ニュース

2019.5.12

3-2:ホーム最終戦で望みをつなぐ勝利!

3-2:ホーム最終戦で望みをつなぐ勝利!

ブンデスリーガ第33節で、ボルシア・ドルトムントはフォルトゥナ・デュッセルドルフとのホームゲームを3-2(前半1-0)で制し、リーグ優勝の望みを最終節につないだ。首位のバイエル・ミュンヘンはRBライプツィヒと0-0で引き分け、BVBは2ポイント差の2位で最終節を迎えることになった。

 

レポート:ボリス・ルパート

 

アウェーファン8000人を含む8万1365人の観客に埋め尽くされたジグナル・イドゥナ・パルクで、BVBは死闘の末に今季ホーム最終戦を勝利で飾った。41分にプリシッチが先制するもハーフタイム明けの47分、フィンクに同点ゴールを許してしまう。しかし53分、ディレイニーが得点して2-1と再びリード。アディショナルタイム2分にはゲッツェが加点した。その3分後にコフナツキに決められ再び1点差となったが、耐えて勝ち点3をもぎ取った。

 

戦前の状況:
BVBはデュッセルドルフにホームで負けたことがなく(5勝2分け)、その7試合で常に得点していた。つまりスコアレスドローもなかった。

 

チーム情報:
BVBはロイスとボルフを出場停止で欠き、負傷中のビュルキ、ディアロ(ともに筋肉系)とハキミもプレーできなかった。サンチョはベンチに回り、ヒッツ、ピシュチェク、ブルーン・ラーセンがスタメンに入った。

 

 

戦術
BVBは4-2-3-1。デュッセルドルフは4-5-1としながら柔軟に形を変え、ワントップのルケバキオの背後で自由な役割を与えられたフィンクは相手ボール時に中盤まで下がった。左サイドでは最終ラインのギーセルマンと中盤のシュテーガーが絶えずポジションを入れ替えた。

 

試合の展開と分析:
前半はテンポとパスの正確性を欠いたBVBに対し、デュッセルドルフは巧みなポジショニングプレーでほとんどの時間、BVBを自陣ゴールに近づけなかった。唯一の例外はプリシッチとゲレイロで、前者は13分、振り向きざまに惜しいシュート。後者はその8分後にGKレンジングの手を煩わせ、さらにプリシッチがそのこぼれ球に迫ったが、ツィマーマンにクリアされた。一方、常にカウンターでチャンスを伺っていたデュッセルドルフは、19分にルケバキオがネットを揺らす。しかしわずかにオフサイドだったとしてゴールは認められず、BVBは胸をなでおろした。

 

 

ついに試合の均衡が破れたのは41分。まずバイグルが左サイドのブルーン・ラーセンにロングボールを送る。ブルーン・ラーセンが折り返したボールをゲレイロが中央にセンタリング。これをディレイニーが頭で戻し、BVBで最後のホームゲームとなったプリシッチが同じく頭で押し込んだ。

 

しかし後半に入ってすぐ、BVBは意表を突かれる。デュッセルドルフが自陣左サイドでボールを奪取。ズットナーのクロスに中央でフィンクが合わせると、ボールはタイミングを見誤ったヒッツの股間をすり抜け、ラインを割った(47分)。だがBVBは6分後にリードを取り戻す。バイグルのスルーパスに抜け出したアルカセルがGKレンジングを引き出す。しかしそこがシュートポジションではないと判断すると、すぐさまボールをプリシッチの前方へ。プリシッチはペナルティースポットにいたゲッツェに託し、ゲッツェのパスをディレイニーが狙う。最初のシュートはブロックされたが、いち早く反応してリバウンドを自らゴール下隅に蹴り込んだ(53分)。

 

10人のデュッセルドルフが粘る

 

その直後、BVBはデュッセルドルフに再び同点とするビッグチャンスを与えてしまう。ヒッツがルケバキオを倒し、PKを献上。ルケバキオがヒッツに対して上げたひざも危険だったが、ビデオアシスタントレフェリーに相談したあともシュティーラー主審は判定を覆さなかった。だが幸運にもこの59分のPKをルケバキオが失敗。ボールは大きく枠を外れた。反対側のゴール前ではピシュチェクがエリア内でファウルを受けたものの、PKの要求は通らなかった(65分)。

 

さらにドラマは続き、残り8分、ボジェクがサンチョへの危険なタックルで一発退場となる。アディショナルタイムに入ってゲッツェが3点目を追加し、これで勝負はついたかに思われた。しかし10人となったデュッセルドルフは諦めず、95分にアイハンの絶妙なパスからコフナツキが決める。アウェーチームはさらに2つのチャンスをつくったものの、96分のホフマンも98分のカラマンも決めきれず、ブラック&イエローが辛くも逃げ切った。さらにスタジオアナウンサーのノビー・ディッケルが「ライプツィヒとバイエルンは0-0のドロー。勝負はまだ終わっていない!」と叫ぶと、会場は大きな歓声に包まれた。

 

試合を時系列で振り返るにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

出場メンバー&ゴール
ブンデスリーガ第33節

ボルシア・ドルトムント 3-2(前半1-0) フォルトゥナ・デュッセルドルフ

 

ボルシア・ドルトムント:ヒッツ;ピシュチェク、バイグル、アカンジ、ゲレイロ;ディレイニー、ビツェル;プリシッチ(90+1分 シュメルツァー)、ゲッツェ(90+5分 フィリップ)、ブルーン・ラーセン(61分 サンチョ);アルカセル
フォルトゥナ・デュッセルドルフ:レンジング;ツィマーマン、アイハン、ホフマン、ギーセルマン;コフナツキ、シュテーガー、ボジェク、ズットナー(67分 ラーマン);フィンク(76分 カラマン);ルケバキオ
ベンチ:エルシュレーゲル、バレルディ、ダフート、トプラク;ドロブニー、バルコク、ヘニングス、カミンスキ
ゴール:プリシッチ(41分 ディレイニー)、フィンク(47分 ズットナー)、ディレイニー(53分 ゲッツェ)、ゲッツェ(90+2分 アルカセル)、コフナツキ(90+5分 アイハン)
特筆すべき出来事:ルケバキオがPK失敗(59分 ヒッツのルケバキオに対するファウル)
CK:2-4(前半0-1) 好機:5-4(前半3-0)
主審:シュティーラー(ハンブルク) 退場:ボジェク(82分 深刻なファウル) 警告:プリシッチ
観客数:81365人(チケット完売) 天候:曇り、気温8度

 

今後の日程:
2018-19シーズンを締めくくる土曜午後の第34節で、ボルシア・メンヘングラットバッハとアウェーで戦う(日本時間18日22時30分キックオフ)。

border
ニュース一覧に戻る

最新ニュース

U-17、6-1の圧勝でドイツ西部王者に

2019.5.26

U-17、6-1の圧勝でドイツ西部王者に

ボルシア・ドルトムントU-17がアルミニア・ビーレフェルトに6-1で圧勝し、今シーズンの目標に掲げていたリーグ優勝を成し遂げた。   続きを読む>>

ロイス、ブラント、シュルツがドイツ代表に選出

2019.5.25

ロイス、ブラント、シュルツがドイツ代表に選出

マルコ・ロイス、 続きを読む>>

クラブミュージアム、改装のため閉鎖へ

2019.5.24

クラブミュージアム、改装のため閉鎖へ

オープニングから10年、ボルシア・ドルトムントのクラブミュージアム“ボルッセウム”が全面改装されることになった。ただ施設が新しくなっても、「ファンによるファンのためのミュージ 続きを読む>>