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2017.11.2

1-1:ゲレイロのゴールで先制するもアポエルとドロー

1-1:ゲレイロのゴールで先制するもアポエルとドロー

ボルシア・ドルトムントはアポエルFCとのホームゲームを1-1(前半1-0)のドローで終え、またしても今季UEFAチャンピオンズリーグ初勝利を逃した。グループステージ第4節を終え、ラウンド16進出の可能性は数字の上では残っているものの、残り2試合での目標をグループ3位でのUEFAヨーロッパリーグ行きに切り替えることになりそうだ。

 

レポート:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

6万4509人の観客を集めたジグナル・イドゥナ・パルクで、BVBは前半を支配して29分に香川のアシストを受けたゲレイロのゴールで先制。しかし数多くのチャンスを無駄にすると、後半開始の6分後にポテに同点ゴールを許した。その後、BVBは再勝ち越しを狙って攻勢を強めたものの、77分のオーバメヤンのシュートがゴール枠に阻まれるなど、2点目は最後まで奪えなかった。

 

全試合映像はBVBtotal!で視聴可能

 

 

戦前の状況:
両チームは2週間前に1-1で引き分けて互いに最初の勝ち点を手にしたが、勝ち点7で並ぶトッテナム・ホットスパーとレアル・マドリーの上位2チームとの間には依然として6ポイントの開きがあった。「完全に希望を絶たれるまでは、どんなに小さくても可能性が残されている限り、突破を信じて戦うことが重要だ。だから私もチームもそれを実行する」。決勝トーナメント進出の可能性について聞かれると、BVBのペーター・ボス監督は、このように答えた。キャプテンのシュメルツァーも次のように同調した。「わずかだけどまだ可能性はある。ニコシア(アポエル)戦には何が何でも勝ちたい」

 

チーム情報:
BVBの欠場者は長期離脱中のピシュチェク(外側側副靭帯)、ロイス(リハビリ中)、ローデ(恥骨)、ドゥルム(でん部の手術)のみ。それでもボス監督はハノーファーに敗れた先週末の試合から先発メンバー5人を変更。ザガドゥ、シュメルツァー、カストロ、シャヒン、ヤルモレンコを下げ、トプラク、ゲレイロ、バイグル、香川、フィリップをスタメンに入れた。アポエルでは前節で肩に重傷を負ったバーテルマンのほか、ロベルト・ラゴとベルトグリオがプレーできなかった。

 

戦術:
アポエルは5-4-1のフォーメーション。守備時は全員が自陣内に引き、最終ラインと中盤の間のスペースをなくした。ボールを奪うと左ウインガーのアロネフティスが上がり、ワントップのポテをサポートした。BVBはいつも通り4-3-3で戦い、ハイプレス戦術を採用。試合の大半にわたり相手陣内でプレーした。

 

29分にゲレイロが先制

 

試合の展開と分析:
BVBはキックオフ直後から相手のペナルティーエリア付近に陣取り、次々とアウェーゴールに襲い掛かっていった。しかしゲッツェ(6分)、オーバメヤン(9分)、プリシッチ(11分)、そしてトプラク(14分)のシュートは、すべてGKペレスに阻まれる。この日先発したアポエルの控えGKは、特にプリシッチとトプラクのシュートで見事なセービングを披露した。一方、バイグルがゴール前25メートルの位置から狙ったミドル(7分)と香川が6メートル手前から狙ったヘディングシュート(10分)はいずれもクロスバーの上。15分が過ぎると少しギアを落としたBVBだったが、その後も攻撃の手を緩めることはなく、アポエルを自陣から遠ざけ続けた。

 

ゲレイロのゴールで先制

 

オーバのオーバーヘッドは惜しくも決まらず

 

30分が近づくころに再び攻勢を強めたブラック&イエローは、この流れを生かして先制に成功する。相手のディフェンスラインに隙間を見つけた香川が、バイグルからのパスをダイレクトでフリック。これをゲレイロが、ゴール前10メートルの位置からゴール左上隅に収めた(29分)。BVBはその1分後にもGKペレスに迫ったが、ここはメルキスがオーバメヤンの手前でクリア。続く香川の危険な一撃もブロックされた(32分)

 

さらにオーバメヤン、香川(37分)がチャンスを逃したBVBは、38分にまたしても決定機を迎える。フィリップがゴールエリア端でゲッツェとのワンツーで抜け出し、ファーポストのオーバメヤンへパス。このボールはルエダにクリアされたが、こぼれ球に再びオーバメヤンが反応し、バイシクルで狙う。しかしこれは体勢が厳しく、枠を外れた。オーバメヤンは直後の39分にもチャンスを得たが、ドリブルが長くなってしまい、正確にシュートを撃つことができなかった。前半、アポエルがBVBゴールに迫ったのは1度だけ。左サイドを駆け上がったアロネフティスが、中央にクロスを入れたが、滑り込んだフィリップがアレクサンドルの手前でクリアし、危険を回避した。

 

アポエルはクロスバーに救われる

 

しかし後半に入って間もなく、ホームのBVBは不意を突かれる。52分、ポテがアウェーチームの最初のチャンスを生かし、ゴール前6メートルの位置から反転してネットをとらえた。まずアロネフティスが左サイドを駆け上がり、カルロンの前方にパス。カルロンがこれをゴールラインぎりぎりから戻し、ベナン代表のFWポテが力強くファーコーナーに突き刺した。BVBは55分、すぐにリードを奪い返すチャンスが香川にやってきたが、18メートル手前から低く蹴り込んだボールはポストの脇を抜けていった。

 

 

BVBはその後も追加点を目指して攻め続けたが、オーバメヤンのクロスに合わせたゲッツェのダイビングヘッドは枠の外。続くCKからトプラクが狙ったヘディングシュートは、ザヒドにクリアされた。すると今度はフィリップがボレーでペレスの意表を突くも、CKに逃れられる(64分)。ペレスは76分にゲッツェが直接狙ったFKもはじき出した。BVBはゴール前でのプレ―に精度を欠いていたが、運にも見放されていた。77分のオーバメヤンのヘディングシュートはクロスバーに当たって落ちたがラインを割れず。88分のシュールレの一撃も枠を外れ、ロスタイム3分にオーバメヤンが至近距離から狙ったヘディングも、右ポストの数センチ外に抜けていった。決勝点のラストチャンスは95分にゲッツェに訪れたが、この日のチーム30本目のシュートもわずかに枠を外れた。

 

全試合映像はBVBtotal!で視聴可能

 

2017年11月1日 UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節
ボルシア・ドルトムント 1-1(前半1-0)アポエルFC

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;バルトラ、ソクラティス、トプラク(86分 シュールレ)、ゲレイロ(72分 シュメルツァー);バイグル;香川、ゲッツェ;プリシッチ、オーバメヤン、フィリップ(65分 ヤルモレンコ)
アポエルFC:ペレス;ブロス、ルエダ、メルキス、カルロン、アレクサンドル(46分 サライ);ビニシウス、モライス、ザヒド;ポテ(74分 ジ・カマルゴ)、アロネフティス(82分 ファリアス)
ベンチ:バイデンフェラー、シャヒン、イサク、カストロ(BVB);グディーニョ、エフレム、アントニウ、マクリス
ゴール:ゲレイロ(29分 香川)、ポテ(51分 カルロン)
CK:9-1(前半2-1)  好機:12-2(前半6-1)
主審:ユーク  警告:カルラオ、ブロス、ペレス(アポエル)
観客数:6万4509人  天候:乾燥、気温10度

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