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2018.10.4

3-0:モナコを下してグループ首位へ

3-0:モナコを下してグループ首位へ

ボルシア・ドルトムントはジグナル・イドゥナ・パルクで行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でASモナコに3-0(前半0-0)と勝利。代表マッチウィーク後に控えるグループ最大のライバル、アトレティコ・マドリーとの2連戦を前に、勝ち点を6ポイントとして早くも決勝トーナメント進出を大きく引き寄せた。

 

 

レポート:ボリス・ルパート

 

6万6099人の観客で満員となったジグナル・イドゥナ・パルクで、アウェーのモナコは巧みな戦術的プレーを披露。ここ2試合で11ゴールを挙げていたBVBを、前半は攻撃のリズムに乗せなかった。しかし後半からピッチに立ったヤコブ・ブルーン・ラーセンが50分にようやく均衡を破ると、69分にPKをミスしたパコ・アルカセルが72分に追加点をマーク。後半、相手を圧倒したBVBは、アディショナルタイムにマルコ・ロイスのダメ押しゴールも決まり、3-0と文句なしの勝利を収めた。

 

戦前の状況:
チャンピオンズリーグで両者が対戦するのは、3-23-1といずれもモナコが勝利した2016年に続いて3度目。今シーズンはここまで公式戦8試合無敗(6勝2分け)のBVBに対し、モナコは8試合未勝利(3分け5敗)。チャンピオンズリーグ初戦でもBVBはクラブ・ブリュージュを1-0で退けた一方、モナコはアトレティコ・マドリーに1-2で敗れていた。

 

チーム情報:
クリスティアン・プリシッチ(筋繊維損傷)、マルセル・シュメルツァー(ひざの不具合)、香川真司(足首の問題)を欠いていたルシアン・ファブレ監督は、4-2で勝利した29日のバイヤー・レバークーゼン戦からメンバーを4人変更。アシュラフ・ハキミ、ブルーン・ラーセン、マキシミリアン・フィリップ(全員途中出場)、プリシッチ(ベンチ外)に代えてウカシュ・ピシュチェク、ジェイドン・サンチョ、マリウス・ボルフ、アルカセルをスタメンに起用した。

 

戦術:
BVBが採用した4-2-3-1のシステムにモナコは3-4-1-2で対抗。守備時は5-3-2にスイッチした。アウェーチームは非常に組織的で、ライン間をコンパクトに保ち、ボールを失うと最大で4選手がプレスをかけて懸命にボールを奪い返そうとした。

 

 

試合の展開と分析:
アウェーのモナコは序盤からブラック&イエローの波に押し込まれたが、時間の経過とともに落ち着いて対応。そればかりか時折チャンスを迎えるようになり、19分にはゴール上隅を狙ったティーレマンスのミドルでビュルキを脅かす。この時間帯のBVBはプレーの正確性とリズムを欠いていたが、スピードのある攻撃でチャンスをつくれていた。ボルフからペナルティーエリア内のディレイニーへパスが通った場面もその一つ。最終的にはディレイニーからボールを受けたアルカセルがシュートを放ったが、これは惜しくもゴール横に外れた(13分)。その6分後にはボルフが14メートルの距離から狙い、コースが変わったシュートをベナリオが見事に阻止。しかし、モナコの守護神はその後に負傷し、ハーフタイムを前に交代を余儀なくされてしまった。

 

60%のボールを支配し、タックル成功率も65%を記録したBVBだったが、ファブレ監督の予想通りにモナコは手強く、前半終了時の0-0は妥当なスコアと言ってよかった。

 

それでも後半に入ると、ファブレ監督の交代策がまたしてもすぐに実を結ぶ。ボルフに代わって投入されたブルーン・ラーセンがサンチョの絶妙なスルーパスに反応、9メートルの距離から確実に決めて均衡を破った(50分)。ジェメルソンはオフサイドをアピールしたものの、その前にロイスとビツェルが右サイドでボールを奪った瞬間に勝負は決まっていた。

 

 

その後の時間帯はBVBが完全に主導権を掌握。アルカセルがピシュチェクのクロスをスルーし、このチャンスにロイスが狙うも、シュートはわずかにポストの外へ流れる(62分)。BVBのキャプテンはその6分後、ペナルティーエリア内でグリクのファウルを受け、PKを獲得。アルカセルがキッカーを務めたが、強烈なシュートはクロスバーにはね返された。その直後の71分にもバイグルのスルーパスでサンチョが抜け出したが、GKの頭上を狙ったループシュートは枠をとらえきれなかった。

 

アルカセルがPK失敗のミスを帳消しとしたのは、その直後だった。敵陣内でボールを奪ったロイスからパスを受けると、途中出場したGKスバシッチと2人の相手DFをかわしてゴールを陥れる(72分)。そして後半アディショナルタイムには、ブルーン・ラーセンのクロスに合わせたロイスが3-0とした。

 

メンバー&ゴール:
UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節
ボルシア・ドルトムント 3-0(前半0-0) ASモナコ

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、アカンジ、ディアロ;ビツェル、ディレイニー(65分 バイグル);サンチョ(84分 フィリップ)、ロイス、ボルフ(46分 ブルーン・ラーセン);アルカセル

 
ASモナコ:ベナリオ(45分 スバシッチ);ラッジ、グリク、ジェメルソン;シディベ、ティーレマンス、アオル、ヘンリヒス;ゴロビン(77分 シャドリ);ファルカオ、シラ(70分 グランサー)

 
ベンチ:ヒッツ、ハキミ、ゲレイロ、ダフート(BVB);バッレーカ、エンドラム、アイ・ベナセール、ディオプ

 
ゴール:ブルーン・ラーセン(50分 サンチョ)、アルカセル(72分 ロイス)、ロイス(90+2分 ブルーン・ラーセン)

 
CK:3-1(前半3-1) 好機:8-2(前半2-1)
審判:クルバコフ(ベラルーシ) 警告:なし
観客数:66099人(チケット完売) 天候:乾燥、気温10度

 

今後の日程:
グループステージ第3節と第4節はアトレティコ・マドリーとの2連戦。まず10月24日にドルトムントで戦ったのち、11月6日にマドリードに乗り込む。週末はまたブンデスリーガに戻り、6日にFCアウクスブルクをホームに迎える(日本時間22時30分キックオフ)。

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