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2020.3.8

2-1:アザールとハキミが決めて勝利、2位浮上

2-1:アザールとハキミが決めて勝利、2位浮上

ボルシア・ドルトムントは敵地で迎えた4位ボルシア・メンヘングラットバッハとの上位対決を2-1(前半1-0)で制し、2020年のブンデスリーガで8戦7勝。トルガン・アザールとアシュラフ・ハキミがゴールで勝利に貢献した。

 

ボリス・ルパート(メンヘングラットバッハ)

 

激戦となったこの試合、まずアザールのゴールで8分にブラック&イエローが先制。後半に入ってすぐ、シュティンドルに決められ1-1の同点に追いつかれたものの、残り19分、ハキミが2点目を追加してリードを奪い返した。

 

 

戦前の状況:
4位グラットバッハは消化試合が1試合少ない状態で勝ち点46、3位BVBは勝ち点48。BVBはブンデスリーガでグラットバッハに9連勝中、計26得点を記録していた。グラットバッハにとってBVBは、ブンデスリーガのホームゲームでの敗戦数が2番目に多い相手(最多は14敗を喫しているVfBシュツットガルト)。

 

チーム情報:
4日後にチャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマンとのアウェーゲームを控えているため、ルシアン・ファブレ監督はSCフライブルクに1-0と競り勝った前節からメンバーを1人変更。今週、体調があまりよくなかったジェイドン・サンチョをベンチに回し、アーリング・ホーランドをスタメンに戻した。

 

戦術:
昨年10月末にBVBに1-2と敗れたDFBポカールの一戦同様、グラットバッハは3バックで挑んできた。両チームとも戦術面で高度にフレックスな3-4-3のシステムを採用。グラットバッハは立ち上がり、かなり高い位置からプレスをかけてきたが、深く引いて守勢に回ることのほうが多かった。そして30分を過ぎたところで守備の要であるザカリアがケガでヤンチュケと交代。ギンターがセンターバックの役割を引き継いだ。

 

 

試合の展開と分析:
試合は激しいタックルが飛び交う非常にタフな戦いとなった。最初のチャンスをゴールに結びつけたのはアウェーのBVB。前半8分、敵陣中央でホーランドが相手のミスパスをカットし、ペナルティーエリアに走り込んできたアザールに預ける。最初のタッチは少し大きくなってしまったが、アザールはすぐにボールをコントロールするとクライフターンで相手をかわしてファーサイドのゴール隅に自身のシーズン5ゴール目を収めた。

 

 

ホームチームもその1分前に先制のチャンスを迎えていたが、BVBの守護神ロマン・ビュルキが見事なセービングでライナーの一撃を阻止。さらにシュティンドルのジャンへのファウルがあった直後の16分、グラットバッハに再びビッグチャンスが巡ってくる。しかしベンセバイニのシュートはわずかに枠を外れた。次のチャンスはハーフタイム前の40分で、ユリアン・ブラントとホーランドの連係ミスからだったが、ここもビュルキが抑え、失点を許さなかった。

 

前半のBVBは小さなミスが多く、可能性を感じさせる攻撃も正確性に欠けていた。さらに守備でも何度か脆さを露呈。ハーフタイムまでのシュート数は5-4とグラットバッハがわずかに上回ったが、ボール支配率とタックル勝率はいずれもBVBが55%を記録した。

 

 

後半、グラットバッハの同点ゴールはセットプレーからだった。ホフマンが入れた浮き球のコーナーキックをプレアがボレーでシュティンドルの前方へ。シュティンドルが合わせたボールはホーランドの脚に当たってネットに収まった(50分)。ブラック&イエローは直後に反撃に出たものの、ゴール前18メートルからのハキミのパスはホーランドに通らなかった。

 

BVBは徐々に主導権を握り始め、64分にハキミがアザールにパス。アザールのヘディングシュートはゾマーの好セーブに阻まれた。その4分後、今度はホーランドがシュートのチャンスを得たものの、ヤンチュケにクリアされる。しかしプレスをかけ続けたBVBは、センターサークル付近でホーランドがエルベディのファウルを受ける。しかしプレーは続行され、途中出場のサンチョがルーズボールを拾って右サイドのハキミへ。エリア内に切り込んだハキミは、ゾマーの股下を抜くシュートをファーコーナーに決めた(71分)。

 

79分にはダメ押しの3点目を奪うチャンスが来たが、サンチョのシュートはポストを直撃。残り4分にはサンチョのパスに追いついたホーランドが好位置から蹴り込むも、ボールはクロスバーを超える。反対側のゴール前ではエンボロがスコアを2-2とする絶好機を得たが、これも枠に収められなかった。

 

試合を時系列でチェックするにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

今後の日程:
次はチャンピオンズリーグで、11日にラウンド16の第2戦でパリ・サンジェルマンの本拠地に乗り込む(日本時間12日午前5時キックオフ)。そして14日、ジグナル・イドゥナ・パルクでFCシャルケ04との第156回レビアダービーに挑む。

 

メンバー&ゴール:
ブンデスリーガ第25節

ボルシア・メンヘングラットバッハ 1-2(前半0-1) ボルシア・ドルトムント

 

ボルシア・メンヘングラットバッハ:ゾマー;ギンター、ザカリア(36分 ヤンチュケ)、エルベディ;ライナー、クラマー(77分 エンボロ)、ノイハウス、ベンセバイニ;ホフマン(65分 テュラム)、シュティンドル;プレア
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、フンメルス、ザガドゥ;ハキミ、ビツェル、ジャン、ゲレイロ;ブラント(65分 サンチョ)、アザール(83分 レイナ);ホーランド(90+4分 アカンジ)
ベンチ:ジッペル、シュトローブル、ヘアマン、ラファエウ、ベント、ジョンソン;ヒッツ、ダフート、ゲッツェ、シュルツ、バレルディ、シュメルツァー
ゴール:アザール(8分 ホーランド)、シュティンドル(50分 プレア)、ハキミ(71分 サンチョ)
CK:3-3(前半0-2) 好機:5-6(前半3-1)
主審:シュテゲマン(ニーダーカッセル) 警告:クラマー、ライナー、ギンター、ノイハウス;ビツェル、ザガドゥ、ジャン、サンチョ、ゲレイロ
観客数:54,022人(チケット完売) 天候:乾燥、気温9度

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