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2019.9.29

2-2:ブレーメンに追いつかれ2戦連続ドロー

2-2:ブレーメンに追いつかれ2戦連続ドロー

ブンデスリーガ第6節、ベルダー・ブレーメンと戦ったボルシア・ドルトムントはホームで勝ち損ね、2戦連続となる2-2(前半2-1)のドローに甘んじた。

 

レポート:ボリス・ルパート

 

8万1365人の観客に埋め尽くされたジグナル・イドゥナ・パルクで、BVBは7分にラシツァに先制点を許したものの、直後にゲッツェが決めて追いついた。さらに、41分にはロイスが勝ち越し点をマーク。逆転して試合を折り返したホームチームだったが、55分にフリードルに同点ゴールを奪われると、数々のチャンスを生かせないまま勝ち点を分け合う結果となった。

 

戦前の状況:
3勝1分け1敗で3位だったBVBは、ブレーメンとのリーグ戦最近9試合で1敗しかしていなかった。特にホームでは、ブレーメンを迎えた2007年以降のリーグ戦12試合で11勝1敗としていた。一方、ブレーメンは開幕からの5試合で2勝3敗の10位。勝ち点6と、昨シーズンの同じ時点のほぼ半分だった。

 

 

チーム情報:
BVBではシュルツのほか、フンメルスが故障者リスト入り。しかし、シーズン前に肩を痛めていたモレイ、そしてバレルディが今季初めてチームに入った。ファブレ監督はフランクフルトと2-2で引き分けた先週のアウェーゲームから先発メンバー4人を変更。バイグルがフンメルスに代わってCBに入り、ゲレイロ、ディレイニー、アルカセルがベンチに回ってピシュチェク、ダフート、ゲッツェが先発した。ブレーメンでは元BVBのシャヒンとビッテンコートがスタメン入り。トプラクはメンバーを外れた。

 

戦術:
ブレーメンは3-4-2-1のフォーメーション。クラーセンとエッゲンシュタインがダブルボランチとして機能した。左のフリードルと右のラングは時折下がり、4バックまたは5バックを形成。前線はサージェントのワントップで、ラシツァは主にその背後でビッテンコートと並んだ。BVBは馴染みの4-2-3-1でサイドを有効利用し、相手にボールを追わせて生まれたスペースを突こうとした。しかし、ブレーメンはチームとしてよく守り、あまりスペースを与えなかった。

 

試合の展開と分析:
BVBは幸先の悪く開始7分でリードを許してしまう。クラーセンがスローインで入ったボールをキープ。ハキミが一時立ちはだかったものの、ビツェルをかわしたクラーセンは浮き球のパスを供給。これを落としたラシツァが、強烈な一撃でビュルキを破った。

 

 

しかし、BVBは79秒で同点に追いつく。ハキミからのボールを受けたピシュチェクがクロス。ゴールエリア角のラングが対応を誤ると、跳んで合わせたゲッツェがネットを揺らした。ホームチームはその後も攻め続けたが、デンジャラスゾーンまで侵入できない。18分にサンチョが22メートルのミドルシュートを放つも、パブレンカに弾き出される。10分後、アザールに決定機が訪れかけたが、ゲブレ・サラシエにシュートをブロックされた。

 

BVBの連携プレーは決して悪くなかったものの、ブレーメンの堅くコンパクトな守備を破るには、さらに精度を上げる必要があった。36分、ゲッツェからのパスを受けたロイスが左サイドからペナルティーエリア内へ侵入、しかし、ゴールへ突進するサンチョへのラストパスはやや強すぎた。とはいえ、BVBのパス成功率はその時点で驚異的な95%に達していた。

 

そして前半終了の4分前、BVBに待望の勝ち越し点が生まれる。右サイドでビツェルからアザールへとボールがつながり、ピンポイントクロス。これにロイスがマーカーを振り切りながら頭で合わせると、ボールはファーサイド隅のネットに吸い込まれた。45分、ゲッツェのスルーパスにダフートが抜け出すも、フィニッシュをパブレンカの足に止められ、追加点とはならなかった。

 

 

迎えた後半、49分にピシュチェク、50分にラシツァがゴールに迫るも、いずれもシュートをブロックされる。しかし、4バックに変えてシャヒンを中盤に上げたブレーメンは、55分に同点に追いつく。ピシュチェクがピンチでコーナーへ逃れるも、続くセットプレーでサージェントがそらしたボールをフリードルがファーポスト付近から頭で押し込み、2-2とした。

 

BVBは67分、ダフートに代わって新戦力のブラントがイン。3-1でケルンを下した試合と同様、中盤の底でビツェルと組んだ。勝利を目指して攻めるチームは70分にチャンスをつくってハキミがシュート。これをパブレンカにセーブされた後、アザールがこぼれ球に詰めたが、またもやブレーメンの守護神に弾き出された。3分後、ゲッツェと交代したばかりのアルカセルがサンチョのクロスに合わせにかかるも、わずかに届かなかった。

 

反対側のゴールでは、77分にビュルキがサージェントの一撃を好セーブで阻止。その直後、アザールのシュートがクラーセンに当たって方向を変えながらゴールへ飛んだが、パブレンカに止められた。BVBはその後も攻勢を保ったものの、勝ち点1に甘んじる結果に。アディショナルタイムに訪れたラストチャンスでは、アルカセルがブラントのクロスに合わせたシュートを浮かせてしまった。

 

試合を時系列で振り返るにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

出場メンバー&ゴール:
ブンデスリーガ第6節

ボルシア・ドルトムント 2-2(前半2-1)SVベルダー・ブレーメン
ボルシア・ドルトムント:
ビュルキ;ピシュチェク、バイグル、アカンジ、ハキミ;ビツェル、ダフート(67分 ブラント);サンチョ(80分 ゲレイロ)、ロイス、アザール;ゲッツェ(72分 アルカセル)
SVベルダー・ブレーメン:パブレンカ;ゲブレ・セラシエ、シャヒン、グロース;ラング、M・エッゲシュタイン、クラーセン、フリードル;ビッテンコート(J・エッゲシュタイン)、ラシツァ(73分 ゴラー);サージェント(87分 ピサロ)
控え:ヒッツ、ザガドゥ、ディレイニー、ベラルディ、モレイ、ブルーン・ラーセン(BVB);カピノ、ベリコビッチ、シュトラウディ、バルクフレーデ(ブレーメン)
ゴール:ラシツァ(7分 クラーセン)、ゲッツェ(9分 ピシュチェク)、ロイス(41分 アザール)、フリードル(55分 サージェント)
チャンス数:9-5(前半4-1)  CK数:10-2(前半4-0)
主審:アイテキン(オーバーアスバッハ)  警告:バイグル
観客数:8万1365人(満員)  天候:雨、気温15度

 

今後の日程:
来週はアウェーゲームが2試合予定されている。まずは水曜夜にスラビア・プラハとのUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第2戦(日本時間10月3日午前1時55分キックオフ)。土曜の午後はフライブルクのホームに乗り込む(同5日22時30分)。

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