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2017.11.18

1-2:ホーム無敗のシュツットガルトに敗北

1-2:ホーム無敗のシュツットガルトに敗北

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ第12節でVfBシュツットガルトに敵地で1-2(前半1-1)と競り負けた。先制されたのちに追いついてハーフタイムを迎えたものの、後半に追加点を挙げたシュツットガルトに逃げ切られた。

 

レポート:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

6万449人の観客で埋め尽くされた満員のメルセデス=ベンツ=アレーナで、BVBは試合開始5分に早くも失点。ロマン・ビュルキとマルク・バルトラの連係ミスを突かれ、シュツットガルトにリードを許した。前半ロスタイムにPKを得たBVBは、これをアンドレ・シュールレが失敗したものの、マキシミリアン・フィリップがこぼれ球を押し込んで同点に追いつく。しかし試合の均衡は長く続かず、後半6分にカウンター攻撃からブレカロが決めてホームチームが再びリードを奪う。BVBは71分にアンドリー・ヤルモレンコ、73分にシュールレが同点ゴールに迫ったものの、決め切ることができなかった。

 

全試合映像はBVB total!で視聴可能

 

戦前の状況:
12位のシュツットガルトと3位のBVBの対決。公式戦ここ7試合で1勝しかできておらず、2週間前にバイエルン・ミュンヘンとの伝統の一戦“クラシカー”にも敗れていたBVBは、来週末のシャルケとのレビアダービーに向けてこの悪い流れを断ち切りたいと願っていた。一方シュツットガルトは、2017年のホームゲームで11勝3分けと無敗を維持していた。

 

 

スタメンに復帰したゲッツェ

 

チーム情報:
BVBは試合直前に筋肉を痛めたクリスティアン・プリシッチに加え、依然として戦列を離れているウカシュ・ピシュチェク、マルコ・ロイス、セバスティアン・ローデ、エリック・ドゥルムが欠場。ピエール=エメリク・オーバメヤンは規律上の理由でメンバーから外れた。代わってシュールレがトップに入り、今シーズン初先発。ペーター・ボス監督はバイエルンに敗れた前節からさらに3名を変更し、エメル・トプラク、ゴンサロ・カストロ、プリシッチに代えてジェレミー・トリアン、ゲッツェ、フィリップを先発させた。シュツットガルトはマイヤー、カミンスキ、ブルニッチ、マネ、ツィマーマン、ドニスが欠場となった。

 

戦術:
いつもの4-3-3で挑んだBVBに対し、シュツットガルトは3-4-3のフォーメーションでスタート。BVBがボールを持っているときはインスアが下がってディフェンスラインに入った。パバールはフィリップをマンマーク。バトシュトゥバーはシュールレを見張り、バウムガルトルとインスアがヤルモレンコをケアした。中盤ではゲッツェ、ユリアン・バイグル、香川真司、さらにサイドを上がってくる両SBトリアンとマルセル・シュメルツァー対して数的不利になることを避けるため、ベックが右の後方から少し前へ出て常に香川をマーク。左ウインガーのエズジャンは中盤センターに入ってくることが多かった。

 

試合の展開と分析:
BVBが最初の不運に見舞われたのは開始早々の5分。アコロに守備の連係ミスを突かれ、ホームのシュツットガルトに早くも先制点を許した。バルトラのバックパスが強すぎたため、前方に飛び出していたビュルキはこれをコントロールできず、こぼれ球を拾ったアコロが無人のゴールに流し込んだ。

 

アスカシバル(左)とゲントナーにマークされるトリアン

 

いきなり追いかける展開になったものの、BVBは前半から何度となくチャンスをつくり、シュールレ(3、14分)、ヤルモレンコ(8分)、ゲッツェ(28分)らがゴールに迫る。しかし、シュツットガルトのGKツィーラーがことごとく立ちはだかり、35分にゲッツェが16メートルの距離から放った一撃も決まらない。試合が激しさを増すなか、BVBは30分までに70%のボールを支配。その間に何度も美しいコンビネーションが見られるようになり、攻守に落ち着きを取り戻していった。

 

フィリップがリバウンドを押し込む

 

前半ロスタイム3分、BVBの攻勢がついに実を結ぶ。パバールの明らかなハンドでPKを獲得すると、シュールレのシュートは一旦ツィーラーがセーブ。しかしフィリップが誰よりも早くリバウンドに反応し、ゴール前7メートルの距離から豪快に蹴り込んだ。

 

BVBの主将としてプレーしたシュメルツァー

 

 

この同点ゴールはBVBを勢いづけるかと思われたが、後半立ち上がりに攻勢を仕掛けたのはシュツットガルト。ホームチームは再び早い時間帯のゴールでリードを奪い返した。負傷したソクラティスに代えて後半頭からザガドゥを投入していたBVBは、シュツットガルトの鋭いカウンターで右サイドを一気に崩される。ペナルティーエリア内へ侵入したブレカロはザガドゥを振り切り、約12メートルの距離からシュート。ビュルキはザガドゥの足下を抜けたボールに対応できず、またしても不運な形でゴールを許してしまった(51分)。

 

71分にはヤルモレンコがネットを揺らしたものの、その前にハンドがあったとしてゴールを認められない。さらにその2分後には、ツィーラーが見事な反応でシュールレのシュートを防いだ。一方、シュツットガルトも3点目を奪うチャンスを生かしきれず、浅野がバルトラ(64分)とクロスバー(80分)にゴールを阻まれ、エズジャンのオーバーヘッドも決まらない(72分)。しかし、その後のBVBは決定的なチャンスをつくれなくなり、結局勝ち点1をもぎ取ることもできなかった。

 

全試合映像はBVB total!で視聴可能

 

メンバー&ゴール
2017年11月17日(金) ブンデスリーガ第12節
VfBシュツットガルト 2-1(前半1-1) ボルシア・ドルトムント

 

VfBシュツットガルト:ツィーラー;パバール、バトシュトゥバー、バウムガルトル;ベック、アスカシバル、ゲントナー、インスア;アコロ(46分 ブレカロ)、ギンチェク(45+1分 浅野)、エズジャン(85分 アオゴ)
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;トリアン、ソクラティス(46分 ザガドゥ)、バルトラ、シュメルツァー;バイグル;ゲッツェ、香川(63分 ダフート);ヤルモレンコ、シュールレ(ゲレイロ 83分)、プリシッチ
ベンチ:グラール、テロッデ、マンガラ、アイウトン(シュツットガルト);バイデンフェラー、シャヒン、カストロ(BVB)
ゴール:アコロ(5分)、フィリップ(45+3分 シュールレのPK失敗後のリバウンド)、ブレカロ(エズジャン 51分)
特筆すべき出来事:シュールレのPKはツィーラーがセーブ(45+3分)
CK:4-5(前半1-1) 好機:5-6(前半1-5)
主審:ビレンボルク(オスナブリュック) 警告:バウムガルトル
観客数:60,441人(チケット完売) 天候:晴れ、気温4度

 

今後の日程:
次は21日夜にUEFAチャンピオンズリーグでトッテナム・ホットスパーFCをドルトムントに迎える(日本時間22日4時45分キックオフ)。そして25日には同じくホームで宿敵FCシャルケ04とのレビアダービーに挑む(日本時間23時30分キックオフ)。

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