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2020.6.21

2-0:ライプツィヒ退け2位確定!

2-0:ライプツィヒ退け2位確定!

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ第33節で2位争いのライバル、ライプツィヒを2-0(前半1-0)で下し、シーズン終了を待たずしてその2位でのフィニッシュを確定させた。アーリング・ホーランドが2ゴールで勝利に大きく貢献した。

 

後半の終了間際まで試合を支配し続けたブラック&イエローは、最初の52分間で7つのビッグチャンスをつくり、30分にホーランドが決めて先制。ホーランドは52分にもゴールに迫ったが、これは惜しくも相手キーパーにクロスバーへとそらされる。するとそこからライプツィヒが盛り返したものの、アディショナルタイム3分、ホーランドが自身のシーズン13ゴール目をマークして勝負を終わらせた。

 

戦前の状況:
両者は勝ち点3差、得失点差ゼロでキックオフを迎えた。2位BVBは3位ライプツィヒに対して4戦無敗中(2勝2分け)。ドルトムントで行われた今シーズンの1試合目は3-3の引き分けだった。

 

チーム情報:
BVBはアシュラフ・ハキミ(累積警告5枚による出場停止)、マヌエル・アカンジ(ふくらはぎ)、トーマス・ディレイニー(筋肉系)、マフムート・ダフート(ひざ)、マルコ・ロイス(調整不足)、マリオ・ゲッツェ(個人的理由)、マルビン・ヒッツ(背中)、マルセル・シュメルツァー(ひざ)と欠場者が多く、U-23チームとU-19チームから再び3選手が招集された。ダン=アクセル・ザガドゥはひざのケガから復帰。マインツ戦を欠場したジョバンニ・レイナも感染症から回復し、ジェイドン・サンチョに代わって初スタメンを飾った。前節からの変更はそのレイナと、ハキミの代役を務めたマテウ・モレイのみ。

 

戦術:
ライプツィヒは非常に柔軟な3-4-3のシステムを採用。前半はクロスターマンがBVBのペナルティーエリアまで上がり、カンプルが下がることが多かった。CFフォルスベリもしばしば深い位置でプレーした。BVBも同様のフォーメーションでフレキシブルに対応したが、3-6-1に近い、よりコンパクトな布陣で戦った。

 

試合の展開と分析:
真夏のような気温の下、アウェーのBVBは目的を持った、そして正確性の高いプレーを披露。サイドの攻撃的選手に向けたロングボールを駆使してライプツィヒの守備陣を引き出し、15分までに3つの決定機をつくり出した。最初は13分、ラファエウ・ゲレイロが左サイドをゴールライン際まで駆け上がり、エリア端にマイナスのパス。これを受けたトルガン・アザールのシュートは枠を外れた。続いてホーランドが、ライプツィヒのGKグラーチに立て続けに挑む。まずアザールのパスに抜け出して狙ったが、ハンガリー人守護神が胸でブロック(15分)。続いてエリア内から低い一撃を浴びせるも、再びグラーチに抑えられた(16分)。

 

試合をコントロールできないライプツィヒは、フィジカルで応戦。21分、アクセル・ビツェルのふくらはぎに足裏でタックルに行ったシックがイエローカードをもらい、25分にはザビツァーがレイナを倒す。ライプツィヒの主将は、その後ホーランドとの競り合いでひざを痛め、交代を余儀なくされた(39分)。ホームチームがようやくチャンスを迎えたのは40分になってから。しかしベルナーの一撃はビュルキが足でブロックした。

 

この時点でスコアは1-0になっていた。前半のチャンス数ではBVBが5-1と圧倒していたことを考えれば、試合内容を反映したスコアとは言えないが、まずマッツ・フンメルスがカンプルとハルステンベルクをかわしたところからスタート。続いてブラントが、右サイドでアザールとのワンツーで抜け出し、レイナにボールを託す。アメリカの新星が見事なテクニックと視野の広さでこれをホーランドにつなぐと、ノルウェー代表のストライカーが低いシュートで枠をとらえた(30分)。

 

後半に入って間もなく、再び決定的なチャンスがBVBに訪れる。47分、ホーランドの横パスでフリーになったモレイがキーパーと1対1に。しかし、そのシュートはポストの脇へそれてしまった。5分後、フンメルスが上がって前線へフィード。これを受けたホーランドは左サイドからペナルティーエリア内へ切り込み、フィニッシュをGKグラーチの股間に通そうとしたが、足に当たったボールは向きを変えてクロスバーに跳ね返った。

 

後半が進むにつれ、攻撃面をいくつか変更したライプツィヒがボールを支配するようになる。その分、後ろが手薄になったものの、BVBは前半のようにスペースを生かすことができない。攻勢を強めるホームチームは70分にベルナーがゴールに迫るも、ピシュチェクが必死のクリアでシュートを許さなかった。

 

78分にモレイがピッチを退き、アザールが守備的な役割を担うようになったBVBに対し、ライプツィヒは攻め続ける。しかしビッグチャンスをつくるには至らず、85分にアンヘリーノが放ったシュートはビュルキが好セーブで止めた。

 

後半アディショナルタイム3分、BVBは試合に決着をつける。フンメルスがヘディングに競り勝ち、そのボールを受けた途中出場のサンチョがブラントへボールをつなぐ。最後のエネルギーを絞りだしたブラントがゴール前を横切るクロスを入れると、ファーポスト付近からホーランドが押し込み、ホームチームにとどめを刺した。

 

今後の予定:
2019-20シーズンの最後となる第34節はTSGホッフェンハイムとのホームゲーム。こちらも無観客で行われる。今日のライプツィヒ戦で累積5枚目のイエローカードを受けたエムレ・ジャンは出場停止となる(日本時間22時30分キックオフ)。

 

メンバー&ゴール:
ブンデスリーガ第33節

ライプツィヒ0-2(前半0-1)ボルシア・ドルトムント

 

ライプツィヒ:グラーチ;クロスターマン(アダムス 46分)、ウパメカノ、ハルステンベルク;ムキエレ、ザビツァー(オルモ 39分)、カンプル(ハイダラ 70分)、アンヘリーノ;シック、フォルスベリ(コナーテ 75分)、ベルナー(エンクンク 70分)
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、フンメルス、ジャン;ブラント、ビツェル;モレイ(サンチョ 78分)、レイナ(バレルディ 81分)、アザール(ザガドゥ 90分)、ゲレイロ(シュルツ 90分);ホーランド
ベンチ:ムボゴ、チャウナー、オルバン、クラウス;ウンベハウン、レンテ、フェライ、フューリッヒ、ラシュル

 

ゴール:ホーランド(レイナ 30分)、ホーランド(ブラント 90+3分)
好機:3-8(前半1-5)、CK:4-1(前半2-1)
主審:ツバイヤー(ベルリン)、警告:シック、カンプル、アンヘリーノ;レイナ、ジャン、ビツェル
天候:晴れ、気温27度

 

文:ボリス・ルパート

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