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2018.2.19

1-0:ロイスの1点でボルシア対決を制す

1-0:ロイスの1点でボルシア対決を制す

ボルシア・ドルトムントはボルシア・メンヘングラットバッハを1-0(前半1-0)で下し、ブンデスリーガでは92回目のボルシア対決を辛うじて制した。マルコ・ロイスの1点で競り勝ったブラック&イエローは、暫定で2位に浮上している。

 

レポート:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

5万4018人の観客に埋め尽くされたボルシア・パルクでの試合は、ピッチコンディションの悪さもあって両チームとも苦戦を強いられた。それでもスピーディーかつ見どころのあるゲームが展開されたが、ペナルティーエリア付近まで攻め込むシーンはほとんど見られなかった。BVBはロイスの鮮やかな一撃で32分に先制。しかし後半はメンヘングラットバッハのほうがチャンスを多くつくり、幾度となくロマン・ビュルキにセーブを強いたが、BVBはなんとかリードを守り切り、勝利をつかんだ。

 

全試合映像はBVBtotal!で視聴可能

 

戦前の状況:
4位だったBVBは、10位のメンヘングラットバッハを下せば少なくとも一晩は2位に浮上できる状況。一方、メンヘングラットバッハは勝てば7位に順位を上げられるはずだった。BVBはブンデスリーガで7戦無敗。グラットバッハには2015-16シーズンの開幕戦から毎回勝利しており、1試合最低3ゴール、合計で20ゴールを記録していた。

 

ボルシア・パルクのピッチはでこぼこで非常にプレーしにくかった

 

チーム情報:
ペーター・シュテーガー監督はアタランタに3-2で競り勝った3日前のUEFAヨーロッパリーグから2人を入れ替え、マヌエル・アカンジとマリオ・ゲッツェをエメル・トプラクとクリスティアン・プリシッチに代えて先発とした。BVBは香川真司、ラファエウ・ゲレイロ、クリスティアン・プリシッチ、ジェイドン・サンチョ、アンドリー・ヤルモレンコ、エリック・ドゥルム、セバスティアン・ローデが欠場。対するメンヘングラットバッハはドゥクレ、ビジャルバ、ベント、ジョンソン、シュトローブル、トラオレを欠いていた。

 

左サイドで激しくやり合ったシュールレとオックスフォード

 

戦術:
ブラック&イエローは4-2-3-1のフォーメーションでゲッツエが攻撃的MFトリオの中央に入った。ロイスは右サイドを主戦場としつつ、頻繁に中へ移動。バイグルとカストロは引き続き4バックの前に陣取ったが、15日のアタランタ戦とは違ってバイグルが右、カストロが左に入った。グラットバッハは4-4-2でこれに対応し、前線の選手は柔軟にポジションを入れ替えた。

 

試合の展開と分析:
立ち上がりから、両チームともブンデスリーガの試合には適さないピッチ状態に苦しめられた。芝は素早いリンクアッププレーがほぼ不可能なまでに刈り込まれ、両軍にパスミスが目立ったものの、いずれのチームも悪環境下でハイテンポなサッカーを継続する姿勢を失わなかった。この試合初のビッグチャンスが生まれたのは13分。シュティンドルがBVBのペナルティーエリア内に侵入し、12メートルの距離からシュート。だが、これはビュルキが難なくセーブした。その後しばらく、どちらのゴール前でも目立った動きがないまま試合は進行。ホームチームのほうが悪いピッチ条件に慣れていたが、シュートチャンスをつくるまでにはなかなか至らなかった。

 

選手たちは頻繁に足を滑らせ、ボールは跳ね上がりがちだった。BVBの最初の枠内シュートが生まれたのは、ようやく33分になってからのこと。しかし、それは鮮やかな一撃だった!ゲッツェが浮き球のフィードを前線に入れると、これを受けたシュールレがエリア内でギンターをかわして逆サイドのロイスへパス。スペースに余裕のあったロイスが14メートルの距離から放った強烈な一撃は、弧を描きながらネットを揺らした。10分後、ベステルゴーアがフィニッシュをネットに突き刺すが、ビデオ副審のボルフガング・シュタークによってオフサイドと正しく判定され、ゴールは認められなかった。前半アディッショナルタイム1分、アザールが左サイドを突破してシュート。しかし、12メートルのシュートはファーポストのわずかに外側へ流れた。ハーフタイム間際のアディッショナルタイム4分、今度はゲッツェ、シュールレ、ロイスが連携してグラットバッハのゴールエリアまでボールを運ぶも、結局シュートは打てなかった。

 

先制点を決めたロイス

 

後半に入ってからも両軍がピッチに悩まされ、次の大きなアクションが生まれたのは56分。シュティンドルのフィニッシュをビュルキが好セーブで止めるも、キャッチはできない。こぼれたボールにボバディージャが駆け込んだが、BVBの守護神は再び見事に反応。最終的にはアカンジがゴールライン上でクリアし、アウェーチームはピンチを脱した。これで目を覚ましたBVBは61分、ロイスが再びゴールに迫るも、15メートルのシュートはゴールの真ん中へ飛んでしまい、ゾマーに難なくキャッチされた。BVBには63分にも追加点のチャンスが訪れ、ピシュチェクとカストロが立て続けに狙ったが、いずれもブロックされる。すると70分、エルベディに至近距離からのヘッドで襲われたが、ビュルキが立ちはだかった。終盤、ボバディージャが再びビュルキを襲うも、ネットは揺らせない。78分にはロイスが2点目を狙いにいったものの、足元のボールをゾマーに奪われてしまう。1点差のまま最後まで緊迫した状態が続いたが、BVBはリードを守り抜いて勝ち点3を手にした。

 

全試合映像はBVBtotal!で視聴可能

 

メンバー&ゴール:
2018年2月18日 ブンデスリーガ第23節
ボルシア・メンヘングラットバッハ 0-1(前半0-1)ボルシア・ドルトムント

 

ボルシア・メンヘングラットバッハ:ゾマー;オックスフォード、ギンター、ベステルゴーア、エルベディ;ホフマン(71分 ヘルマン)、クラマー、ザカリア(83分 キュイザンス)、アザール;シュティンドル、ボバディージャ(79分 ドルミッチ)
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、ソクラティス、アカンジ、トリアン;バイグル、カストロ;ロイス(79分 ダフート)、ゲッツェ(74分 プリシッチ)、シュールレ(87分 トプラク);バチュアイ
ベンチ:ジッペル、エグボ、ベイヤー、グリフォ(ボルシアMG)、バイデンフェラー、ザガドゥ、シャヒン、イサク(BVB)
ゴール:ロイス(33分 シュールレ)
CK:6-5(前半1-3) 好機:6-4(前半2-2)
主審:ダンカート(ロストック) 警告:ボバディージャ、オックスフォード、エルベディ(ボルシアMG)、バチュアイ、カストロ、ビュルキ(BVB)
観客数:5万4018人(チケット完売)天候:乾燥、気温5度

 

今後の日程:
次戦はUEFAヨーロッパリーグ・ラウンド32の第2戦でイタリアのレッジョ・エミーリアに乗り込み、アタランタと再び激突(日本時間2月23日5時5分キックオフ)。その後、月曜日にブンデスリーガでFCアウクスブルクとのアウェー戦に挑む(日本時間27日4時30分キックオフ)

 

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