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2017.12.17

2-1:土壇場のゴールでホッフェンハイムに勝利

2-1:土壇場のゴールでホッフェンハイムに勝利

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガで5日間に2つ目となる勝利を挙げ、スランプから完全に抜け出した。ペーター・シュテーガー監督就任後初めてのホームゲームで、BVBは前半に先制を許したものの、後半に入って反撃。終了間際の決勝点で2-1と競り勝ち、ホッフェンハイムを抜いて2位と勝ち点2差の暫定3位に浮上した。このままの順位でウインターブレークに入れるかどうかは、明日のライプツィヒとレバークーゼンの結果次第となる。

 

レポート:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

8万1360人で埋め尽くされたジグナル・イドゥナ・パルクで、BVBは立ち上がりから20分間、試合を支配。しかし21分、ウートにゴールを許し、流れに反して先制される。ホームチームはなかなか反撃のきっかけをつかめなかったが、63分にようやくピエール=エメリク・オーバメヤンのPKで同点に追いつく。そして89分、クリスティアン・プリシッチが値千金の決勝ゴールを奪い、白熱の戦いに終止符を打った。

 

全試合映像はBVBtotal!で視聴可能

 

戦前の状況:
勝ち点25の6位でこの試合を迎えたBVBは、勝てば5位のホッフェンハイム(勝ち点26)をかわせることがわかっていた。ホッフェンハイムはBVBとのリーグ戦で8試合未勝利(4分け4敗)。今シーズンのブンデスリーガを戦うチームのなかでは、最も長く勝てていない相手がBVBだった。

 

ジグナル・イドゥナ・パルクでの年内最後の試合前に地元の合唱団「ゾネンキンダー・ゼルム」が歌う恒例行事も今回で28回目

 

チーム情報:
BVBはマリオ・ゲッツェ、ウカシュ・ピシュチェク、マルコ・ロイス、アンドレ・シュールレ、マキシミリアン・フィリップ、ゴンサロ・カストロ、ヤコブ・ブルーン・ラーセン、ジェイドン・サンチョ、セバスティアン・ローデ、エリック・ドゥルムの10選手が、いずれも故障により欠場。対するホッフェンハイムはバークナー(コンディション不足)、ガイガー(出場停止)のみを欠いていた。シュテーガー監督はマインツに敵地で勝利した前節と同じスタメンを送り込んだ。

 

マインツ戦と同様、中盤の底に入ったバイグル

 

戦術:
ミッドウィークのマインツ戦と同じく4-3-3の布陣で臨んだBVBは、時に5人が前線で攻撃に参加。バイグルだけは上がらず、4バックの前に残った。ホッフェンハイムは5-3-2のシステムを採用し、ボールを奪うと3-5-2にシフトした。

 

試合の展開と分析:
BVBは立ち上がりから非常に優れたサッカーを展開。今回もコンパクトに守り、ホッフェンハイムのビルドアップでのミスを狙ってショートカウンターを仕掛ける。特に開始15分までは攻勢が際立ち、なかでもアンドリー・ヤルモレンコが目立った。5分にはグリリッチュのパスをカットしてゴール前に抜け出したが、角度のない位置から放ったフィニッシュはファーポストの外側へそれた。それからの数分間で、ヤルモレンコは2つのチャンスを演出。9分にはプリシッチが狙うもGKバウマンに止められ、14分のオーバメヤンのシュートは枠から外れた。その2分後、ウクライナ人ウインガーは再びゴールに迫ったものの、グリリッチュのブロックにシュートを阻まれてCKを獲得するにとどまった。

 

その時点まではBVBが試合を優位に進め、ホッフェンハイムがゴールに近づくことはほとんどなかった。アウェーチームが初めてチャンスをつくったのは19分。グナブリーがゴールまで15メールの位置から狙うも、ロマン・ビュルキが難なくセーブ。しかし、その2分後に均衡を破ったのはホッフェンハイムだった。アミリがBVBの守備陣を突破し、絶妙なスルーパスを供給。これをカデジャーベクが横へ流すと、フリーのウートがネットを揺らした。28分にはツバーがミドルシュートで追加点を狙ったが、これはビュルキが阻止。BVBは失点してからしばらくバランスを崩していたものの、ハーフタイム前にソクラティスが同点ゴールに迫る。だが、香川真司のFKに合わせたヘディングシュートはポストの脇へわずかにそれた。

 

プリシッチが決勝点

 

後半、ホッフェンハイムは1点のリードを守り抜こうと守備に重点を置き、BVBにボールを持たせてカウンターを狙う戦術をとる。後半最初のチャンスはそのアウェーチームに訪れ、51分にアミリがボレーシュートを放つもビュルキがセーブ。一方、ホームチームはなかなか得点機をつくれずにいたが、62分にPKを獲得する。ヤルモレンコがオーバメヤンとのワンツーから抜け出してペナルティーエリア内へパス。これを受けた香川が切り返そうとしたところをポシュに倒され、オスメアス主審にPKを与えられる。これをオーバメヤンが落ち着いて決め、スコアを1-1とした(63分)。

 

 

終盤は両チームとも決勝ゴールを狙って攻めた。カデジャーベクが78分に放ったシュートはポストの外側をかすめ、83分のデミルバイのミドルシュートはクロスバーの上へ。BVBは決定的なチャンスをつくれずにいたが、89分にビッグチャンスを生み出す。香川のスルーパスに抜け出したプリシッチが、ゴールエリア内でボールを浮かせてバウマンをかわすと、無人のゴールにフィニッシュを流し込んだ!その後、オーバメヤンとマフムート・ダフートはリードを広げるチャンスを生かせなかったものの、BVBは勝ち点3の獲得に成功した。

 

メンバー&ゴール:
2017年12月16日(土) ブンデスリーガ第17節
ボルシア・ドルトムント 2-1(前半0-1) TSGホッフェンハイム

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;トリアン、ソクラティス、トプラク、シュメルツァー;バイグル;香川、ゲレイロ;ヤルモレンコ(73分 ダフート)、オーバメヤン、プリシッチ(90+3分 スボティッチ)
TSGホッフェンハイム:バウマン;ポシュ(90+1分 アクポグマ)、フォクト、ヒュプナー;カデジャーベク、グリリッチュ、ツバー;デミルバイ、アミリ;グナブリー(63分 クラマリッチ)、ウート(69分 サライ)
ベンチ:バイデンフェラー、ザガドゥ、バルトラ、シャヒン、イサク;コーベル、ルップ、ポランスキ、パスラック
ゴール:ウート(21分 カデジャーベク)、オーバメヤン(63分 ポシュの香川に対するファウルで得たPK)、プリシッチ(89分 香川)
CK:6-4(前半4-0) 好機:(6-3(前半3-1)
主審:オスメアス(ハノーファー) 警告:なし
観客数:81360人 天候:晴れ、気温3度

 

今後の日程:
年内はまだ大一番が残っており、20日夜にDFBポカール・ラウンド16でバイエルン・ミュンヘンと敵地で激突する(日本時間21日4時45分キックオフ)。

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