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2019.1.20

1-0:ビツェル決勝点、後半戦も白星発進

1-0:ビツェル決勝点、後半戦も白星発進

ブンデスリーガ首位を走るボルシア・ドルトムントがウインターブレーク明け初戦の第18節に臨み、ホームで今季無敗を保っていたRBライプツィヒに1-0(前半1-0)と勝利。後続との勝ち点差を再び6とした。

 

レポート:ボリス・ルパート(ライプツィヒ)

 

この日の敵地レッドブル・アレーナは、4万1939人の観客で満員に。BVBは気温が0度近くまで下がる寒さも意に介さず、前半30分まで完全にペースを握ると、19分にはアクセル・ビツェルのゴールでリードを奪った。ホームのライプツィヒも何度か同点とするチャンスを迎えたが、後半開始直後にマキシミリアン・フィリップが決定機を生かし、試合終了間際にパコ・アルカセルのシュートが枠に嫌われていなければ、BVBがリードを広げていてもおかしくはなかった。

 

戦前の情報:
現在4位につけるライプツィヒは、昨シーズンから10試合続いているホーム無敗を継続したいと意気込んでいた。一方のBVBもアウェーゲームで抜群の安定感を誇っており、直近8試合ではわずか1敗。ライプツィヒには今シーズン開幕戦で4-1と快勝していた。

 

チーム情報:
マヌエル・アカンジ(でん部)、ダン=アクセル・ザガドゥ(コンディション不良)、エメル・トプラク(筋肉系の故障)、レオナルド・バレルディU-20南米選手権に出場)と4人のセンターバックを欠いたBVBは、18日のトレーニングで打撲を負ったマルコ・ロイスも欠場。しかしロイスをメンバーから外す決断は試合当日に下されており、長期離脱する心配もないようだが、クリスマス前の17試合すべてに出場していたキャプテンが不在となった。

 

戦術:
BVBはいつもと同じ4-2-3-1のフォーメーションを採用。最終ラインの中央でアブドゥ・ディアロとコンビを組んだのは、昨年最後のVfLボルシア・メンヘングラットバッハ戦(2-1の勝利)でもセンターバックを務めたユリアン・バイグルだった。そのバイグルの冷静なビルドアップにより、BVBはライプツィヒの前線3枚がかけてくる激しいプレッシャーを回避することに成功。しかも5対3と数的優位が生まれていた中盤を制圧した。ライプツィヒは4-3-3の陣形を採り、中盤の守備的な役割にデメ、攻撃的な位置にカンプルとライマーを配置した。

 

 

 試合の展開と分析:
ブラック&イエローは多くの選手を欠き、メンバー変更を余儀なくされていたにもかかわらず、これまでと同様に成熟したサッカーで主導権を掌握。ハーフタイム前の10分間を除き、BVBが前半にゴールを脅かされる場面はほとんどなかった。攻撃面では7分のビツェルに続き、8分にゲッツェがゴールに迫るも、シュートは相手CBウパメカノが間一髪のタイミングでブロック。13分にもフィリップがゴールエリア内でシュート体制に入ったが、ウパメカノが寸前のところでクリアしコーナーキックに逃れた。

 

均衡が破れたのは19分。ブンデスリーガでは自身唯一のゴールをライプツィヒとのホームゲームで決めていたビツェルが、ピシュチェクが頭で流したゲレイロのコーナーキックをゴール上隅に突き刺した。5分後には追加点のチャンスが訪れ、今度はディアロがゲレイロのクロスに頭で合わせたが、わずかに枠を外れた。

 

 

主導権は完全にBVBが握っていたため、つくったチャンスのうちあと1つか2つでも決めていれば余裕を持ってハーフタイムを迎えられていたはずだが、結局1-0とわずかなリードにとどまった。ライプツィヒは後半開始とともに反撃を開始。47分に早くも同点ゴールに迫り、ザビツァーが角度のないところから狙ったが、ここはビュルキが抑える。BVBも53分、ゲッツェのパスからフィリップがシュートするも、GKグラーチの足に阻まれた。さらにその直前に迎えていたカウンターのチャンスは、サンチョがうまく生かせなかった。

 

この時点で試合はオープンな展開となっており、ライプツィヒが前半より手ごわい相手になった一方、BVBの守備は最初の30分のように堅いものではなくなっていた。74分にはザビツァーが中央でスペースを得てビュルキを強襲。2分後にはベルナーもBVBの守護神から好セーブを引き出した。

 

見かねたルシアン・ファブレ監督は、ここでプリシッチとアルカセルを投入。ライプツィヒのラングニック監督も81分にクーニャ、88分にオギュスタンを入れて攻撃陣を活性化し、同点ゴールを狙う。90分にはアルカセルの一撃がクロスバーに当たるも、落ちたボールはラインの外。アディショナルタイムにはライプツィヒにも絶好のチャンスが訪れたが、クーニャのヘディングシュートはわずかにポストの外に抜けていった。

 

試合を時系列で振り返るにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

今後の日程:
BVBは来週土曜の次節でホームにハノーファー96を迎える。キックオフ時間は日本時間26日23時30分。

 

出場メンバー&ゴール
ブンデスリーガ第18節

RBライプツィヒ 0-1(前半0-1)ボルシア・ドルトムント

 

RBライプツィヒ:グラーチ;クロスターマン、コナーテ、ウパメカノ、ハルステンベルク;デメ(81分 クーニャ);ライマー(88分 オギュスタン)、カンプル;ザビツァー、ポウルセン、ベルナー
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、バイグル、ディアロ、ハキミ;ビツェル、ディレイニー;サンチョ(88分 ボルフ)、フィリップ(79分 アルカセル)、ゲレイロ(76分 プリシッチ);ゲッツェ
ベンチ:ムボゴ、サラッキ、オルバン、アダムス、ムキエレ(ライプツィヒ);ヒッツ、ダフート、シュメルツァー、ブルーン・ラーセン(BVB)
ゴール:ビツェル(19分 ピシュチェク)
CK数:6-5(前半3-4)  チャンス数:6-5(前半1-3)
主審:アイテキン(オーバーアスバッハ)  警告:コナーテ、ウパメカノ、カンプル(ライプツィヒ);サンチョ、ビュルキ(BVB)
観客数:4万1939人(満員)  天候:乾燥、気温0度

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