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2017.8.20

3-0:ブンデス開幕戦、ボルフスブルクに快勝

3-0:ブンデス開幕戦、ボルフスブルクに快勝

ボルシア・ドルトムントはVfLボルフスブルクにアウェーで3-0(前半2-0)と快勝し、第55回ブンデスリーガを最高の形でスタートさせた。BVBは試合開始から終了までゲームを支配し続け、ペーター・ボス監督のブンデスリーガデビューを見事な勝利で飾った。

 

レポート:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

3万人の観客で埋まった満員のフォルクスワーゲン・アレーナで、BVBは22分にクリスティアン・プリシッチのゴールで先制。5分後には、マルク・バルトラがゴール隅に正確なシュートを蹴り込み、リードを2点に広げた。ボルフスブルクはほとんど抵抗できず、後半にはピエール=エメリク・オーバメヤンがプリシッチのアシストから3点目を追加。BVBは最後まで主導権を手放さず、内容にふさわしい勝利を挙げた。

 

全試合映像はBVBtotal!で視聴可能

 

1月29日以来の公式戦出場を果たしたゲッツェ

 

戦前の状況:
最近の対戦成績は明らかにBVBのほうが上回っており、ボルフスブルクを相手に16試合連続でゴールを記録。合計43ゴールを挙げていた(1試合平均2.7ゴール)。直近の4試合はすべて勝利、アウェーでは8連勝中だった。それでもボルフスブルクは昨シーズン、ブラウンシュバイクとの降昇格プレーオフを経て辛うじて1部残留を果たしていたため、今シーズンに懸ける意気込みは大きいはずだと警戒していた。

 

チーム情報:
BVBはアンドレ・シュールレ(筋線維断裂)、マルコ・ロイス(十字靭帯の部分断裂)、マルセル・シュメルツァー(外側側副靭帯の部分断裂)、ラファエウ・ゲレイロ(足首)、ユリアン・バイグル(コンディション不足)、セバスティアン・ローデ(肉離れ)、エリック・ドゥルム(筋肉)、ウスマヌ・デンベレ(出場停止)が欠場した一方、ゲッツェは開幕戦に間に合い、スタメン入り。先週のポカール1回戦で先発したマフムート・ダフートがベンチに回り、左SBはヤン=ニクラス・ベステ(今週末はU-19チームの試合に出場)に代わってダン=アクセル・ザガドゥが務めた。さらにプリシッチが、負傷したシュールレの代役として左ウイングに入った。ボルフスブルクも多くの故障者を抱えており、ブルックス、ブルマ、ユング、トレーシュ、ステファニアク、ビエイリーニャを欠いて開幕戦に臨んだ。

 

2点目を決めたバルトラが歓喜の雄たけび

 

戦術:
守備ラインを高くした4-3-3のフォーメーションで挑んだBVBに対し、ボルフスブルクは4-2-3-1で対応。しかしホームチームはほとんど攻撃の形をつくることができなかった。ブラック&イエローは、ゲッツェを経由するスピーディーで直線的なパス、または主にバルトラから両ウイングへの正確なロングボールでゴールへの突破口を切り開いていった。

 

試合の展開と分析:
BVBは立ち上がりから勢いよく攻め、巧みに連係してボールを素早く動かしつつボルフスブルクの引いた守備ラインの隙間を狙った。そしてゴール付近で再三スペースを見つけ出したものの、序盤のうちは決定機を生み出すまでには至らなかった。10分過ぎにようやくカストロが狙うも、シュートはゴールの横へ。一方、ボルフスブルクも12分にディダビが狙い、CKを獲得。これにゲルハルトが合わせたが、13メートルのヘディングシュートは横へ大きくそれた。

 

プリシッチ、バルトラが鮮やかに決める

 

BVBの最初のチャンスらしいチャンスの起点になったのはゲッツェ。右サイドを駆け上がると、併走したプリシッチへパス。そのクロスにカストロがペナルティーエリア内で合わせたが、ヘディングの打点が後方にずれてシュートはゴール左へ1メートル以上それた。それでも、攻勢をさらに強めたアウェーチームは22分に均衡を破る。自陣ペナルティーエリア内でボールを拾ったザガドゥが、前方へロングフィード。これをオーバメヤンがつなぎ、ゲッツェがプリシッチへラストパス。このチャンスに、アメリカ代表FWはフィニッシュを相手選手2人の間に通し、ファーサイドのゴール隅に突き刺した。

 

ピシュチェクがハインズと空中で競り合う

 

これに劣らず鮮やかな追加点も、間もなくして生まれた。27分のCKのチャンスで、左サイドで完全にフリーになっていたバルトラが、クロスを折り返すことも考えたがシュートを選択。弧を描いたボールは、正確にゴール右隅上へと吸い込まれた。その2分前にもフィリップが惜しいシュートを放っていたBVBは、これで2点をリード。32分にはオーバメヤンがゴールまで16メートルの距離から狙ったが、これはファーポストの脇へ飛んだ。

 

オーバがダメ押し

 

BVBは後半に入ってからも主導権を譲らず、50分にゲッツェがシュート。さらにザガドゥとシャヒンの見事な連係からオーバも狙ったが、いずれも力を欠いた。一方、ホームチームはほとんど見せ場をつくれず、バルトラが空けたスペースにカウンターで入り込んだゴメスのフィニッシュもファーポストの外へ。するとBVBがリードをさらに広げ、試合を決める。60分、今度はアシスト役に回ったプリシッチが、右サイドからクロス。これにオーバメヤンがファーポスト付近から滑り込んで合わせ、ボールを押し込んだ。

 

ブンデスリーガ通算6ゴール目を決めたプリシッチ

 

68分にゴメスがネットを揺らすも、オフサイドでゴールは認められず。その後、BVBは2本のCKを与えた以外、チャンスを許さず、少しペースを緩めながらもリードを余裕で守った。終了前には途中出場の香川にもチャンスが訪れたが、ペナルティーエリア内で放ったフィニッシュはGKカステールスに止められてしまった。

 

全試合映像はBVBtotal!で視聴可能

 

出場メンバー&ゴール
2017年8月19日 ブンデスリーガ第1節
VfLボルフスブルク 0-3(前半0-2) ボルシア・ドルトムント

 

VfLボルフスブルク:カステールス;フェルハーフ、クノヘ、ウドゥオカイ、ゲルハルト;バゾエル(5分 ギラボギ)、カマチョ;ブワシュチコフスキ(43分 ディマタ)、ディダビ(69分 アーノルト)、ハインズ;ゴメス
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、ソクラティス、バルトラ、ザガドゥ(78分 パスラック);シャヒン;カストロ、ゲッツェ(61分 ダフート);プリシッチ(86分 香川)、オーバメヤン、フィリップ
ベンチ:グリュン、エンテプ、マリ、オシムヘン(ボルフスブルク);バイデンフェラー、スボティッチ、イサク、トプラク(BVB)
ゴール:プリシッチ(22分 ゲッツェ)、バルトラ(27分 カストロ)、オーバメヤン(60分 プリシッチ)
CK:3-5(前半1-2) 好機:1-6(前半0-5)
主審:ハートマン(バンゲン) 警告:なし
観客数:30000人(満員) 天候:曇り、気温19度

 

今後の日程
ブンデスリーガの試合が2つ続き、8月26日の第2節はヘルタBSCベルリンを本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクに迎える(日本時間27日1時30分キックオフ)。その後、代表マッチウィークを挟み、9月9日にSCフライブルクの本拠地に乗り込む(日本時間22時30分キックオフ)。

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