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2018.5.6

1-2:追撃及ばずマインツに敗北

1-2:追撃及ばずマインツに敗北

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ第33節で1FSVマインツ05にホームで1-2(前半1-2)と敗北。追いかける展開を強いられたBVBは、マキシミリアン・フィリップのゴールで1点を返すのが精いっぱいだった。

 

レポート:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

2017-18シーズンで10回目のチケット完売となったジグナル・イドゥナ・パルクは、8万1360人の大観衆で満員に。しかしこの日のBVBは序盤からマインツの勢いに押し込まれ、バク(4分)と武藤(13分)のゴールで2点を先行されてしまう。その数分後にマキシミリアン・フィリップが1点差とし、GKロマン・ビュルキの好セーブでマインツの追加点をどうにか阻止したBVBは後半もハードに戦い続けたが、マインツの聡明な守備を崩すには至らなかった。

 

全試合映像はBVB total!で視聴可能

 

戦前の状況:
試合前の時点で3位につけていたBVBは、2位浮上を狙いつつ、後続の追い上げを気にしなければならない状況だった。一方、14位のマインツも同じような立場で、依然として降格の危機に直面。両チームとも直近4試合では勝ち点7しか獲得していなかった。

 

BVBで16年間を過ごしたバイデンフェラーは試合前に南スタンドのサポーターへ別れを告げた

 

チーム情報:
ダン=アクセル・ザガドゥ(筋肉の負傷)、エリック・ドゥルム(足首の外側側副靭帯損傷)、セバスティアン・ローデ(そけい部の手術)、ラファエウ・ゲレイロ(コンディション不足)らを欠いたBVBに対し、マインツもアドラー(ひざの負傷)、バログン(打撲)、ベルクグレン(筋肉の問題)、さらにラツァとセルダル(共に筋肉の問題)が欠場。BVBのペーター・シュテーガー監督は、レバークーゼン戦とブレーメン戦で好パフォーマンスを披露したメンバーを3週続けて先発に起用した。

 

戦術:
ここ2試合と同様、シュテーガー監督はフレキシブルな4-1-4-1のフォーメーションを採用。攻撃時にはジェイドン・サンチョとクリスティアン・プリシッチの両翼が高めのポジションをとる4-3-3へシフトし、1トップのフィリップをサポートした。一方のマインツは、中盤で数的優位をつくるために4-3-3のシステムで対抗。しかし、最初の包囲網を突破されるとエズトゥナリとデ・ブラシスの両ウイングがポジションを下げ、最前線に武藤を残す4-5-1の形でBVBにプレッシャーをかけてきた。

 

試合の展開と分析:
BVBはリズムに乗るまでに少なくとも15分を要した。間もなくしてサンチョの見事なアシストを受けたフィリップが反転からのフィニッシュで得点したものの、その時点でマインツはすでに2ゴールを奪っていた。降格回避に燃えるアウェーチームは、序盤BVBの守備が不安定だったことにも助けられて最高のスタートを切った。開始のわずか4分後、エズトゥナリがつないだボールをグバマンがそらし、バクが15メートルのシュートでビュルキを破って得点。ホームチームのプレッシャーが弱く、3人とも時間とスペースに余裕を持ってプレーできた。

 

ゲッツェはBVBで前半最多の1対1勝数(8)を記録

 

マインツの2点目も同様の状況から生まれた。13分、デ・ブラシスが左サイドをフリーで駆け上がってクロス。これにセンターの武藤がトプラクをかわしながらゴールエリア内で合わせ、ネットを揺らした。2点をリードされながらも、BVBに動揺はなかった。まだ0-1だった10分には初めてマインツのゴールを脅かしたが、ロイスがペナルティーエリア内から放った一撃はコーナーへ逃れられた。そして16分、サンチョとフィリップの鮮やかな連携から1点を返す。フィリップの12メートルのフィニッシュが決まって1-2となり、その後の15分間、ゲームはスローダウンした。

 

再び試合のテンポが上がったのは30分前後になってからのこと。攻勢に出たのはマインツで、29分にハックが放った30メートルを超えるロングシュートはビュルキが辛うじてポストの外へ弾き出す。続くCKの場面ではファーポスト付近からディアロが狙うも、再びビュルキが好セーブで止めた。2分後の32分、今度はBVBが反撃に出たが、弧を描きながらゴールへ向かったピシュチェクの25メートルのシュートはマインツのGKミュラーに難なくセーブされる。マインツからはデ・ブラシスが12メートルのヘディングシュートでBVBゴールを襲ったものの、ゴールのわずか横へ。フィリップが前半アディショナルタイム1分に放ったヘッドも、ポストの脇へ飛んだ。38分にはトプラクが負傷してシュメルツァーと交代するアクシデントが起きていた。

 

アカンジはシュメルツァーが入ってからソクラティスとCBコンビを組んだ

 

マインツは後半に入ると引いて守り始め、BVBは簡単にチャンスをつくれなくなる。57分にようやくゴールに迫り、ロイスが反転してシュートを放つも、選手に当たって横へ流れた。その後ゲッツェ(61分)、シュールレ(62分)、ロイス(63分、71分)が立て続けにシュートエリアに入ったが、決定的なチャンスはつくれない。アウェーチームは堅守を保ちつつカウンターのチャンスを伺い、1点のリードを守り切ることに集中した。終盤、フィリップのパスを受けたヤルモレンコが6メートルの距離から狙うも決められない。90分にはシュメルツァーが6メートルのヘディングで襲いかかったが、このシュートはミュラーの正面へ飛んでしまった。

 

全試合映像はBVB total!で視聴可能

 

出場メンバー&ゴール:
ブンデスリーガ第33節
ボルシア・ドルトムント 1-2(前半1-2) 1FSVマインツ05

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、ソクラティス、トプラク(シュメルツァー 38分)、アカンジ;バイグル;ゲッツェ(ヤルモレンコ 74分)、ロイス;プリシッチ(シュールレ 56分)、フィリップ、サンチョ
1FSVマインツ05:ミュラー;ブロジンスキ、ベル、ハック、ディアロ;デヨング;グバマン、バク(マキシム 54分);エズトゥナリ(オニシウォ 63分)、武藤(ドナーティ 87分)、デ・ブラシス
ベンチ:バイデンフェラー、シャヒン、ダフート、カストロ(BVB);ツェントナー、クアイゾン、ウジャー、ホルトマン
ゴール:バク(グバマン 4分)、武藤(デ・ブラシス 13分)、フィリップ(サンチョ 16分)
CK:4-2(前半2-2) 好機:2-5(1-5)
主審:ジーベルト(ベルリン) 警告:バイグル、ロイス、ソクラティス(BVB);バク、武藤、ベル
観客数:8万1360人(チケット完売) 天候:晴、気温19度

 

全試合映像はBVB total!で視聴可能

 

今後の日程:
BVBは来週土曜日に敵地ジンスハイムへ乗り込み、2017-18シーズン最終節でTSG1899ホッフェンハイムと顔を合わせる(日本時間12日22時30分キックオフ)。

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