ニュース

2018.9.19

1-0:プリシッチ決勝点、敵地ブリュージュで白星発進

1-0:プリシッチ決勝点、敵地ブリュージュで白星発進

ボルシア・ドルトムントはUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節で敵地ヤン・ブレイデルシュタディオンに乗り込み、クリスティアン・プリシッチによる1点でクラブ・ブリュージュKVに1-0(前半0-0)と勝利した。

 

レポート:ボリス・ルパート(ブリュージュ)

 

約29000人のファンが見守る中、アウェーのBVBはほとんどの時間帯で試合を支配したものの、なかなかゴールを脅かすことができなかった。それでも後半にブリュージュ守備陣を慌てさせる回数が増えると、その後にルシアン・ファブレ監督の交代策が的中。85分に相手選手に当たったボールがゴールに吸い込まれるというラッキーな決勝点を挙げたのは、ベンチスタートからバースデーゴールを決めたプリシッチだった。

 

 

戦前の状況:
BVBの狙いは、1987、2003年に次いで3回目の訪問となるブリュージュでの初勝利。ブラック&イエローのベルギー代表MFアクセル・ビツェルは「相手はベルギーリーグで最も素晴らしい選手が揃っているチーム。でもうちの選手のクオリティーを考えると、火曜日に勝つのは僕らさ」と試合前に語っていた。UEFAチャンピオンズリーグで10戦無敗を維持するブリュージュに対し、BVBはアウェーで7試合ぶりの勝利を目指す。

 

チーム情報:
BVBではトーマス・ディレイニー(ひざ)、パコ・アルカセル(筋肉系)、エメル・トプラク(ハムストリング)、ラファエウ・ゲレイロ(筋肉系)が欠場。ファブレ監督は先週金曜のブンデスリーガ(アイントラハト・フランクフルトに3-1の快勝)から4人の先発を変更し、マフムート・ダフート、ヤコブ・ブルーン・ラーセン、マキシミリアン・フィリップに代え、ユリアン・バイグル、アクセル・ビツェル、マリオ・ゲッツェ、ジェイドン・サンチョを起用した。

 

戦術:
BVBはフランクフルト戦と同じく4-2-3-1のフォーメーションでスタート。中盤の底にはバイグルとビツェルが並び、名目上の1トップに入ったマルコ・ロイスとトップ下のゲッツェが頻繁にポジションを入れ替えた。対するブリュージュは自在に形を変える3-5-2を採用し、2トップの背後には2人の攻撃的MF(バナーケン、フォルマー)を配置。ボールを奪うと両ウイングバックのダンジュマ(左)とブリーティンク(右)がポジションを上げて攻撃に参加しつつ、守備時にはブリーティンクが最終ラインまで下がる4-4-2へシフトした。

 

試合の展開と分析:
BVBは試合開始13秒でチャンスを迎え、ロイスのプレッシャーを受けた相手GKのパスをボルフがカット。25メートル付近から無人のゴールへシュートを放つも、これを大きく打ち上げてしまう。一方、最初は慎重だったブリュージュも徐々にペースを上げ、20分を過ぎた辺りから何度かチャンスをつくるようになる。まずはボセンのシュートをロイスがスライディングタックルでブロック。直後の23分にはダンジュマのシュートがロマン・ビュルキを強襲、その1分後にもダンジュマのミドルが再びBVBのゴールを脅かした。

 

この時間帯を耐えたBVBは次第にペースを取り戻し、30分を迎えようかという頃にはコーナーキックを獲得。ウカシュ・ピシュチェクが頭でファーサイドへ流したボールにアブドゥ・ディアロが飛び込むも、わずかに届かない。39分にデンスビルの強烈なロングシュートでゴールを脅かしたブリュージュに対し、BVBも45分にマヌエル・アカンジが逆サイドで裏を取るマルセル・シュメルツァーにクロスを送り込んだが、難しいバウンドに頭で合わせたシュートは枠をとらえきれなかった。

 

後半は組織的な戦いに

 

ハーフタイム後のBVBは、前半よりはるかに組織立ったプレーを見せるようになったが、相手ペナルティーエリア付近でのボール回しには依然として正確性とキレを欠いていた。一方、守備でも何度か不必要なピンチを招いた。60分を回ったところでファブレ監督が動き、セントラルMFのポジションでゲッツェを下げて香川を投入。サイドではサンチョに代えてプリシッチを送り込んだ。この時間帯、ブリュージュほとんど攻撃に出てこなかったが、守備では安定したプレーを見せるようになっていた。

 

80分、香川が左サイドから入れた絶妙なクロスにピシュチェクが合わせるが、ボールはわずかに右ポストの外。すると直後の83分には、BVBのパスミスからオペンダがビュルキと1対1になる。しかしここはスイス代表の守護神が競り勝ち、ゴールを死守してみせた。

 

ビュルキがセーブ連発、プリシッチが速攻からゴール

 

そして85分、カウンターに出たBVBは、ダフートがボールをエリア内へ送る。ミトロビッチがクリアしようとしたが、これがプリシッチの脚に当たりゴールラインを割った! この日20歳になった若きアメリカ代表にとって、最高の誕生日プレゼントとなった。ロスタイム3分にはダフートが自ら狙うも、これはコーナーキックに逃げられた。

 

 

 

出場メンバー&ゴール:
UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節

クラブ・ブリュージュKV 0-1(0-0) ボルシア・ドルトムント
クラブ・ブリュージュKV:レティツァ – プラン、ミトロビッチ、デンスビル – リッツ – ブリーティンク(56分 コールズ)、フォルマー、バナーケン、ダンジュマ(76分 デニス) – ボセン(81分 オペンダ)、ウェズリー
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、アカンジ、ディアロ、シュメルツァー – ビツェル、バイグル(83分 ダフート) – ボルフ、ゲッツェ(62分 香川)、サンチョ(69分 プリシッチ) – ロイス
ベンチ:ホーバス、アムラバト、スフライフェルス、メヘレ(ブリュージュ);ヒッツ、ザガドゥ、ハキミ、フィリップ(BVB)
ゴール:プリシッチ(85分 ダフート)
CK:4-6(前半3-4) 好機:5-4(4-2)
主審:マッケリー(オランダ) 警告:バイグル、香川(BVB)
観客:28500人 天候:乾燥、気温19度

border
ニュース一覧に戻る

最新ニュース

BVBの選手が攻撃3部門でランキングトップに

2018.12.16

BVBの選手が攻撃3部門でランキングトップに

ボルシア・ドルトムントがSVベルダー・ブレーメンを 続きを読む>>

「できれば残りの6ポイントも取りたい」

2018.12.16

「できれば残りの6ポイントも取りたい」

続きを読む>>

ロイス:役割も体の切れも最高

2018.12.16

ロイス:役割も体の切れも最高

先制点を決めたマルコ・ロイスは今季ブンデスリーガでのゴール・アシスト合計数を第15節終了時点で18に伸ばしただけでなく、ベルダー・ブレーメンと戦ったBVBを勝利への軌道に乗せ 続きを読む>>