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2019.2.3

フランクフルトとの熱戦は1-1で終了

フランクフルトとの熱戦は1-1で終了

ブンデスリーガの首位を走るボルシア・ドルトムントはアイントラハト・フランクフルトとの第20節を1-1(前半1-1)で引き分けたものの、後続との勝ち点差を7に広げた。

 

レポート:ボリス・ルパート(フランクフルト)

 

5万1500人の観客で満員となったコメルツバンク・アレーナは、期待通りの素晴らしい試合にふさわしい最高の雰囲気に包まれた。アウェーのBVBは22分にマルコ・ロイスが均衡を破ったものの、その後に迎えた追加点のチャンスを生かしきれず、36分にはその代償を払うことになり、ヨビッチの同点ゴールを許してしまった。

 

戦前の状況:
BVBはフランクフルトにしばらく負けておらず、2017年と2018年の公式戦5試合で無敗を維持。ただしブンデスリーガのアウェーゲームで最後にフランクフルトを倒したのは、2-1で競り勝った2013年9月までさかのぼる。

 

チーム情報:
ハノーファー96戦で負傷したウカシュ・ピシュチェクは、ウォームアップ後に出場可能なことが判明。その結果、ルシアン・ファブレ監督は5-1と圧勝した前節から1人だけ先発を入れ替え、マリオ・ゲッツェに代えてパコ・アルカセルをスタメンに起用した。

 

戦術:
両チームの狙いは高い位置からのプレッシャーとスピーディーなカウンター。いつもと同じ4-2-3-1のシステムを採用したBVBに対し、フランクフルトは3-4-1-2の陣形に並んだ。フランクフルトは前線のアレールとレビッチが両ウイングバックの攻撃参加を促すようなポジションを取りつつ、トップ下のヨビッチとの連係でチャンスを構築。しかしBVBにボールを支配される時間が長く、守備時にはコスティッチ(左)とダ・コスタ(右)の両翼が最終ラインまで下がる5バックのような形になった。

 

試合の展開と分析:
キックオフ直後から非常に激しく、ゴール前での攻防が繰り広げられたこの一戦ほど、「最高の試合」と呼ぶにふさわしいゲームはないかもしれない。BVBは試合開始から126秒後にいきなりゴールを脅かされ、ロマン・ビュルキがダ・コスタのシュートを見事に足でブロックする。しかし、アウェーチームはその後もフランクフルトの激しいプレッシャーに苦しみ、パスをつなぐこともままならなかった。

 

それでも攻撃的な姿勢を貫いたBVBは、後方に広がるスペースを生かしてチャンスをつくり始める。最初の決定機は12分に訪れ、ジェイドン・サンチョのパスにアルカセルが反応。巧みなフリックでゴールに迫るも、相手ディフェンダーがコーナーキックに逃れた。

 

 

前半に2ゴール、枠へのシュートも2本

 

先制点が生まれたのは22分。左サイドでロイスとラファエウ・ゲレイロが連係し、ドリブルでペナルティーエリア内に進入したゲレイロからパスを受けたロイスが、コスティッチの股下にシュートを滑り込ませた。主将ロイスには続く時間帯にも何度かリードを広げるチャンスが巡ってくる。しかし24分のシュートは枠を外れ、そのわずか60秒後の一撃はクロスバーを直撃。さらに29分には低めのフリーキックに合わせるも、これはバーを大きく越えていった。

 

再三のチャンスを逃したブラック&イエローは、直後にこのツケを払わされる。34分のレビッチのシュートはビュルキが脚を出して防ぎ、36分に与えたコーナーキックもBVBの守護神がクロスバーへとそらしたものの、BVBはこのこぼれ球をクリアしきれず、ダ・コスタが右サイドから入れたクロスをヨビッチに決められた。

 

BVBが追加点に迫る

 

前半終了直前にはアシュラフ・ハキミがローデと接触して負傷するアクシデントがあったものの、大事には至らず。そのため両監督ともハーフタイムでの選手交代は行わなかった。後半の立ち上がりはBVBが再びリードを奪い返そうと押し込む。55分にビツェル、65分にハキミがわずかに枠を外れるシュートを放つなど積極的なプレーを見せたため、ホームのフランクフルトはヨビッチをガチノビッチに代えて守備を強化し、カウンターに頼る作戦に変更。57分にはレビッチが再びビュルキにセーブを強いたが、BVBも67分にアルカセルが鮮やかなフェイントから途中出場のクリスティアン・プリシッチにパス。しかしこれはローデにクリアされ、コーナーに逃れられた。

 

後半、67%のボールを支配したアウェーチームは、85分にスコアを2-1とする絶好機を迎える。しかしアルカセルが直接狙った26メートルのフリーキックはネットの上へ。結局スコアは動かず、1-1のまま試合終了となった。

 

試合を時系列でチェックするにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

今後の日程:
BVBは2019年最初の「イングリッシュウィーク」に突入しており、火曜日のDFBポカールではSVベルダー・ブレーメンとジグナル・イドゥナ・パルクで対戦(日本時間6日4時45分キックオフ)。土曜日のブンデスリーガ次節では、ホームにTSG1899ホッフェンハイムを迎える(同9日23時30分キックオフ)。

 

出場メンバー&ゴール:
アイントラハト・フランクフルト 1-1(1-1)ボルシア・ドルトムント

アイントラハト・フランクフルト:トラップ – ヒンテレッガー、長谷部、ヌディカ – ダ・コスタ、ローデ、フェルナンデス、コスティッチ – ヨビッチ(55分 ガチノビッチ) – アレール、レビッチ
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ – ピシュチェク、バイグル、ディアロ、ハキミ – ビツェル、ディレイニー – サンチョ(65分 プリシッチ)、ロイス、ゲレイロ(78分 ブルーン・ラーセン) – アルカセル(86分 ゲッツェ)
ベンチ:レノウ、ファレット、デ・グスマン、ビレムス、ルス、パシエンシア(フランクフルト);ヒッツ、ダフート、フィリップ、トプラク(BVB)
ゴール:ロイス(22分 ゲレイロ)、ヨビッチ(36分 ダ・コスタ)
CK:5-4(前半3-2) 好機:7-6(5-4)
主審:ツバイヤー(ベルリン) 警告:フェルナンデス、ローデ;ディレイニー、バイグル
観客数:5万1500人(チケット完売) 天候:湿寒、気温5℃

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