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2018.12.16

2-1:アルカセルとロイスが得点、強敵ブレーメンを下す

2-1:アルカセルとロイスが得点、強敵ブレーメンを下す

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ第15節でSVベルダー・ブレーメンにホームで、2-1(前半2-1)と競り勝ち、残り2試合の結果に関係なく首位で2019年を迎えることが確定した!

 

レポート:ボリス・ルパート

 

8万1365人の大観衆で膨れ上がったジグナル・イドゥナ・パルクでは激しい攻防が繰り広げられた。ホームのBVBはアルカセル(19分)とロイス(27分)が決めて2点を先行し、さらに3点目を奪っていてもおかしくなかったが、前半のうちにクルーゼのゴールを許して1点差。後半のBVBは勝負を決めるチャンスをモノにできず、最後まで緊迫した展開のまま試合は推移した。

 

戦前の状況:
ここまで14試合を終えて首位に立つBVBは、得点数(39)がリーグ1位、失点数(14)がリーグ2位と攻守に安定。対するブレーメンは昨シーズンの同時期(11ポイント)と比べて約2倍の勝ち点21を獲得している。

 

チーム情報:
BVBのルシアン・ファブレ監督は、FCシャルケ04を2-1で下したレビアダービーから1人だけ先発を変更。ミッドウィークのASモナコFC戦で2ゴールを挙げたラファエウ・ゲレイロがスタメンにとどまり、負傷のヤコブ・ブルーン・ラーセンとダン=アクセル・ザガドゥが欠場した。同じくモナコ戦に出場しなかったトーマス・ディレイニーは、古巣ブレーメンとの試合に合わせてしっかり調整してきた。

 

 

戦術:
4-3-2-1のフォーメーションを採用したBVBに対し、ブレーメンは4-4-2で対抗。ダイヤモンド型に並んだ中盤の底には、昨シーズンまでBVBで活躍したヌリ・シャヒンが入った。トップ下のクルーゼが頻繁に最前線へ顔を出していたため、BVBは最終ラインの数的優位を保つためにディレイニーかアクセル・ビツェルが両センターバックをサポート。攻撃面では左サイドのゲレイロが中央に絞ってハキミの攻撃参加を促したため、右サイドバックのウカシュ・ピシュチェクはバランスを取って守備重視のプレーに徹した。

 

試合の展開と分析:
両チームとも中盤で手数をかけないプレーが多く、試合は序盤から攻守の切り替えが激しい展開になった。BVBは相手コーナーキックからのカウンターで最初のチャンスを迎え、ゲレイロのパスを受けたアルカセルがパブレンカの動きを見極めてループシュート。これをクラーセンがゴールライン上でクリアしたものの、同選手はこのプレーでひざを痛め、のちに交代を余儀なくされた。クラーセンにとっては悲しいことに、アルカセルにボールが渡った直後に副審が旗を挙げていたため、何も報われない結果となってしまった(7分)。

 

 

ホームのBVBは19分にも再び副審にチャンスをつぶされかけた。右サイドからゲレイロが蹴ったフリーキックにアルカセルが頭で合わせたが、副審が誤って旗を挙げたのだ。しかしここはビデオ判定となり、副審のミスが訂正されてゴールが認められた。ただし11分にクラーセンがエリア内でロイスを倒したシーンはおとがめなしだった。BVBはさらに試合を支配するようになり、アルカセルが角度のない位置から狙ってパブレンカにセーブを強いたほか、サンチョもサイドネット外側をたたくシュートを放った。

 

そして27分、ブレーメンのパスミスをカットしたBVBは、サンチョがボールを持って右サイドからエリア内に進入。イングランドの若手ウインガーは顔を上げてロイスの前方にパスを送り、これを受けたロイスがゴール下隅にボールを収めた。これでスコアは2-0! しかしブレーメンも即座に反撃。メーバルトの一撃にビュルキが好セーブを披露した数分後、ゴール前17メートルの位置から放たれたクルーゼの弾丸シュートがビュルキを打ち破った(35分)。反対側のゴール前ではロイスのフリーキックをパブレンカがパンチングでコーナーキックに逃れ(40分)、ゲレイロはシュート体勢に入ったところでラングカンプのクリアに遭った(44分)。

 

 

後半に入るとさらにペースアップ。BVBは47分にクルーゼ、51分にメーバルトと立て続けに蹴り込まれ、それぞれビュルキとピシュチェクが対応。48分にはパブレンカが弾いたロイスのシュートをサンチョが角度のないところから狙ったが、またしてもサイドネットの外だった。ホームチームは55分と58分にロイスとアルカセルの見事な連係からスコアを3-1とするチャンスを迎えたものの、どちらも運がブレーメンに味方した。さらに68分にはサンチョが抜け出すもパブレンカのセーブに遭い、直後のディレイニーのミドルもブレーメンの守護神に阻まれた。この時点でBVBは16-8とアウェーチームの2倍のシュート数を記録していた。

 

終盤はブレーメンが攻勢を強めたが、BVBもアディショナルタイム6分にカウンターからゲッツェがネットを揺らす。このゴールはオフサイドで認められなかったものの、その直後に試合終了の笛が吹かれたため大勢に影響はなかった。

 

今後の日程:
次は火曜日の夜にフォルトゥナ・デュッセルドルフとアウェーで対戦(日本時間19日4時30分キックオフ)。そして21日夜のボルシア・メンヘングラットバッハ戦(同22日4時30分キックオフ)で2018年の試合日程はすべて終了となる。

 

メンバー&ゴール:
ブンデスリーガ第15節
ボルシア・ドルトムント 2-1(前半2-1) SVベルダー・ブレーメン
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、アカンジ、ディアロ、ハキミ;ビツェル、ディレイニー;サンチョ(フィリップ 90+2分)、ロイス、ゲレイロ(プリシッチ 89分);アルカセル(ゲッツェ 81分)
ベルダー・ブレーメン:パブレンカ;ゲブレ・セラシエ、ラングカンプ、モイサンデル、アウグスティンソン;シャヒン;M・エッゲシュタイン(サージェント 83分)、クラーセン(メーバルト 18分);クルーゼ;ハルニク、ラシーツァ(大迫 73分)
ベンチ:ヒッツ、ダフート、バイグル、トプラク(BVB);プログマン、ピサロ、カインツ、フリードル(ブレーメン)
ゴール:アルカセル(ゲレイロのFK、19分)、ロイス(サンチョ、27分)、クルーゼ(アウグスティンソン、35分)
CK:4-10(前半1-6) 好機:12-4(6-2)
主審:ビンクマン(ケアケン) 警告:ディレイニー(BVB);ラングカンプ、ハルニク、メーバルト、サージェント(ブレーメン)
観客数:8万1365人(チケット完売) 天候:乾燥、気温0℃

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