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2019.12.21

1-2:再三のチャンスを生かせず逆転負け

1-2:再三のチャンスを生かせず逆転負け

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ第17節でTSGホッフェンハイムに1-2の逆転負けを喫し、2019年最後の試合を勝利で飾ることができなかった。

 

レポート:ボリス・ルパート(ジンスハイム)

 

BVBは前半から主導権を握り、チャンスの数でも5対1とホッフェンハイムを圧倒。17分にはマリオ・ゲッツェのゴールで先制し、1点リードで試合を折り返した。一方、ホッフェンハイムは唯一のチャンスだったスコウのフリーキックを枠に嫌われたが、逆にトルガン・アザールのフリーキックをクロスバーに救われる。それでもホームチームは79分にアダムヤン、87分にクラマリッチが得点し、土壇場で試合をひっくり返すことに成功した。

 

戦前の状況:
キックオフ前の時点で9位と4位の対決。公式戦の直近13試合で1敗のBVBに対し、ホッフェンハイムはホームで3試合続けて勝利に見放されていた。

 

チーム情報:
BVBにとっては、ここ1週間で3試合目。ルシアン・ファブレ監督はライプツィヒと3-3で引き分けた前節から先発を2人変更し、マルコ・ロイス(筋肉の負傷)とラファエウ・ゲレイロ(ベンチスタート)に代えてゲッツェとニコ・シュルツを起用した。アクセル・ビツェルとトーマス・ディレイニー、マルセル・シュメルツァーは依然として鮮烈を離れている。

 

戦術:
ホッフェンハイムはライプツィヒの戦い方を参考にし、3-4-3のBVBに4-3-3で対抗。最終ラインから中盤へのパスを寸断するため、前線の3枚でBVBの3バックにプレッシャーをかけてきた。その結果、BVBは守備時に5-2-3(前線はゲッツェ、トルガン・アザール、ジェイドン・サンチョ)ではなく3-2-4-1となり、ゲッツェとサンチョが中盤に下がり、アザールが最前線に残った。

 

試合の展開と分析:
上下ともイエローのユニフォームに身を包んだBVBは、敵地ジンスハイムで立ち上がりから落ち着いたプレーで攻め込んでいく。10分にはアシュラフ・ハキミが抜け出し、鋭いクロスを入れるも、ゴール前に駆け込んできたゲッツェにはわずかに合わなかった。だが17分、この日のBVB攻撃陣をけん引したゲッツェは、先発起用の期待にゴールで応えてみせる。奪ったボールを前線に供給すると、ユリアン・バイグルからアザール、さらにハキミへつなぎ、最後はゲッツェが仕留めてスコアを1-0とした。

 

 

3分後、ゲッツェの見事なパスにサンチョが左サイドで抜け出すも、ファイナルサードへは侵入できず。33分にはユリアン・ブラントのパスを受けたハキミが右サイドから狙ったが、キーパーのバウマンにコーナーへ逃れられた。

 

前半半ばに腕を負傷して治療を受けたマッツ・フンメルスだが、最終ラインを統率しつつ空中戦でも存在感を放った。前半、BVBはセットプレーを除けばホッフェンハイムに1つもチャンスを与えなかった。スコウが直接狙った30メートル弱のフリーキックは、クロスバーを叩いた。

 

前線でスペースに侵入し続けたBVBは38分、アザールが15メートルの強烈な一撃を放つ。バウマンは指先で弾くのが精一杯だったが、こちらもクロスバーに阻まれた。

 

アウェーチームはハーフタイムにメンバー交代を余儀なくされる。アザールとフンメルスに代わってヤコブ・ブルーン・ラーセンとウカシュ・ピシュチェクが入り、マヌエル・アカンジがダン=アクセル・ザガドゥの隣でプレーした。50分、ブラントがボールをインターセプトし、ゲッツェと連携したサンチョが約10メートルの距離からシュート。これを決められなかったサンチョは10分後にもゴールへ迫ったが、エリア内での激しいタックルにより止められた。

 

 

ホッフェンハイムが勢いを増す中、BVBとしてはリードを広げておきたいところだった。今季公式戦26戦目でアウェーゲーム3連勝を狙ったチームは、69分にサンチョが鋭いクロスを入れるも、アカンジはネットを揺らせない。すると79分、ホームチームが同点に追いつく。アダムヤンがゴール前からこぼれ球を押し込み、1-1とした。

 

BVBは勝利にこだわるが、82分のハキミによるタイミングを計ったクロスに、サンチョは合わせられない。86分にはエリア内でニコ・シュルツにチャンスが訪れるも、足を滑らせてしまった。待っていたのは最悪の結末。アダムヤンのクロスにクラマリッチが頭で合わせ、ホッフェンハイムに2-1の逆転勝利をもたらした。

 

試合を時系列で振り返るにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

ブンデスリーガ第17節
TSGホッフェンハイム 2-1(前半0-1)ボルシア・ドルトムント

 

TSGホッフェンハイム:バウマン;ルディ、ノルトベルト、ヒュープナー、スコウ;サマセク(アダムヤン 46分)、グリリッチュ、ガイガー(ロカディア 65分);ベブ、クラマリッチ、バウムガルトナー(カデジャーベク 78分)
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;アカンジ、フンメルス(ピシュチェク 46分)、ザガドゥ;ハキミ、ブラント、バイグル、シュルツ;ゲッツェ(アルカセル 85分)、アザール(ブルーン・ラーセン 46分)、サンチョ
ベンチ:ペントケ、ビチャクチッチ、スタフィリディス、フォクト、アクポグマ、リベイロ(ホッフェンハイム);ヒッツ、ゲレイロ、バレルディ、モレイ、ラシュル(BVB)
ゴール:ゲッツェ(ハキミ 17分)、アダムヤン(ロカディア 79分)、クラマリッチ(アダムヤン 87分)
好機:3-9(前半1-5)、CK:0-8(前半0-5)
主審:ツバイヤー(ベルリン)、警告:アカンジ(BVB)
観客:3万150人(チケット完売)、天候:雨、気温9度

 

今後の日程:
BVBは今夜から13日間の“冬休み”に突入。2020年1月18日の新年初戦では、敵地でFCアウクスブルクと対戦する(日本時間23時30分キックオフ)。

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