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2018.1.15

0-0:枠にも阻まれボルフスブルクからゴール奪えず

0-0:枠にも阻まれボルフスブルクからゴール奪えず

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ後半戦の初戦でVfLボルフスブルクとホームで対戦し、激しい攻防を繰り広げたものの、スコアレスドローに終わった。勝ち点2を取りこぼしたBVBは順位を1つ下げ、4位に後退した。

 

レポート:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

8万600人が集まったジグナル・イドゥナ・パルクで、両チームともペースをつかむまで少し時間がかかった。前半は22分にアンドリー・ヤルモレンコ、43分にアレクサンデル・イサクがいずれもビッグチャンスを生かせず、一方で37分にはロマン・ビュルキがディダビのシュートを阻止してピンチを逃れた。後半も前半と似たような展開となり、わずかに優位に立ったホームチームが均衡を破るかと思われたが、48分にヤルモレンコが至近距離から狙った一撃は決まらず、53分のジェイドン・サンチョのシュートはポストを直撃。ボルフスブルクも58分のオリジ、65分のシュテフェンなど惜しいチャンスをつくったものの、こちらも生かせず。終盤はBVBが猛攻を仕掛けるも、勝ち点3に必要な1点が奪えなかった。

 

戦前の状況:
3位のBVBと12位のボルフスブルクの間には、順位でも勝ち点差でも9の開きがあった。2015年のDFBポカール決勝で敗れたのを最後に、BVBはボルフスブルクに5連勝。直近の4試合では、いずれも3点差以上で快勝していた。

 

全試合映像はBVBtotal!で視聴可能

 

BVBで初めて先発に入ったサンチョ

 

チーム情報:
ボルフスブルクはブワシュチコフスキ、ブルックス、ブルーマ、カマチョが欠場。BVBはラファエウ・ゲレイロ、ヤコブ・ブルーン・ラーセン、マキシミリアン・フィリップ、マルコ・ロイス、セバスティアン・ローデ、マルセル・シュメルツァーが不在となった一方、クリスティアン・プリシッチも筋肉系のケガで出られず、ピエール=エメリク・オーバメヤンは規律上の問題で試合直前にメンバーから外された。その代役としてイサクがスタメン入りし、サンチョはBVBで初の先発出場。ケガから復帰したウカシュ・ピシュチェクとマリオ・ゲッツェもメンバーに入った。

 

戦術:
両チームとも攻撃の組み立てではセイフティーファーストを実践し、BVBは守備時は4-1-4-1、攻撃時は4-3-3とスムーズに移行。深い位置に守備的MFを2枚置く4-2-3-1の布陣を採用したボルフスブルクを引き出し、素早い連係と危険ゾーンへのロングボールでその背後に回ろうと試みた。

 

試合の展開と分析:
いずれも長期の休暇明けということは、試合を見れば一目瞭然だった。連係がかみ合わず、動きが重く、パスに精度がないなど、具体例は枚挙にいとまがない。そんななかでもBVBはゲームを支配し、シュートレンジへたびたびボールを運び、一方的に攻める時間帯を何度かつくった。開始からの30分間で最大のチャンスが訪れたのは22分。サンチョ、ピシュチェクと絡んだヤルモレンコがゴールまで数メートルの距離から狙ったが、シュートはわずかに横へそれた。その2分前、このウクライナ人ウインガーがチャンスを演出した場面では、そのクロスは惜しくもイサクを越え、準備していなかったサンチョに当たってラインを割っていった。

 

前半にイサクが放ったシュートはゴール枠へ

 

ヤルモレンコは31分にも中央右寄りから11メートルのシュートを放ったが、サイドネットを外側から揺らすにとどまる。直後の34分、ボルフスブルクが初めてチャンスらしいチャンスをつくり、マリのパスを受けたオリジが切り返して狙うも、ソクラティスが対応してコーナーへと逃れた。アウェーチームには37分にもチャンスが訪れたが、ディダビのフィニッシュをビュルキが左脚で見事に止め、先制点を許さない。前半も残りわずかとなった43分、ゲッツェがペナルティーエリア内へ入れた絶妙なラストパスにイサクが駆け込む。若きスウェーデン人FWは、これを2タッチでうまくコントロールしてシュート。しかしティセランが詰めてきたこともあり、7メートルのフィニッシュはゴール枠にはね返された。

 

サンチョの一撃もポストへ

 

後半に入ると、BVBは再びゲームを支配し、2つのビッグチャンスを生み出す。まず48分、素早いカウンターからサンチョがイサクへボールをつなぎ、さらにエリア内のゲッツェへ。ゴール前を横切ったゲッツェのラストパスにヤルモレンコが合わせるも、至近距離からのシュートを浮かせてしまった。5分後には香川がゴール前で横パスを通す。これを受けたサンチョがゴール前4メートルの距離から狙ったが、ポストの外側を叩いた。BVBは守備面で安定していたものの、58分に一度だけオリジに裏をとられた。しかし素早くゴールを飛び出したビュルキが詰め寄り、シュートを体でブロックした。7分後、ボルフスブルクから途中出場したシュテフェンにも先制のチャンスが訪れたが、ファーポスト付近からのフィニッシュを決められなかった。

 

センターFWとして活躍したイサク

 

試合終盤の76分、シュテフェンが遠めから再び狙うも、シュートはわずかにクロスバーの上へ。BVBからは79分にシュールレがボレーで狙ったが惜しくも決まらず、82分にサンチョがゴールまで7メートルの位置から放ったフィニッシュは、フェルハーフに当たってラインを割った。ホームチームはさらに攻勢を強め、GKカステールスがゴールから飛び出していた86分にはシャヒンが40メートルのロングシュートで無人のゴールを陥れようとしたものの、枠を外れてしまった。

 

全試合映像はBVBtotal!で視聴可能

 

メンバー&ゴール
2018年1月14日 ブンデスリーガ第18節

ボルシア・ドルトムント 0-0(前半0-0) VfLボルフスブルク

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ソクラティス、トプラク、トリアン;バイグル;ヤルモレンコ(78分 シャヒン)、香川、ゲッツェ(56分 ダフート)、サンチョ;イサク(68分 シュールレ)
VfLボルフスブルク:カステールス;フェルハーフ、ティセラン、ウドゥオカイ、ウィリアン;ギラボギ、アーノルト;ブレカロ、ディダビ(64分 シュテフェン)、マリ;オリジ
ベンチ:バイデンフェラー、ザガドゥ、カストロ、ドゥルム(BVB);グリュン、ゲルハルト、ユング、クノヘ、ディマタ、オシムヘン(ボルフスブルク)
ゴール:なし
CK:6-7(前半2-3) 好機:8-5(前半3-1)
主審:シュティーラー(ハンブルク) 警告:ダフート(BVB);ギラボギ(ボルフスブルク)
観客数:80600人 天候:晴れ、気温3度

 

今後の日程:
次の試合は19日の金曜日。ブンデスリーガ第19節で首都ベルリンへ乗り込み、ヘルタBSCと対戦する。

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