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2019.2.25

3-2:強敵レバークーゼンにホームで競り勝つ

3-2:強敵レバークーゼンにホームで競り勝つ

ブンデスリーガで引き分けが3試合続いていたボルシア・ドルトムントは、ホームで迎えた第23節でバイヤー・レバークーゼンに3-2(前半2-1)と競り勝ち、後続と3ポイント差の首位を維持した。

 

レポート:ボリス・ルパート

 

アウェーエリアに空席が出て満員とはならなかったものの8万1029人の観客を集めたジグナル・イドゥナ・パルクで、アウェーのレバークーゼンはハイプレスで主導権を握ろうとした。これに対し、BVBはスペースを見つけるとゴール前で決定力を発揮。37分にフォラントにゴールを許したものの、それを挟んでダン=アクセル・ザガドゥ(30分)とジェイドン・サンチョ(38分)が得点した。2-1で試合を折り返したBVBは、60分にマリオ・ゲッツェが追加点をマーク。守護神ロマン・ビュルキは好セーブを連発し、その後の失点をターによる1点(75分)のみに抑えた。

 

戦前の状況:
4連勝中のレバークーゼンはリーグ後半戦の首位チーム。一方、BVBは通期の首位ながら3試合連続でドローに終わっていた。ただし両者による最近7試合の対戦で、BVBは5勝を収めていた。

 

 

チーム情報:
BVBではロイス、ピシュチェク、プリシッチが故障離脱したまま。CBアカンジは12月18日以来となる戦列復帰を果たし、ハキミ、アルカセルと共にスタメンに戻った。ボルフ、ディレイニー、フィリップはベンチに回った。

 

戦術:
4-3-3のレバークーゼンは3トップを中心にハイプレスを仕掛け、2人の攻撃的MFのうち少なくとも1人もプレスに加わった。ブラントとハベルツは頻繁にポジションをスイッチ。左SBイェドバイはしばしば中へ入り、中盤センターでパスの選択肢を増やした。しかし、それによって左ウインガーのベイリーの背後にスペースができ、28分にはサンチョがここを突いてBVB最初の枠内シュートを放った。ホームチームは4-2-3-1。中盤の底ではバイグルとビツェルがコンビを組んだ。

 

試合の展開と分析:
立ち上がりから果敢に攻めたレバークーゼンはBVBを陣内へ押し込み、容赦なくプレスをかけた。アウェーチームはボール支配率(序盤80%、20分まで68%)とシュート数(20分まで3対1)で圧倒し、16分にはベンダーにビッグチャンスが訪れるも、16メートルのシュートはコーナーキックに。23分にはハベルツがゴールに迫った。

 

苦しい時間帯を無失点でしのいだBVBは28分にようやくチャンスを迎え、サンチョがシュート。これはフラデツキーに阻まれ、1分後にはバイグルがゴール前に入ったが、空中戦でターに競り負けた。しかし、これで得たコーナーから先制点が生まれる。30分、サンチョが左サイドから入れたボールにアカンジは合わせられなかったものの、ザガドゥがこぼれてきたボールを左足で押し込み、1-0とした。

 

ザガドゥに続きサンチョもボレーで得点

 

ホームチームのリードが続いたのは7分間。フォラントが16メートルのシュートを放つと、視界を遮られたビュルキはこれを止められなかった。それでも1分後、BVBはリードを回復。ディアロが左サイドを駆け上がってクロス。サンチョはマーカーのイェドバイをかわしながらアウトサイドのボレーで合わせ、ネットを揺らした。スタジアムは大いに沸き、前半は2-1で終了。ただ、アルカセルには2つのチャンスが訪れていたが、33分にサンチョが折り返した際はバランスを崩してしまい、アディショナルタイムの16メートルのシュートもクリアされた。前半のシュート数はBVBが7対6と逆転。レバークーゼンはボール支配率で依然として圧倒し(70%)、パス成功率でも89%と、BVBの76%を大きく上回った。

 

 

後半に入るとレバークーゼンが同点ゴールを狙いにいったが、堅守のBVBを相手にチャンスをなかなかつくれなかった。これに対し、ホームチームは60分にリードを拡大。ハキミが右サイドから入れたクロスが、イェドバイに当たりエリア周辺にこぼれる。そこへ駆け込んだゲッツェが16メートルの低く抑えたフィニッシュをゴール隅に突き刺した。

 

ゲッツェのゴールが決勝点に

 

3分後にはアルカセルがネットを揺らすも、オフサイド判定により得点は認められなかった。直後の64分、フォラントがBVBのゴールを襲う。このシュートを好セーブで止めたビュルキは72分にも途中出場のアラリオによる一撃を阻止。しかし72分、ブラントのFKに合わせたターの強烈なヘディングの前にはなすすべなく、スコアは3-2となった。

 

BVBのベンチからピッチに入ったブルーン・ラーセンには86分に試合を決めるチャンスが訪れたものの、サンチョのクロスに合わせたシュートを上へ浮かせてしまう。それでも5分間のアディショナルタイムをしのいだBVBは、貴重な勝ち点3を手にした。

 

試合を時系列で振り返るにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

今後の日程:
次戦は今週金曜日。FCアウクスブルクとアウェーで戦う(日本時間3月2日午前4時30分キックオフ)。

 

出場メンバー&ゴール
ブンデスリーガ第23節
ボルシア・ドルトムント 3-2(前半2-1)

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ハキミ、アカンジ、ザガドゥ、ディアロ;ビツェル、バイグル;サンチョ、ゲッツェ(83分 ダフート)、ゲレイロ(76分 ブルーン・ラーセン);アルカセル(90分 ボルフ)
バイヤー・レバークーゼン:フラデツキー;バイザー、ター、S・ベンダー、イェドバイ;バウムガルトリンガー;ハベルツ、アランギス;ブラント、フォラント、ベイリー(70分 アラリオ)
ベンチ:ヒッツ、ディレイニー、フィリップ、シュメルツァー(BVB);エズジャン、ドラゴビッチ、パウリーニョ、キーセ・テリン、ベンデウ、コール(レバークーゼン)
ゴール:ザガドゥ(30分 サンチョのCK)、フォラント(37分 ハベルツ)、サンチョ(38分 ディアロ)、ゲッツェ(60分 ハキミ)、ター(75分 ブラントのFK)
CK数:3-8(前半2-4)  チャンス数:6-6(前半4-3)
主審:ディンガート(グリース)  警告:ゲレイロ(BVB);イェドバイ、ター(レバークーゼン)
観客数:8万1029人  天候:晴れ、気温14度

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