BVBはこの日5本目、そしてリーグ最多のシーズン101本目のシュートで先制点を奪う。28分、右サイドでバイグルがオーバメヤンへフィード。そのクロスにフィリップがファーサイドで合わせ、技ありのボレーシュートでホームチームにリードをもたらした。フィリップは1週間前のケルン戦でもヘディングで先制しているが、今回は足ながら、それによく似たゴールとなった。

 

 

さらに、得点するといつも2ゴールを挙げていたフィリップは、この日も1ゴールでは終わらない。38分、ダフートがギンターのパスをカットし、前線へフィード。これを受けたトリアンは左サイドからエリア内に侵入し、ペナルティースポット付近へマイナスのパス。これに左足で合わせたフィリップは、フィニッシュをゴール上隅に突き刺した。

 

ビュルキに試練

 

BVBは観客の声援を背に成熟したプレーを展開。だが、グラットバッハもすきを見てチャンスをつくり、41分にはシュティンドル、43分にはアザールが狙ったが、いずれもビュルキがセーブ。43分、今度はオーバメヤンがシュートを放つも、これはポストに阻まれた。

 

 

アザールが2-1とするチャンスを逃したグラットバッハは、逆にリードを広げられる。前半終了間際、ソクラティスが絶妙なパスをエリア内へ供給。これをフィリップが横へ流すと、オーバメヤンがギンターとファーポストの間のスペースを突いてネットを揺らした。スコアは3-0となり、ジグナル・イドゥナ・パルクは大いに沸いてハーフタイムを迎えた。

 

後半開始の3分後、ゲッツェがFKをセンターへ入れる。これに合わせたオーバメヤンがゴール枠にシュートを阻まれたのは、この日3回目。それでもリバウンドにクラマーよりも素早く反応し、ネットを揺らした。BVBにとってセットプレーからの得点はこれで今季早くも5つ目。総得点は17となった!

 

 

62分には、今季18ゴール目も生まれる。ダフートからのロングボールを受けたオーバメヤンが、ベステルゴーアとジッペルをかわして角度のないところからフィニッシュを流し込み、5-0とした。4分後、グラットバッハがこの日6つ目のチャンスでようやく1点を返す。右サイドを抜け出したアザールのアシストから、シュティンドルが決めた。

 

オーバのハットが17分間で完成

 

公式戦のアウェーゲームではここ17試合で2敗しかしていなかったグラットバッハは、もっと得点できたはずだった。1点を返す前にも、54分にザカリアが狙っていたが、シュートはわずかに横へ。57分のアザールのフィニッシュは、またしてもビュルキの好セーブに遭った。

 

そして79分、バイグルが復帰を自ら祝う。ホフマンが頭でクリアしようとしたボールを右太ももでトラップし、20メートル以上の距離からシュート。これがゴール右上隅に突き刺さり、スコアは6-1となった。

 

 

出場メンバー&ゴール:
ブンデスリーガ第6節

ボルシア・ドルトムント 6-1(前半3-0)ボルシア・メンヘングラットバッハ

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク(69分 ザガドゥ)、ソクラティス(83分 バルトラ)、トプラク、トリアン;バイグル;ダフート、ゲッツェ;プリシッチ(64分 香川)、オーバメヤン、フィリップ
ボルシア・メンヘングラットバッハ:ジッペル;エルベディ、ギンター、ベステルゴーア、ベント;ジョンソン(72分 ヘルマン)、クラマー(75分 ホフマン)、ザカリア、アザール;シュティンドル;ラファエウ(61分 キュイザンス)
ベンチ:バイデンフェラー、シャヒン、ヤルモレンコ、イサク(BVB);ニコラス、オックスフォード、ヤンチュケ、ボバディージャ(ボルシアMG)
ゴール:フィリップ(28分 オーバメヤン)、フィリップ(38分 トリアン)、オーバメヤン(45分 フィリップ)、オーバメヤン(49分 ゲッツェのFK)、オーバメヤン(62分 ダフート)、シュティンドル(66分 アザール)、バイグル(79分)
CK:7-0(前半4-0)  好機:10-6(前半7-3)
主審:グレーフェ(ベルリン)  警告:エルベディ(ボルシアMG)
観客数:8万1360人(満員)  天候:快晴、気温16度

 

今後の日程:
次は火曜日のUEFAチャンピオンズリーグでレアル・マドリーとホームで対戦(日本時間27日午前3時45分キックオフ)。そして土曜日のアウクスブルクとのアウェーゲーム(同30日22時30分)をもって22日間で7試合という過密日程を締めくくる。

border
ニュース一覧に戻る

最新ニュース

プリシッチが史上最年少のアメリカ年間最優秀選手に

2017.12.16

プリシッチが史上最年少のアメリカ年間最優秀選手に

ボルシア・ドルトムントのクリスティアン・プリシッチが2017年のアメリカ年間最優秀選手賞に輝いた。19歳での選出は史上最年少。キッカー誌の報道によれば、94%の票を集める圧勝 続きを読む>>

ホッフェンハイムにホームで5連勝中

2017.12.16

ホッフェンハイムにホームで5連勝中

ホームで4勝、アウェーで4分け。TSGホッフェンハイムに対し、ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガで対SCフライブルクに次いで2番目に長い間、敗れていない。そのホッフェンハ 続きを読む>>

「このホームゲームはとても楽しみ」

2017.12.16

「このホームゲームはとても楽しみ」

シーズンは一つひとつの試合の積み重ね ―― そんな姿勢を崩さないペーター・シュテーガー新監督は、ボルシア・ドルトムント就任7日目となる16日に黄色い壁を目の当たりにする。ただ 続きを読む>>