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2018.12.12

2-0:ゲレイロ2発、モナコ下してグループ首位通過

2-0:ゲレイロ2発、モナコ下してグループ首位通過

ボルシア・ドルトムントはUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でASモナコに2-0(前半1-0)と勝利。アトレティコ・マドリーがクラブ・ブリュージュと引き分けに終わったため、最終的にブラック&イエローがグループAを首位で終えることとなった。

 

レポート:ボリス・ルパート(モナコ)

 

メンバーを大幅に変更して挑んだBVBだが、敵地スタッド・ルイ2世スタジアムで完全に試合を支配し、15分にラファエウ・ゲレイロのゴールで幸先よく先制。ゲレイロは終盤の88分にも決め、スタンドで観戦していた妻子の前で、チャンピオンズリーグ自身2度目の1試合2ゴールと大活躍を見せた。

 

戦前の状況:
モナコはチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦でBVBを3-1で下した2017年4月19日を最後に欧州カップ戦で13試合続けて勝てていない状況。一方のBVBは、グループ第5節でクラブ・ブリュージュと0-0で引き分けて決勝トーナメント進出を確定させ、あとはアトレティコとの首位争いだった。

 

 

チーム情報:
BVBはマルコ・ロイス、トーマス・ディレイニー、ウカシュ・ピシュチェク、ダン=アクセル・ザガドゥ、ヤコブ・ブルーン・ラーセンと、軽傷や故障で5選手を欠いていたほか、アクセル・ビツェルには休養が与えられ、ジェイドン・サンチョは個人的な理由でメンバーから外れた。このためルシアン・ファブレ監督は2-1で勝利した8日のシャルケとのレビアダービーからアシュラフ・ハキミとアブドゥ・ディアロ以外の9名を変更。移籍後2試合目の公式戦出場となったマルビン・ヒッツがゴールマウスを守ったほか、マルセル・シュメルツァーが76日ぶりに先発に復帰。マリオ・ゲッツェが主将を務めた。

 

戦術:
ティエリ・アンリ監督率いるモナコは、ホームゲームながら4-1-4-1のフォーメーションで非常に慎重なアプローチを選択。まずは相手のパスやドリブルのコースを消すことに専念した。対するBVBは、入れ替わったメンバーもほぼ3カ月にわたって採用してきた4-2-3-1のシステムにスムーズにはまり、ゲッツェが引き続き“偽9番”としてプレー。マキシミリアン・フィリップがそのすぐ後ろのスペースに入った。

 

 

試合の展開と分析:
春のような夜、まばらに埋まったスタッド・ルイ2世で、もっぱら大声援を送っていたのはドルトムントから駆けつけた1300人のアウェーファンだった。開始3分のゲッツェのシュートはわずかに枠を外れたが、15分、BVBは熱狂的なサポーターたちの期待に応えてリードを奪う。まずシュメルツァーがゴールライン際から切り返し、ボールをペナルティースポット付近に戻す。これをクリスティアン・プリシッチがエリア内右にいたフィリップの前方に送ると、この24歳のクロスをゲレイロがゴールエリア端からシンプルに押し込み、今シーズンのチャンピオンズリーグで自身3点目を記録した。フィリップはこの直後のチャンスにも絡み、16メートル手前から狙ったが、これはティーレマンスが触ってコーナーキックに逃れられた。

 

 

BVBは完全に試合を支配し、30分を迎えようかという頃に追加点のチャンスを迎える。そして33分にはフィリップのフリーキックが壁を直撃し、高く舞い上がったリバウンドにゲレイロが反応するも、ゴール前を横切ったボールはファーサイドのディアロへ。これをディアロが決めていれば先制点と同じようなゴールになったが、このセンターバックのシュートは惜しくも枠をとらえきれなかった。一方、モナコが前半にゴールを脅かした場面と言えば、ファルカオのロングシュート(42分)のみ。BVBのGKヒッツは、ハーフタイムにもウォームアップを行うほどだった。

 

後半にはモナコもややペースを上げ、47分のコーナーキックからグリクが際どいヘディングシュートを放つ。対するBVBは前半のような集中力と運動量が影を潜め、シュメルツァーが63分にシュートを放つまでチャンスをつくることができなかった。その直後にはフィリップが決定機を迎えるも、ハキミのクロスに合わせたシュートはゴール上に外れる(65分)。それでもグループAのもう1試合、アトレティコ対クラブ・ブリュージュが0-0で推移していたため、BVBはこのままでも首位通過を決められる状況だった。

 

残り15分でダフートに代えボルフが投入されると、ゲレイロはバイグルと並んで守備的ミッドフィルダーとしてプレーするようになる。モナコはこの時間帯までにフォーメーションを4-3-3にシフトしていた。終盤にBVBの追加点をアシストしたのは、この時間になって投入されたパコ・アルカセル。シュメルツァーとの連係で左サイドを崩したプリシッチが折り返すと、アルカセルのお膳立てからゲレイロがこの日2点目を突き刺した。

 

試合を時系列で振り返るにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

今後の日程:
土曜日のブンデスリーガでSVベルダー・ブレーメンとホームで対戦(日本時間16日2時30分キックオフ)するBVBは、来週も2試合を消化。火曜日(同19日4時30分)に敵地でフォルトゥナ・デュッセルドルフ1895と、金曜日(同22日4時30分)にホームでVfLボルシア・メンヘングラットバッハと対戦する。

 

メンバー&ゴール:
UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節

ASモナコFC 0-2(前半0-1) ボルシア・ドルトムント

 

ASモナコFC:ベナリオ;ビアンコーネ(78分 セラーノ)、グリク、B・バディアシル、ラッジ;アイト・ベナセール;ヘンリヒス、ティーレマンス、マセンゴ(69分 テュラム・ウリアン)、ディオプ;ファルカオ
ボルシア・ドルトムント:ヒッツ;ハキミ、トプラク、ディアロ、シュメルツァー;バイグル、ダフート(76分 ボルフ);プリシッチ、フィリップ(79分 アルカセル)、ゲレイロ(90+2分 ゴメス);ゲッツェ
ベンチ:L・バディアシル、バッレーカ、ジェメルソン、グアノ(モナコ);ビュルキ、トリアン、アカンジ、ブルニッチ
ゴール:ゲレイロ(15分 フィリップ)、ゲレイロ(88分 アルカセル)
CK:5-5(前半1-3) 好機:2-6(前半1-4)
主審:ポーソン(イングランド) 警告:ファルカオ、ティーレマンス、ディオプ;ダフート
観客数:未発表 天候:乾燥、気温10度

 

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