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2018.9.15

3-1:効果的にゴールを重ねてホームで2勝目

3-1:効果的にゴールを重ねてホームで2勝目

ボルシア・ドルトムントは週半ばにも試合がある日々が続く“イングリッシュ・ウィーク”を白星でスタートさせることに成功した。ブンデスリーガ第3節、BVBは苦しみながらもホームでアイントラハト・フランクフルトを3-1(前半1-0)と下し、シーズン2勝目をマーク。アブドゥ・ディアロ、マリウス・ボルフ、パコ・アルカセルがそれぞれゴールを決めた。

 

レポート:ボリス・ルパート

 

8万1000人が詰めかけたものの、アウェー席に若干の空席が残ったジグナル・イドゥナ・パルクで、両者は長いこと互いに譲らぬ戦いを展開。ブラック&イエローはコンパクトに陣形を保つフランクフルトを相手に、あくまでも自分たちのゲームプランを貫き、不必要なリスクを冒すことなくアウェーチームの守備を慎重に崩そうと試みた。その結果、前半は決定機が1度しかつくれなかったが、コーナーキックからのこぼれ球をディアロが押し込んで先制した(36分)。フランクフルトも68分、流れに反してアレールが同点ゴールを奪うも、BVBはその4分後にボルフが決めて再びリード。88分にはアルカセルがスコアを3-1とし、勝利を確実にした。

 

戦前の状況:
BVBはフランクフルトに対してホーム7連勝中。今シーズンは公式戦で無敗(2勝1分け)のBVBに対し、フランクフルトはここまでの4試合ですでに3敗を喫し、ブンデスリーガでは1勝(アウェーのフライブルク戦)1敗(退場者を1人出したホームでのブレーメン戦)となっていた。

 

 

チーム情報:
クリスティアン・プリシッチ、エメル・トプラク、ラファエウ・ゲレイロを欠いていたBVBは、0-0で引き分けた前節のハノーファー戦から1人だけ変更。代表戦で最も長距離を移動してきたばかりのアクセル・ビツェルをベンチに回し、ヤコブ・ブルーン・ラーセンをスタメンに抜擢した。新加入のアルカセルもベンチスタート。対するフランクフルトは、レビッチ、チャンドラー、サルセド、タワタ、ビレムス、パシエンシアが欠場となった。

 

戦術:
両チームとも4-2-3-1のシステムを採用。両サイドバックを高い位置に置き、攻撃の組み立て時は守備的MFの1人がセンターバックの間に入った。そして相手ボール時は、両者とも4-4-2にシフト。フランクフルトはBVBのパスコースをうまく消していた。BVBがアレールとガチノビッチで構成された最初の防波堤を突破すると、フランクフルトがその後ろに4人ずつのライン2枚をコンパクトに形成したため、BVBはそれ以上先になかなかボールを運べなかった。

 

試合の展開と分析:
BVBは序盤からゲームを支配し、ボール支配率は開始後30分の時点で61パーセントに達した。一方でミスにつけ込もうとするフランクフルトに対して大きなリスクを背負わず、カウンターのチャンスを許さなかった。その結果、前半を優位に進めたホームチームだが、アタッキングサードでのパス精度を欠き、流れのなかで得点を奪うことはできなかった。

 

それでも、BVBはセットプレーのチャンスを生かして36分に先制する。ブルーン・ラーセンが左サイドから入れたコーナーキックを、ゴール前のピシュチェクがスルー。バウンドしたボールを、駆け込んできたDFディアロが頭でたたきつけ、一度はGKトラップにセーブされながらもリバウンドを自ら押し込んだ。

 

 

後半に入ってからも試合の流れは変わらず、BVBは追加点を狙って攻勢を保つ。しかしフランクフルトは2点目を許さず、ホームチームのミスを待ち続けて68分に試合を振り出しに戻す。最終ラインから前線へフィードしようしたディアロのパスがシュメルツァーに当たり、そのこぼれ球を拾ったダ・コスタが右サイドからクロス。これにアレールが合わせ、ゴール左のネットを揺らした。

 

しかし4分後、ジグナル・イドゥナ・パルクは再び歓喜に包まれる。途中出場のアルカセルが、入って間もないサンチョに完璧なスルーパスを供給。クライフターンで2人をかわしたサンチョが真横へクロスを入れると、ボルフが冷静なフィニッシュをゴールにたたき込んだ。その直後、今度はフランクフルトがネットを揺らしてアウェーファンが喜んだものの、2選手がオフサイドポジションにいたと判定され、ゴールは認められなかった。

 

2-1と再びリードしたBVBは、88分に決定的な3点目を奪う。ショートコーナーからペナルティーエリア内に侵入したサンチョのドリブルは止められたものの、こぼれ球に駆け込んだアルカセルが左足を振り抜くと、ボールは鋭く弧を描きながらゴールに吸い込まれた。

 

今後の日程:
23日間で7試合という過密スケジュールを白星でスタートしたBVBは、火曜日のUEFAチャンピオンズリーグ初戦でFCブリュージュと対戦(日本時間19日午前4時キックオフ)。土曜日のブンデスリーガではTSGホッフェンハイムとアウェーで戦う(同22日22時30分)。

 

ブンデスリーガ第3節
ボルシア・ドルトムント 3-1(前半1-0)アイントラハト・フランクフルト

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、アカンジ、ディアロ、シュメルツァー;ディアロ、ディレイニー(69分 ビツェル);ボルフ、ロイス、ブルーン・ラーセン(58分 サンチョ);フィリップ(67分 アルカセル)
アイントラハト・フランクフルト:トラップ;ダ・コスタ、アブラアム、ヌディカ、ファレット;トロ(84分 ミュラー)、フェルナンデス(63分 デ・グズマン);ファビアン(63分 ヨビッチ)、ガチノビッチ、コスティッチ;アレール
控え:ヒッツ、ザガドゥ、ハキミ、ゲッツェ(BVB);ビートバルト、長谷部、ルス、バイロイター(フランクフルト)
ゴール:ディアロ(36分 ブルーン・ラーセンのCK)、アレール(68分 ダ・コスタ)、ボルフ(72分 サンチョ)、アルカセル(88分 サンチョ)
コーナーキック数:7-1(前半4-0)  チャンス数:4-1(前半1-0)
主審:コルトゥス(レーテンバッハ・アン・デア・ペーグニッツ)  警告:コスティッチ(フランクフルト)
観客数:8万1000人  天候:乾燥、気温15度

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