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2018.9.30

4-2:2点ビハインドから大逆転で首位復帰

4-2:2点ビハインドから大逆転で首位復帰

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ第6節でバイヤー・レバークーゼンとのアウェーゲームを4-2(前半0-2)で制し、首位に再浮上した。ホームのレバークーゼンは2点を先行し、リードを3点に広げるビッグチャンスもつくったが、これを逃すとBVBが4点を奪って逆転勝利を収めた。

 

レポート:ボリス・ルパート(レバークーゼン)

 

3万210人の観客に埋め尽くされたバイアレーナで、ホームチームはバイザー(9分)とター(39分)が得点して前半のうちに2点をリード。しかし勝負をあきらめなかったBVBはブルーン・ラーセン(65分)とロイス(69分)のゴールで追いつき、終盤にアルカセルが2点を決めて試合をひっくり返した。

 

戦前の状況:
レバークーゼンはシーズンの出だしでつまずきながらも、その後公式戦3連勝。一方、BVBはリーグで唯一無敗を維持し、レバークーゼンに対しては敵地バイアレーナでの過去11試合で1敗のみという戦績を誇っていた。

 

チーム情報:
23試合で7試合という過密日程の5試合目で、BVBのルシアン・ファブレ監督は前節からスタメン1人のみを変更。シュメルツァー(休養)に代わってディアロが先発した。そのほかアウェーチームではピシュチェク、トプラク、トリアン、ローデが負傷欠場。ゲッツェも体調不良でベンチを外れ、ボルフとゲレイロはチームに復帰した。

 

 

戦術:
出場停止明けのディアロは、初めて左サイドバックとして先発。4-2-3-1のBVBは当初、相手の激しいプレスに対処できなかった。レバークーゼンもマイボール時は同じフォーメーションをとったが、ボールを失うと3、4人がプレスをかけ、そこで突破されると4-4-2の形に戻した。

 

試合の展開と分析:
ホームのレバークーゼンは開始9分に先制。ボールを奪ったラース・ベンダーが左サイドで攻撃の起点となり、アラリオがラストパス。サイドバックのバイザーが中央右寄り20メートルの距離から狙うと、シュートはファーサイドのゴール隅に突き刺さった。

 

前線からプレスをかけてきたレバークーゼンに対し、対角線上にパスを入れて数的優位をつくりながら攻めていたBVBも、11分にチャンスをつくる。しかし、プリシッチが右サイドからペナルティーエリア内に侵入して放ったフィニッシュはGKフラデツキーの腕に止められた。

 

その後もアウェーチームが押していたが、36分にロイスが直接狙ったフリーキックをフラデツキーに阻まれた3分後、ホームチームに追加点を許してしまう。相手のコーナーキックをクリアし損ねたあとのこぼれ球を、ターに7メートルの距離から押し込まれた。BVBはシュート数でも5-6とリードされて前半を終えたが、ボール支配率で56%、タックル勝率でも51%と上回っていた。

 

 

2点のビハインドで前半を終了

 

ディレイニーをダフートに交代したハーフタイム以降、レバークーゼンが撃ち合いを挑んできたのは意外だった。ブルーン・ラーセンのパスを受け、ロイスがゴールを脅かしたのは試合再開のわずか2分後。対するレバークーゼンもブラントがビュルキを強襲(50分)し、ポストを直撃したフォラントの一撃(55分)に続いてハベルツがゴールを脅かした(57分)。

 

ブルーン・ラーセンとロイスのゴールで同点

 

敗北を受け入れる気などないBVBは攻撃の手を緩めず、その後もブルーン・ラーセンが15メートルの距離からフラデツキーにセーブを強いる(62分)。するとその数分後、右SBのハキミがファーサイドへクロスを入れ、ロイスがゴールエリア角付近からシュート。フラデツキーがはじいたボールをブルーン・ラーセンが押し込み、BVBが1点を返した(65分)。

 

その4分後にはBVBの同点ゴールが生まれる。カウンターから途中出場のサンチョが持ち上がり、中盤でロイスにパス。そのまま相手ペナルティーエリア手前までボールを運んだロイスは一旦サンチョに預けると、リターンを受けて鋭いシュートを突き刺した(69分)。

 

 

アルカセルの嗅覚で逆転に成功

 

動揺を隠せないレバークーゼンに対し、勢いに乗ったBVBはアルカセルのシュートでさらにゴールを脅かす。待望の逆転ゴールが決まったのは85分。アルカセルが右サイドのハキミに展開すると、このモロッコ代表が中央に低いクロス。ゴール前に飛び込んだアルカセルがつま先でこれに合わせ、ついにスコアをひっくり返した!

 

後半アディショナルタイムにはレバークーゼンが捨て身の猛攻を仕掛け、ターのヘディングシュートがポストをかすめる(90+1分)。その3分後のコーナーキックではGKフラデツキーまでもがBVBのゴール前に上がったが、カウンターからアルカセルにダメ押しの4点目を許すことになった。

 

今後の日程:
ホーム2連戦の最初はASモナコを迎え撃つ水曜夜のUEFAチャンピオンズリーグ第2節(日本時間10月4日午前4時キックオフ)。土曜日はFCアウクスブルクとジグナル・イドゥナ・パルクで戦う(同6日22時30分)。

 

メンバー&ゴール:
チームブンデスリーガ第6節

バイヤー・レバークーゼン 2-4(前半2-0)ボルシア・ドルトムント

 

バイヤー・レバークーゼン:フラデツキー;バイザー(70分 イェドバイ)、ター、S・ベンダー、ベンデウ;コール、L・ベンダー;フォラント、ハベルツ、ブラント(79分 パウリーニョ);アラリオ
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ハキミ、アカンジ、ザガドゥ、ディアロ;ディレイニー(46分 ダフート)、ビツェル;プリシッチ(68分 サンチョ)、ロイス、ブルーン・ラーセン;フィリップ(63分 アルカセル)
控え:エズジャン、ドラゴビッチ、シュレック、キーセ・テリンヒッツ(レバークーゼン);ヒッツ、ゲレイロ、ボルフ、バイグル(BVB)
ゴール:バイザー(9分 アラリオ)、ター(39分 ハベルツ)、ブルーン・ラーセン(65分 ロイス)、ロイス(69分 サンチョ)、アルカセル(85分 ハキミ)、アルカセル(90+4分 サンチョ)
CK数:6-8(前半3-2)  チャンス数:7-8(前半3-2)
主審:ブリヒ(ミュンヘン)  警告:ベンデウ(レバークーゼン);ディレイニー(BVB)
観客数:3万210人(満員)  天候:乾燥、気温10度

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