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2019.12.8

5-0:デュッセルドルフに圧勝、魅せるBVBが復活!

5-0:デュッセルドルフに圧勝、魅せるBVBが復活!

ブンデスリーガ第14節で、ボルシア・ドルトムントはフォルトゥナ・デュッセルドルフにホームで5-0(前半1-0)と圧勝し、順位表で好位置をキープした。

 

レポート:ボリス・ルパート(ドルトムント)

 

ジグナル・イドゥナ・パルクを埋め尽くした8万1365人の観客の前で、BVBは圧巻のパフォーマンスを披露。42分にマルコ・ロイスの得点で先制すると、58分にトルガン・アザール、63分にジェイドン・サンチョが見事なゴールを決めて3-0に。70分にロイス、74分にサンチョが再びネットを揺らし、チームを今季最多得点差勝利に導いた。

 

戦前の状況:
ブラック&イエローはフォルトゥナとのホームゲーム最近8試合で6勝2敗と負けていなかった。1部リーグでの通算では、デュッセルドルフはBVBのホームで6勝と、対戦相手別で最多のアウェー戦勝利を収めていたが、ドルトムントで最後に勝ったのは約34年前だった。

 

チーム情報:
守備陣では出場停止のフンメルスに代わりピシュチェクが出場。それ以外は先週末のヘルタ・ベルリン戦と同じ先発メンバーとなった。ディレイニー(足首靭帯)とシュメルツァー(肉離れ)は欠場。17歳のジョバンニ・レイナは初めて登録メンバー入りした。

 

 

戦術:
BVBの新フォーメーション3-4-3で、アカンジが3バックのセンターを務め、右にピシュチェクが入った。ベルリンでの試合と同様、ビツェルとブラントが中盤の底でダブルボランチとして組んだ。サイドのハキミ(右)とゲレイロ(左)は相手ボール時のみ守備をサポートし、ツィマーとトミーをケア。デュッセルドルフは4-5-1で、ツィマーとトミーが守備に回ると6バックに。BVBの攻撃陣ではサンチョが左サイドに張る一方、ロイスは中に入ってハキミが上がるスペースをつくった。

 

試合の展開と分析:
守りを固めたデュッセルドルフは、当初スペースを巧みに埋めた。しかし右サイドのツィマーとツィマーマンは、いずれも30分までに警告を受けた。BVBは開始直後から攻勢に出て、30分過ぎの時点で74%のボールを支配。その間に2つの得点機をつくった。まずは10分、アザールが右サイドで抜け出してラストパス。ロイスが好位置から15メートルのシュートを放つと、GKシュテファンは辛うじてコーナーに逃れた。その10分後、ゲレイロが左サイドで19メートルの距離から狙うも、ポストの脇へわずかにそれた。

 

BVBは前半を通して活発にプレーし続け、ボールをよく動かしてパス成功率は95%に達した。一方のデュッセルドルフは37分になってようやく初シュートを生み出す。その直前、反対側のゴール前へハキミが際どいクロスを入れるも、ロイスとゲレイロは惜しくも合わせられなかった。

 

ハーフタイムの間際に、BVBの積極性はようやく報われる。42分、攻守で躍動していたブラントが反転してペナルアティーエリア端のピシュチェクへつなぐ。そのパスにロイスが駆け込み、今季7ゴール目を決めた。観客を魅了するサッカーを取り戻したBVBは、さらにアザールとロイスのダブルワンツーからサンチョにチャンスが訪れるも、前半のうちにリードを広げることはできなかった。

 

 

後半開始の直後、ザガドゥが25メートルの距離から狙うも、シュテフェンの好セーブに遭った。52分にはサンチョがネットを揺らしてスタジアムアナウンサーのノルベルト・ディッケルが叫んだが、VARの結果、ブラントのパスを受けたロイスがわずかにオフサイドだったとされ、ゴールは認められなかった。それでも、見ごたえあるプレーに次のゴールへの期待は高まるばかりだった。

 

防戦一方のデュッセルドルフだったが、58分にフィールドプレーヤー9人がドルトムント陣内に入る。BVBに待望の追加点が生まれたのは、この時だった。ブラントがボールを奪い、サンチョへパス。ここからホームチームの電光石火のカウンターが始まり、最後はアザールがフィニッシュをポストに当てながらも2-0とした。5分後、サンチョとロイスが左サイドで相手守備陣を崩し、キャプテンのアシストから若きイングランド代表が決めて3-0に。70分にはアカンジがギーセルマンのパスをインターセプト。ビツェルのパスを受けたアザールが右サイドからクロスを入れると、ロイスが押し込んだ。

 

4分後、スコアは5-0に。ハキミにスルーパスを通したサンチョが、クロスに合わせて今季7得点とした。78分にはベラルディがピシュチェクに代わってピッチに入り、ブンデスリーガデビューを果たしている。

 

試合を時系列でチェックするにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

今後の日程:
クリスマス前に2週連続で“イングリッシュウィーク”。まずは火曜日のUEFAチャンピオンズリーグでスラビア・プラハを迎え撃ち、16強入りを目指す(日本時間11日午前5時キックオフ)。そして土曜日のブンデスリーガでは、1FSVマインツの本拠地に乗り込む(同14日23時30分キックオフ)。

 

メンバー&ゴール:
ブンデスリーガ第14節
ボルシア・ドルトムント0-0(前半0-0)フォルトゥナ・デュッセルドルフ1895

 

ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク(78分 バレルディ)、アカンジ、ザガドゥ;ハキミ、ビツェル、ブラント(78分 ダフート)、ゲレイロ;ロイス(73分 ゲッツェ)、サンチョ;アザール
フォルトゥナ・デュッセルドルフ1895:シュテフェン;ツィマーマン、ホフマン、アダムス、ギーセルマン;ツィマー(59分 コフナツキ)、ボトツェク、トミー(67分 バルコク);ベイカー(67分 フィンク)、モラレス;ヘニングス
控え:ヒッツ、アルカセル、シュルツ、モレイ、レイナ、バイグル(BVB);カステンマイアー、コンテント、アンポマー、ボームート、テクペテイ
ゴール:ロイス(42分 ピシュチェク)、アザール(58分 サンチョ)、サンチョ(63分 ロイス)、ロイス(70分 アザール)、サンチョ(74分 ハキミ)
好機:10-1(前半4-0)、CK:6-1(前半3-0)
主審:ジーベルト(ベルリン)、警告:ツィマー、ツィマーマン、モラレス(デュッセルドルフ)
観客:8万1365人(チケット完売)、天候:小雨、気温8度

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