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2018.10.25

4-0:決定力発揮しアトレティコに快勝

4-0:決定力発揮しアトレティコに快勝

ボルシア・ドルトムントはUEFAチャンピオンズリーグでグループステージ開幕3連勝とし、決勝トーナメント進出へ大きく前進した!ブラック&イエローはアトレティコ・マドリーを圧倒し、4-0(前半1-0)で快勝。公式戦での連勝を6に伸ばした。

 

レポート:ボリス・ルパート

 

ジグナル・イドゥナ・パルクを訪れた6万6099人の観客が見守るなか、BVBは38分にビツェルのゴールで先制。アトレティコも後半の序盤に反撃に出たが、主導権を握い返したホームチームは73分にゲレイロが得点。その10分後にはサンチョがネットを揺らした。いずれもアシストは好調な動きを見せていたハキミだった。さらに終了間際、ゲレイロがまたしても得点し、スコアを4-0としている。

 

戦前の状況:
UEFAの5年間ランキングで12位と3位の試合。いずれもクラブ・ブリュージュとASモナコに連勝し、勝ち点6で並んでいた。過去には1965-66シーズンと1996-97シーズン対戦しており、BVBが2勝1分け1敗と勝ち越していた。

 

 

チーム情報:
シュメルツァーとアカンジ、そしてアルカセルは負傷欠場。ルシアン・ファブレ監督はシュツットガルトを4-0で下した20日の試合からスタメン2人を変更し、サンチョとアルカセルに代わってプリシッチとゲッツェが先発した。

 

戦術:
BVBは4-2-3-1のフォーメーション。ロイスがトップ下、ゲッツェがフォルスナインを務めてボールをつなげる意識を共有した。相手ボール時は守備的な4-4-2とし、ロイスはゲッツェの横でプレー。一方、アトレティコは4-4-2を基本とし、時にフィリペ・ルイス、コケ、グリーズマンが左サイドに固まった。

 

試合の展開と分析:
戦術的にも技術的にも、まさにチャンピオンズリーグの一戦にふさわしい試合内容となった。自信を持ってボールを扱ったBVBは、ブルーン・ラーセンとハキミが左サイドで攻撃の形をつくったが、立ち上がりはアトレティコの守備陣を脅かすまでには至らず、激しくかつ興味深い戦いではあったものの、得点チャンスは数えるほどしかなかった。アトレティコは要注意だったグリーズマンが予想どおり危険な動きを見せ、11分にいきなりシュートを放った。しかしそのシーンを除けば前半の45分、BVBはアトレティコの攻撃を完全に封鎖。逆に相手ゴールを脅かすようになる。まずは21分、ビツェルが遠めから狙って最初の警鐘を鳴らすと、続いてハキミがスピードに乗って左サイドから切り込む。するとサウールにクリアされたボールがプリシッチの前方へ。ゴール前13メートル、中央右からのシュートはわずかにクロスバーを越えた。

 

 

そして38分、ついに最初のゴールが生まれる。プリシッチが右サイドからカットインしてつないだボールをダフートが左のハキミへ。モロッコ代表のサイドバックはこれをフリーだったビツェルに戻す。ツータッチで放たれたシュートはエルナンデスに当たって方向を変え、ネットに収まった。直後の42分には、ザガドゥに早くもリードを広げるビッグチャンスが来たが、コーナーからのヘディングシュートはわずかに枠を外れた。

 

前半終了のホイッスルが鳴り、1-0とリードしてハーフタイムに入ったBVBだが、この時点で故障者が2人出てしまった。ディレイニーは35分にダフートと交代。ピシュチェクはルマルとの交錯で目の近くを縫わなければならなかった。

 

控室から出てきたアトレティコは後半から反撃を開始。ホームチームを自陣に押しとどめ、ミスを誘ってチャンスをつくった。最大の決定機は52分に訪れ、サウールがポスト直撃のシュート。BVBは敵陣でうまくボールをキープすることができず、守備陣にとって気の休まらない時間帯が続いたが、66分、ロイスがようやくアトレティコの守備陣を突破。しかしゴールエリア端からシュートを打とうとしたところをハキミが邪魔する形になり、連係不足でビッグチャンスを逃してしまった!

 

ゲレイロとサンチョが速攻から得点

 

プレーを落ち着かせたかったファブレ監督は、その少し前にブルーン・ラーセンを下げてゲレイロを投入。この交代がすぐに実を結ぶ。73分、ゲレイロは自らが起点となった攻撃を締めくくり、ハキミがペナルティーエリア内に入れた鋭いクロスに合わせてスコアを2-0とした。

 

ただアトレティコも諦めておらず、途中出場のコレアがシュート。しかしビュルキがワールドクラスのセービングを披露し、ポストに当ててピンチを防いだ(78分)。80分にはグリーズマンもサイドネット外側をたたいた。この直後、BVBがさらにアトレティコを引き離す。まずゲッツェが阻止不能のハキミにボールを託す。エリア内まで持ち込んだハキミが完璧なタイミングでサンチョの前方にパス。あとはシンプルに押し込むだけだった(83分)。BVBの攻撃はまだ終わらず、さらに6分後、フィリペ・ルイスのミスパスを拾ったゲレイロが、この日の自身2点目も決め、ゴールラッシュを締めくくった。

 

時系列で見る試合経過はこちら(ドイツ語)

 

今後の日程:
土曜日のブンデスリーガではヘルタBSCベルリンとジグナル・イドゥナ・パルクで対戦(日本時間27日22時30分キックオフ)。アトレティコとのリターンマッチには11月6日に臨む。

 

メンバー&ゴール:
ボルシア・ドルトムント:
ビュルキ;ピシュチェク、ディアロ、ザガドゥ、ハキミ;ビツェル、ディレイニー(35分 ダフート);プリシッチ(79分 サンチョ)、ロイス、ブルーン・ラーセン(63分 ゲレイロ)、ゲッツェ
アトレティコ・マドリー:オブラク;フアンフラン、ゴディン、エルナンデス、フィリペ・ルイス;ルマル、トーマス(46分 ロドリゴ)、サウール・ニゲス(70分 コレア)、コケ;ジエゴ・コスタ、グリーズマン
ベンチ:ヒッツ、フィリップ、バイグル、トプラク(BVB);アダン、アリアス、カリニッチ、サビッチ、ビトーロ(アトレティコ)
ゴール:ビツェル(38分 ハキミ)、ゲレイロ(73分 ハキミ)、サンチョ(83分 ハキミ)、ゲレイロ(89分)
CK数:4-5(前半2-2)  チャンス数:7-4(前半3-0)
主審:テイラー(イングランド) 警告:ディアロ(BVB);トーマス、ルマル、フェリペ・ルイス、ジエゴ・コスタ、コレア(アトレティコ)
観客数:6万6099人(満員)  天候:乾燥、気温12度

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