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2020.6.18

0-2:ホームでマインツに痛恨の黒星

0-2:ホームでマインツに痛恨の黒星

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ第32節で1FSVマインツ05に0-2(前半0-1)で敗れ、ホームで今シーズン2敗目を喫した。

 

レポート:ボリス・ルパート

 

(BVBの視点に立てば)ミスが多く慌ただしい展開となったこの試合は、マインツが34分にブルカルトのヘディングシュートで先制。49分にマテタのPKでリードを広げたアウェーチームはそのまま逃げ切り、降格回避に向けて貴重な勝ち点3を獲得した。2位でのフィニッシュを狙うBVBにとっては痛恨の敗北だったが、今節は3位ライプツィヒも2点のリードを守りきれずにフォルトゥナ・デュッセルドルフ1895と2-2のドロー。BVBは勝ち点3差を保ったまま、土曜日の次節でライプツィヒと顔を合わせることになった。

 

戦前の状況:
ブラック&イエローはホームでの直近7試合で6勝を挙げ、ホームゲームだけの順位表で2位につけていた。一方のマインツは、最近のアウェーゲーム5試合でわずか1敗(2月23日のボルフスブルク戦で0-4)。それでも過去の戦績では、BVBがマインツとの19試合で15勝を挙げていた。

 

チーム情報:
BVBは試合直前にマヌエル・アカンジ(ふくらはぎ)とジョバンニ・レイナ(バクテリア感染症)が離脱。その他にもトーマス・ディレイニー(筋肉)、マフムート・ダフート(ひざ)、マルコ・ロイス(調整中)、ダン=アクセル・ザガドゥ(外側側副靭帯損傷)らを欠いていた。それでもルシアン・ファブレ監督は、デュッセルドルフに1-0で競り勝った前節から先発を1人だけ変更。DFアカンジに代わってFWアーリング・ホーランドがスタメンに復帰した。また、ベンチにはGKマルビン・ヒッツ、ニコ・シュルツとマルセル・シュメルツァーの両ディフェンダーなど経験豊富なプロだけでなく、若手のDFレオナルド・バレルディとMFトビアス・ラシュル、さらにU-23チームのDFマルコ・レンテ(23)、FWアラー・バキル(19)、MFタイラン・デュマン(22)らが名を連ねた。

 

戦術:
フンメルスを中心とする3バックの左に入ったのは、またしても万能性の高さを示したエムレ・ジャン。デュッセルドルフ戦で変更されたフォーメーションは再び3-4-3に戻っていた。1トップにはアーリング・ホーランドが入り、中盤中央ではユリアン・ブラントとアクセル・ビツェルがコンビを形成。対するマインツは4-2-3-1の陣形を敷き、守備時には深く引いてBVBを待ち構えた。

 

 

試合の展開と分析:
マインツが自陣に引き、前からのプレッシングもほぼ皆無だったにもかかわらず、BVBは攻撃のペースが上がらなかった。ボール支配率(前半は70%)で圧倒しつつもリズムとテンポが悪く、つくったチャンスもわずか2回。15分にビツェルが放ったシュートはブロックされ、35分のコーナーキックにジャンがフリーで合わせたシュートも相手ゴールキーパーの正面を突いた。

 

とはいえ、BVBはその時点ですでにリードを許しており、バクーのクロスをとらえたブルカルトに先制されていた(34分)。バクーとブルカルトの両方にスペースを与えすぎていた点は、大いに反省すべきところだろう。BVBはその6分前にもブルカルトにチャンスを与えていたが、アシュラフ・ハキミの果敢なスライディングタックルで難を逃れていた。

 

しかし、ブラック&イエローは後半開始直後に再び失点してしまう。ペナルティーエリア中央やや左からマテタがシュートを放つも、これはロマン・ビュルキが阻止。リバウンドに詰めたシュートもビュルキが防いだが、こぼれ球がラツァの足下へ。クリアを試みたウカシュ・ピシュチェクがラツァを倒すと、主審はペナルティースポットを指差した。このチャンス(49分)を難なく仕留めたマインツに対し、BVBは前半に警告を受けていたピシュチェクを交代。マルセル・シュメルツァーを投入し、ジャンを3バックの右に回した。

 

BVBはその後もミスが相次ぎ、60分にブラントが狙ったミドルシュート以外、ゴールを脅かすことさえできない。その11分後にはマインツが3点目を奪っていてもおかしくなかったが、ボエチウスの決定的なシュートは枠をとらえきれなかった。

 

直後の73分、BVBは好位置でフリーキックを獲得したものの、ハキミがミュラーの見事な反応に阻止される。その1分後にはシュメルツァーにチャンスが訪れるも、マインツが素早く対応。いずれにせよ、BVBは一矢を報いることもできないまま、自滅のような形で大切な試合を落とした。

 

出場メンバー&ゴール:
ブンデスリーガ第32節

ボルシア・ドルトムント 0-2(前半0-1) 1FSVマインツ05
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク(シュメルツァー 54分)、フンメルス、ジャン;ブラント、ビツェル;ハキミ、サンチョ(モレイ 77分)、アザール、ゲレイロ(シュルツ 82分);ホーランド
1FSVマインツ05:ミュラー;バクー、シン・ジュステ、ニアカテ、アーロン・マルティン(ブロジンスキ 84分);クンデ・マロング(バレイロ 75分)、ラツァ;ブルカルト(エズトゥナリ 67分)、ボエチウス、オニシウォ(チ 84分);マテタ(サライ 75分)
ベンチ:ヒッツ、レンテ、バキル、デュマン、ラシュル;ダーメン、クアイソン、ムウェネ、ハック
ゴール:ブルカルト(バクー 34分)、マテタ(ラツァに対するピシュチェクのファウルによるPK 49分)
CK:3-6(前半2-2) 好機:7-5(前半4-0)
主審:ビレンボルク(オスナブリュック) 警告:ピシュチェク、フンメルス、ジャン、ゲレイロ、ハキミ、ビツェル(BVB);アーロン・マルティン、サライ(マインツ)
天候:雨、気温20℃

 

今後の日程:
2019-20シーズン最後のアウェーゲームとなる20日の次節では、ライプツィヒのホームに乗り込む(日本時間22時30分キックオフ)。

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