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2018.9.1

0-0:枠に嫌われ、ハノーファーで無得点ドロー

0-0:枠に嫌われ、ハノーファーで無得点ドロー

金曜夜に行われたブンデスリーガ第2節で、ボルシア・ドルトムントはハノーファー96の本拠地に乗り込んだが、0-0で引き分け、開幕2連勝を収めるチャンスを逃した。数こそ少なかったものの、敵地でいくつか決定的なチャンスをつくったBVBだったが、シュートが2度、ゴール枠に阻まれた。

 

レポート:ボリス・ルパート(ハノーファー)

 

4万9000人の観客に埋め尽くされたHDIアレーナでの試合は、非常に激しいフィジカルマッチとなったが、序盤は両チームともチャンスらしいチャンスがつくれなかった。BVBは42分にマルコ・ロイス、60分にマキシミリアン・フィリップのシュートがそれぞれクロスバーとポストを直撃。終盤にハノーファーが2つのビッグチャンスを迎えたことを考えると、最終的には引き分けが妥当な結果と言えるだろう。

 

 

戦前の状況:
ハノーファーは第56回ブンデスリーガ初戦でブレーメンと敵地で1-1のドロー。BVBはRBライプツィヒに4-1と勝利を収めていた。ブンデスリーガのホームゲームでハノーファーはBVBに過去11敗しており、これ以上負けている相手はバイエルン・ミュンヘンのみだった(14敗)。

 

チーム情報:
ルシアン・ファブレ監督は開幕戦から1人を変更。筋肉を傷めたクリスティアン・プリシッチはドルトムントに残り、代わってグロイター・フュルトとのDFBポカールで移籍後初出場を果たしていたマリウス・ボルフがスタメンに入った。チームに加入したばかりのパコ・アルカセルも、今回のニーダーザクセン州への遠征には帯同しなかった。

 

戦術:
ホームのハノーファーは3-5-2のフォーメーションを選択。ベブーがセンターフォワード2人より少し下がりめの位置に入ることが多く、相手ボール時は右のマイナ、左のアルボルノスも下がって5バックを形成した。対するBVBはライプツィヒ戦と同じ4-3-3のシステムを採用。フィリップが最前線で攻撃を引っ張った。

 

試合の展開と分析:
BVBが2-4で敗れた昨シーズンのHDIアレーナでの対戦とは違い、ハノーファーは立ち上がりから積極的に攻撃。スムーズなボール回しを披露したが、前半は決定的なチャンスをつくるまでには至らなかった。素早いカウンター攻撃を繰り出しても、アウェーのBVBが安定した組織的守備で立ちはだかったからだ。しかしブラック&イエローのほうも序盤は攻撃にあまり勢いがなく、よく走って素早く寄せてくるハノーファーを相手に正確なビルドアップができなかった。ほとんどのプレーはピッチの中央で展開され、両者とも相手のタックルに苦しんだ。

 

BVBは25分にネットを揺らしたものの、フィリップがパスを出した瞬間、ボルフがオフサイドポジションにいたとしてゴールは認められず。40分までシュート数が2本にとどまったことからも、守備の目立つ前半だったことがうかがえる。

 

前半終了間際にロイスが2度ゴールに迫る

 

しかし、BVBは前半終了間際に2度の決定機を迎える。まずは40分、ヘディングによる不十分なクリアを拾ったロイスがペナルティーエリア内からシュートを放つも、GKエッサーが懸命に足を伸ばしてコーナーキックへ逃れる。その2分後にもマフムート・ダフートのアシストからロイスがゴールに襲いかかったが、このシュートは枠に嫌われた。

 

後半立ち上がりのBVBは劣勢を強いられ、ハノーファーに何度かチャンスをつくられてしまう。それでも試合再開から15分が経過しようかという頃にペースを取り戻すと、フリーキックに頭で合わせたフィリップのシュートがポストを直撃(60分)。さらにダフートを中心とした攻撃で再びゴールに迫る(68分)。しかし、フリーで駆け上がっていたロイスはボルフの鋭いパスに合わせることができず、このボールはゴールエリアを横切っていった。

 

フィリップのシュートも枠に阻まれる

 

後半にBVBがゴールを脅かしたのは、この2つの場面だけ。ハノーファーの反撃を許した終盤にはコーナーキックからアントンにボレーシュートを浴びるも、トーマス・ディレイニーがブロックして再びコーナーキックへ逃れる(78分)。試合終了間際にもウッドにシュートを許したが、ロマン・ビュルキとアブドゥ・ディアロの連係でゴールを阻んだ(88分)。

 

今後の日程:
このあとは代表マッチウィークに入るため、国内戦はしばしお休み。次のブンデスリーガは9月14日(金)で、ホームにアイントラハト・フランクフルトを迎える(日本時間15日午前3時30分キックオフ)。

 

メンバー&ゴール:
2018年8月31日 ブンデスリーガ第2節
ハノーファー96 0-0(前半0-0) ボルシア・ドルトムント

 

ハノーファー96:エッサー;ゾルク、アントン、ビマー;マイナ、フォッスム、ワラシ、アルボルノス(86分 オスチョレク);ベブー(89分 バカロルツ);浅野(46分 ウッド)、フュルクルーク
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、アカンジ、ディアロ、シュメルツァー;ビツェル;ダフート(86分 ゲレイロ)、ディレイニー;ボルフ、フィリップ(79分 サンチョ)、ロイス
ベンチ:チャウナー、、エレツ、原口、バイダント(ハノーファー);ヒッツ、ハキミ、ゲッツェ、バイグル、トプラク(BVB)
ゴール:なし
CK:4-1(前半1-1) 好機:2-3(前半0-2)
主審:ツバイヤー(ベルリン) 警告:なし
観客数:49000人(チケット完売) 天候:晴れ、気温16度

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