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2019.5.19

2-0:サンチョとロイスのゴールで有終の美

2-0:サンチョとロイスのゴールで有終の美

ボルシア・ドルトムントは敵地で迎えたブンデスリーガ最終節でボルシア・メンヘングラットバッハを2-0(前半1-0)と下し、最終的にクラブ史上3位の勝ち点を積み上げたものの、惜しくもタイトルには届かなかった。ジェイドン・サンチョとマルコ・ロイスのゴールで23勝目を挙げたBVBは、2018-19シーズンを2位でフィニッシュした。

 

レポート:ボリス・ルパート(メンヘングラットバッハ)

 

BVBファン約1万人を含む5万4022人の観客で埋め尽くされたボルシア=パルクで、まずはホームチームからトラオレがゴール枠を直撃するシュートで見せ場をつくったが、前半終了間際に均衡を破ったのはサンチョだった。後半から加速したBVBは54分にロイスが加点。さらにはエルベディのあわやオウンゴールという場面もあったが、ポストがこれを阻んだ。

 

戦前の状況:
2位のBVBは4位のボルシアMGに対して7連勝中。ホームチームはバイヤー・レバークーゼン、アイントラハト・フランクフルトとUEFAチャンピオンズリーグの最終出場枠である4位の座を争っていた。一方、BVBはまだ優勝の可能性を残しており、そのためにはボルシアMGに勝った上でバイエルンがホームで負ける必要があった。

 

 

チーム情報:
ルシアン・ファブレ監督は前節のフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦から先発メンバー3人を変更。ヒッツ、ブルーン・ラーセン、アルカセルがベンチに回り、代わってビュルキ、サンチョ、ロイスがスタメン入りした。

 

戦術:
通常通り4-2-3-1のBVBに対し、ボルシアMGは相手ボール時に引いて守り、両ウインガーも下がって右サイドではバイヤーとトラオレがクリスティアン・プリシッチをケア。左サイドではベントとアザールがサンチョをチェックした。カウンター狙いのホームチームは攻撃時に4-3-3の形を取り、中盤センターのザカリアとホフマンが前線をサポートした。

 

試合の展開と分析:
立ち上がりのBVBはなかなかペースをつかめず、ボルシアMGのゴールを脅かすことができない。7分にはゲッツェのクロスにロイスが頭で合わせるも、枠をとらえることができず。24分にもCKからウカシュ・ピシュチェクがヘディングシュートを放ったが、序盤のチャンスと言えばその程度だった。前半のBVBは全体的なプレーにリズムとアイディア、そして正確性を欠いており、ボルシアMGに難なく対応される場面が続いた。

 

序盤のBVBは明らかに失点することを怖がっていた。対するボルシアMGは絶対に勝利が必要という状況でもなかったため、無理をすることなくBVBの攻撃を受け止めつつ、カウンターを狙うことに終始。12分にはトラオレが右サイドを抜け出し、ペナルティーエリア端付近からシュートを放ったが、これはクロスバーとポストの角に嫌われた。この時間帯の主導権を握っていたのはボルシアMGで、14分にもホフマンのミドルシュートがBVBのゴールを脅かした。

 

 

しかし、前半の終盤を迎える頃にようやく目を覚ましたBVBは、少しずつ惜しい場面を増やしていく。37分にはゴール前17メートル付近でフリーキックを獲得、ロイスが狙ったシュートはサイドネットの外側へ。その5分後にもアクセル・ビツェルとプリシッチがボルシアMGのゴールに迫った。待望の先制点が生まれたのは前半終了間際。トーマス・ディレイニーが左サイドのロイスにパス。キャプテンのクロスはブロックされたものの、こぼれ球を拾って再び上げたクロスがファーサイドのサンチョへ。若きイングランド代表は至近距離からボレーで突き刺し、ついに均衡を破った。ロイスが2度目のクロスを上げる直前にボールがゴールラインを割っていたかどうかを確かめるため、試合は2分半ほど中断したものの、結局ゴールとして認められた。

 

後半のBVBはまったく違うチームとなり、力強くテンポのいいプレーで再三チャンスをつくるようになる。51分にはサンチョのパスを受けたロイスがシュートを放つも、これはゴール上に大きく外れる。その1分後にもシュートを脅かしたロイスは、54分にBVBのリードを2点に広げた。サンチョがハーフウェーライン付近から一気に加速し、ゲッツェとパスを交換。リターンを受けてから右サイドのプリシッチにつなぐと、このアメリカ代表の折返しをロイスが押し込んだ。

 

BVBの惜しい場面は続き、その4分後にはサンチョのクロスがエルベディのオウンゴールを誘発しかける。83分にもラファエウ・ゲレイロが16メートルの距離から狙ったが、わずかに枠をとらえきれなかった。対するボルシアMGもドルミッチ(62分)とプレア(74分)がゴールに迫ったが、一矢を報いることはできなかった。

 

試合を時系列で振り返るにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

メンバー&ゴール
ブンデスリーガ第34節

ボルシア・メンヘングラットバッハ 0-2(前半0-1)ボルシア・ドルトムント

 

ボルシア・メンヘングラットバッハ:ゾマー;バイヤー、ギンター、エルベディ、ベント;クラマー(63分 シュトローブル);ザカリア、ホフマン;トラオレ(66分 プレア)、ドルミッチ、アザール(75分 ヘアマン)
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、バイグル、アカンジ、ゲレイロ;ビツェル、ディレイニー;プリシッチ、ロイス(83分 シュメルツァー)、サンチョ(87分 ダフート);ゲッツェ(75分 アルカセル)
ベンチ:ジッペル、ラング、ヤンチュケ、キュイザンス(ボルシアMG);ヒッツ、ザガドゥ、ブルーン・ラーセン、トプラク(BVB)
ゴール:サンチョ(45分 ロイス)、ロイス(54分 プリシッチ)
CK数:2-2(前半2-1)  チャンス数:4-8(前半2-3)
主審:グレーフェ(ベルリン)  警告:クラマー(ボルシアMG);ディレイニー(BVB)
観客数:5万4022人(満員)  天候:快晴、気温20度

 

今後の日程:
2019-20シーズンのリーグ初戦は8月17日。その1週間前にはDFBポカール1回戦が行われる(組み合わせ抽選は6月15日)。今季ポカールでバイエルンが優勝した場合、BVBは8月3日に予定されているスーパーカップにも出場することになる。

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