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2020.2.2

5-0:3戦連続の5得点でウニオンに圧勝

5-0:3戦連続の5得点でウニオンに圧勝

ブンデスリーガ第20節で、ボルシア・ドルトムントは1FCウニオン・ベルリンにホームで5-0(前半2-0)と圧勝し、今年に入って3連勝とした。

 

レポート:ボリス・ルパート

 

8万1365人の観客に埋め尽くされたジグナル・イドゥナ・パルクで、BVBは13分にサンチョ、18分にホーランドが決めて序盤に2点をリード。前半はしっかり守ってハードワークをいとわないウニオンから追加点を奪えなかったものの、後半の半ばにロイス(68分 PK)、ビツェル(70分)、ホーランド(76分)が立て続けに得点し、チームを5-0というスコアでの勝利に導いた。

 

戦前の状況:
4位対11位。ホームで平均2.33ポイント(リーグ2位)を上げているBVBが、アウェーゲーム8試合で5ポイントにとどまり、うち最近5試合で4敗しているウニオンをジグナル・イドゥナ・パルクに迎えた。しかし、ルシアン・ファブレ監督はフィジカルが強く「よく組織された」相手を警戒。シーズン前半の対戦ではウニオン・ベルリンが3-1の勝利を収めていた。

 

 

チーム情報:
ホーランドが先発し、アザールはベンチへ。BVBの控えメンバーにはケガから回復したシュメルツァーとザガドゥも加わった。新加入のジャンはメンバーに入らなかった。

 

戦術:
フレキシブルな3-5-2でスタートしたホームのBVBに対し、ウニオンは3-4-3でアグレッシブに戦った。BVBでは、セカンドストライカーとしてホーランドの左に配置されたサンチョがたびたび下がってパスの供給源となり、攻撃は左サイドが起点となりがちだった。

 

試合の展開および分析:
3分に試合最初のチャンスをつくったのはウニオン。マリがゴールエリア端へクロスを入れるも、ビュルターは合わせ損なった。BVBも6分、アカンジが自陣ペナルティーエリアからロングフィード。これに抜け出しかけたホーランドはGKギキエビツに止められ、こぼれ球にロイスが詰めたが、がら空きのゴールを目の前にしたシュートはディフェンダーにブロックされた。

 

 

それでも13分、BVBは試合の均衡を破る。サンチョが左サイドからエリア内に侵入するも、フリードリヒとトリメルに止められる。しかし、ゲレイロがエリア端でボールを奪ってゴール前に流すと、サンチョが中央左寄りからシュート。これがシュロッターベックに当たって大きく向きを変えながらゴールを割った。5分後にはホーランドがリードを広げる。BVBのコーナーがクリアされたあと、ボールを拾ったブラントがファーポスト付近へクロス。これに、ノルウェーからやって来た新戦力が足で合わせ、ネットを揺らした。

 

ホームチームはリズムに乗り切れていなかったものの、連係は良好。その好例が21分で、ホーランドがゲレイロとのワンツーを経て18メートルの距離からシュート。これはスボティッチに当たってコーナーとなった。だが、2点を奪ったあとのBVBは、試合を決めるチャンスをことごとく逃してしまう。32分にはビツェルがトリメルにクリアされ、33分には自ら狙えたブラントがホーランドへのパスを選択し、結局ゴールを奪えなかった。36分のチャンスではホーランド、ロイス、サンチョの3人がゴール前に抜け出すも、フィニッシュが遅れて得点ならず。すると41分、コーナーを得たウニオンから、シュロッターベックが強烈な一撃を放つ。幸い、これはクロスバーを越え、BVBは2点リードのまま試合を折り返すことができた。

 

迎えた後半、BVBは試合再開の3分後に決定機を迎える。ギキエビツのフィードをサンチョがインターセプトし、エリア端からループシュートを狙う。しかし、このフィニッシュは横へ大きくそれてしまった。

 

 

ウニオンはまず1点を返そうと、最大5人をBVB陣内に送り込む。ホームチームは十分にプレスをかけられず、時に集中力を切らしてピンチに陥った。56分にはビュルターにシュートを許したものの、中央右寄りからの16メートルの一撃はゴールの脇へそれた。

 

ファブレ監督は64分、ハキミを下げてザガドゥを投入し、ピシュチェクを中盤に上げた。すると間もなくして、BVBが2点を立て続けに奪い、アウェーチームを引き離す。ロイスの見事なラストパスを受けたホーランドがギキエビツをかわしたところで倒され、PKを獲得。これを68分、キャプテンのロイスがしっかり沈めた。

 

2分後、左サイドでホーランドのパスを受けたサンチョがマイナスに折り返す。これをビツェルがゴールへ流し込み、4-0とした。攻勢が止まらないBVBは、6分後に次の1点を奪う。自陣エリア付近でボールを奪ったザガドゥからサンチョ、ブラントへとつながり、最後はホーランドがギキエビツにも助けられて得点。ホーランドはこれで加入後3試合7ゴールとした。

 

試合を時系列で振り返るにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

 

出場メンバー&ゴール
ブンデスリーガ第20節

ボルシア・ドルトムント 5-0(前半2-0)1FCウニオン・ベルリン

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、フンメルス、アカンジ;ハキミ(64分 ザガドゥ)、ビツェル、ブラント、ゲレイロ;ロイス(71分 アザール);ホーランド(77分 レイナ)、サンチョ
ウニオン・ベルリン:ギキエビツ;フリードリヒ、シュロッターベック、スボティッチ;トリメル(74分 ライエルソン)、アンドリヒ、ゲントナー(71分 プレメル)、レンツ;マリ(59分 ベッカー)、アンデション、ビュルター
控え:ヒッツ、ダフート、ゲッツェ、シュルツ、バレルディ、シュメルツァー(BVB);ニコラス、ポルター、ウジャー、ライヘル、パレンゼン、イングバルトセン
ゴール:サンチョ(13分 ゲレイロ)、ホーランド(18分 ブラント)、ロイス(ギキエビツのホーランドに対するファウルで得たPK)、ビツェル(70分 サンチョ)、ホーランド(76分 ブラント)
チャンス数:9-2(前半4-1)  CK数:5-3(前半4-3)
主審:コルトゥス(レーテンバッハ)  警告:フリードリヒ(ウニオン・ベルリン)
観客数:8万1365人(満員)  天候:小雨、気温11度

 

 

今後の日程:
今年最初の“イングリッシュウィーク”となり、火曜夜のDFBポカール・ラウンド16でベルダー・ブレーメンと敵地で対戦(日本時間5日午前4時45分キックオフ)。土曜日のブンデスリーガのアウェーゲームでは、バイヤー04レバークーゼンと戦う(同9日2時30分)。

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