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2019.4.14

サンチョの2発とビュルキの活躍で2-1の勝利

サンチョの2発とビュルキの活躍で2-1の勝利

ボルシア・ドルトムントはホームに1FSVマインツ05を迎えたブンデスリーガ第29節で2-1(前半2-0)の勝利。暫定ながらもFCバイエルン・ミュンヘンから首位の座を奪い返した。

 

レポート:ボリス・ルパート

 

この日のジグナル・イドゥナ・パルクは8万1365人の観客で満員に。BVBは前半から主導権を握ると、ジェイドン・サンチョの2ゴール(17、24分)で2点を先行した。しかし、後半に入るとマインツの反撃を許し、83分にクアイゾンのゴールで1点差に詰め寄られる。最終的にはGKロマン・ビュルキの活躍でどうにかリードを守り、2-1で逃げ切ることに成功した。

 

戦前の状況:
キックオフの時点で2位BVBと12位マインツの間には、勝ち点で30ポイントの隔たりがあった。BVBはマインツとの直近8試合で6勝を挙げており、1試合平均失点も0.9。これは今季ブンデスリーガのどのクラブとの試合よりも少ない数字だった。

 

チーム情報:
ウカシュ・ピシュチェクとアシュラフ・ハキミ(共に足の負傷)に加え、クリスティアン・プリシッチとラファエウ・ゲレイロも回復が間に合わずに欠場。手を痛めていたパコ・アルカセルはベンチスタートながらも復帰した。前節のバイエルン戦からは先発3人が入れ替わり、ピシュチェク、ダン=アクセル・ザガドゥ、マフムート・ダフート(後者2人はベンチ)に代えてマリウス・ボルフ、ユリアン・バイグル、マリオ・ゲッツェがスタメンに名を連ねた。

 

戦術:
ルシアン・ファブレ監督は4-2-3-1のフォーメーションに戻し、最前線にマリオ・ゲッツェ(背番号10の役割もこなし、先制点をアシスト)、トップ下にマルコ・ロイスをそれぞれ配置。対するマインツはカウンターを狙うべく5-3-2の陣形を採り、必要に応じてMFグバマンが下がって最終ラインをサポートした。

 

試合の展開と分析:
前半30分のシュート数は、わずか1本のマインツに対してBVBが7本。そのうち1本は枠に嫌われていたが、すでに2つのゴールが生まれていた。流れるような連係から見事な攻撃を繰り出したBVBは、開始早々の6分にコーナーキックを獲得。短くつないだボールを受けたゲッツェが危険なクロスを入れると、ラツァに当たったボールはポストを直撃する。その数分後にはサンチョのお膳立てからヤコブ・ブルーン・ラーセンがGKミュラーを脅かした。

 

 

序盤にサンチョが2点を連取

 

BVBが均衡を破ったのはその直後だった。ボルフが前線にロングボールを送ると、ニアカテの頭上を越えたボールを背後のゲッツェが胸で落とし、右サイドの空いたスペースに自ら持ち込んでクロス。ペナルティーエリア内に駆け込んできたサンチョがファーポストでうまく合わせ、スコアを1-0とした(17分)。若きイングランド代表ミッドフィルダーはその7分後、鋭い得点感覚を再び発揮する。ゲッツェのダイレクトパスを受けたトーマス・ディレイニーがライン際から折り返すと、ゴール前に侵入していたサンチョがシュート。ニアカテの足に当たったボールはコースが変わり、相手ゴールキーパーの逆を突いてゴールに吸い込まれた(24分)。

 

BVBは前半のうちにリードを広げていてもおかしくなかったが、アクセル・ビツェルの強烈なタックル、そしてゲッツェの鋭いパスからチャンスを迎えたブルーン・ラーセンが好位置からのシュートを決められない(31分)。対するマインツもBVB守備陣の隙を突いて反撃したが、オニシウォのシュートはわずかにゴール横へ外れた(43分)。

 

ブラック&イエローは後半開始直後にもカウンターからとどめを刺すチャンスを迎えたが、数的優位に立ちながらも状況判断が悪く、ネットを揺らすことができない(50分)。その後のBVBは、時間の経過と共に集中力を欠いたプレーが増えていった。一方、マインツはバクの投入後に4-4-2へシフトし、スペースをうまく使えるように。63分にはオニシウォのシュートが再び枠を直撃したが、次第にBVBを追い込んでいった。

 

78分にはボルフが交代を余儀なくされ、右サイドバックの位置にマヌエル・アカンジを投入。しかし試合の流れを変えるには至らず、その後の決定機ではロイスの判断が甘く、またしても突き放すことができない。マインツに1点を返されたのはその直後(83分)。失点のショックを隠せず、窮地に立たされたBVBを救ったのは、ウジャーとハックのシュートを立て続けにブロックした守護神ビュルキだった。

 

試合を時系列で振り返るにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

出場メンバー&ゴール


ブンデスリーガ第29節
ボルシア・ドルトムント 2-1(前半2-0)1FSVマインツ05
ボルシア・ドルトムント:
ビュルキ;ボルフ(78分 ザガドゥ)、アカンジ、バイグル、ディアロ;ビツェル、ディレイニー;サンチョ、ロイス、ブルーン・ラーセン(72分 フィリップ);ゲッツェ(89分 トプラク)
1FSVマインツ05:ミュラー;ドナーティ、グバマン、ハック、ニアカテ、アーロン・マルティン;クンデ・マロン(46分 バク);ボエチウス、ラツァ(82分 ウジャー);マテタ(56分 クアイゾン)、オニシウォ
ベンチ:ヒッツ、アルカセル、ダフート、シュメルツァー(BVB);ツェントナー、マキシム、ベル、ブロジンスキ
ゴール:サンチョ(17分 ゲッツェ)、サンチョ(24分 ディレイニー)、クアイゾン(83分 ハック)
CK数:4-4(前半4-0)  好機:5-5(前半5-1)
主審:アイテキン(オーバーアスバッハ)  警告:マテタ
観客数:8万1365人(満員)  天候:晴れ、気温5度

 

今後の日程:
イースターの21日に行われる次節でSCフライブルクのホームに乗り込む。この試合は日本時間22時30分キックオフ。

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