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2018.10.21

4-0:シュツットガルト下して首位キープ

4-0:シュツットガルト下して首位キープ

ブンデスリーガ第8節、ボルシア・ドルトムントはVfBシュツットガルトを敵地で4-0(前半3-0)と退け、リーグ4連勝として首位の座をキープした。

 

レポート:ボリス・ルパート(シュツットガルト)

 

ジェイドン・サンチョのゴールで開始2分に均衡を破ったブラック&イエローは、マルコ・ロイス(23分)、パコ・アルカセル(25分)も決めて前半半ばまでに3-0とリードを拡大。またしても落ち着いたパフォーマンスで完全に試合の主導権を握った。後半に入ると、何度かシュツットガルトに反撃を許したものの、ロマン・ビュルキがゴールを破られることはなく、逆に残り5分にマキシミリアン・フィリップが4点目を追加。シーズン開幕からの得点数はこれで8試合27ゴールとなり、クラブ新記録を達成した。

 

 

戦前の状況:
BVBはシュツットガルトの本拠地メルセデス=ベンツ=アレーナでの直近9試合で7勝をマーク。しかもここ14試合で1敗しか喫していなかった。シュツットガルトはBVBにとって最も多く勝利を収めているアウェーの地(通算13勝)だが、一方でここではその倍以上の27敗を喫していた。

 

チーム情報:
マヌエル・アカンジ、マルセル・シュメルツァー、マリウス・ボルフ、ラファエウ・ゲレイロを欠いていたルシアン・ファブレ監督は、アウクスブルクに4-3と競り勝った前節から3人を変更。アカンジ、ユリアン・バイグル、フィリップに代え、ウカシュ・ピシュチェク、トーマス・ディレイニー、アルカセル(移籍後リーグ初先発)をスタメンに加えた。

 

戦術:
BVBはいつもの4-2-3-1を採用したが、守備陣の顔ぶれは一新。アシュラフ・ハキミが左から右のサイドバックにポジションを変えたほか、アブドゥ・ディアロがセンターに戻り、唯一前節と同じ位置に入ったダン=アクセル・ザガドゥとコンビを組んだ。対するシュツットガルトは4-1-3-2のフォーメーションで、ゴンサレスがゴメスの背後のスポットへ。これにより空いた左のスペースに左SBインスアが上がってきて攻撃参加を試みた。ハーフタイムを境にシュツットガルトはシステムを5-3-2に変更した。

 

試合の展開と分析:
公式戦4連勝中と波に乗っていたBVBは、敵地シュツットガルトでも立ち上がりから堂々としたパフォーマンスを披露。そして試合開始わずか2分にリードを奪う。まず敵陣左でボールを拾ったヤコブ・ブルーン・ラーセンがそのままサイドを駆け上がってロイスにパス。ロイスがゴールエリア内に入れようとしたクロスはバウムガルトルにカットされたものの、こぼれ球がサンチョの目の前へ。ゴール前8メートルの距離から蹴り込んだシュートはインスアの太ももに当たり、逆を突かれたツィーラーを抜けてネットに収まった。

 

その後の時間帯はシュツットガルトのほうがボールを支配。20分には最初のピンチを迎えたが、途中で方向が変わったゲントナーの一撃は、ビュルキがクロスバーの上に押し出した。ここからいつものように反撃を開始したブラック&イエローは、テンポを上げてシュツットガルトを一気に突き放す。右サイドでロイスから絶妙なパスを受けたピシュチェクが中央に折り返すと、これをアルカセルが巧みにスルー。ロイスが鋭いシュートをネットに突き刺した(23分)。3点目が生まれたのはその2分後。ハーフウェーライン付近でパバールのミスパスをカットしたロイスが、アルカセルにボールを託す。GKツィーラーが飛び出してくるのをためらったのを見て、アルカセルは浮き玉のシュートを選択。25分までにスコアは早くも3-0となった!

 

 

後半はシュツットガルトもチャンスつくる

 

ブラック&イエローの勢いを止めたいシュツットガルトは、後半から5-3-2の布陣にスイッチ。48分にゲントナーが至近距離からノーマークで放ったシュートがクロスバーの上に外れていなければ、反撃ののろしを上げられていたかもしれない。50分にはトミーもサイドネット外側をたたく惜しいシュート。アスカシバルの一撃は、ビュルキが見事なセービングで阻止した。ファブレ監督はチームの軽率なプレーに不満そうな表情を見せたが、実際70分の時点では、シュツットガルトのほうが好機の数(5-4)でも、シュート数(11-8)でも上回っていた。BVBのカウンターはほとんどがフィニッシュまで行かず、相手ゴールを脅かせたのは75分のハキミのロングシュートぐらい。しかし今後の3週間で6試合が控えていることを考えると、ほぼ勝利を確実とした上でのペースダウンは理解できるものだった。

 

ただこのままでは終わらず、終了5分前にフィリップがもう1点を追加。カウンター攻撃の締めくくりとなる抑えたシュートをファーコーナーに収めた。

 

時系列の試合経過はこちら(ドイツ語)

試合のハイライト映像はこちら

 

今後の日程:
このあとはホームで3連戦。24日にアトレティコ・マドリーとジグナル・イドゥナ・パルクで戦ったのち(日本時間25日午前4時キックオフ)、ヘルタBSC(ブンデスリーガ、27日22時30分キックオフ)、ウニオン・ベルリン(DFBポカール、11月1日2時30分キックオフ)とベルリンからの2チームを迎える。

 

メンバー&ゴール
2018年10月20日 ブンデスリーガ第8節
VfBシュツットガルト 0-4(前半0-3) ボルシア・ドルトムント

VfBシュツットガルト:ツィーラー;マフェオ(ベック 78分)、バウムガルトル、パバール、インスア;アスカシバル;トミー(アコロ 69分)、カストロ(バトシュトゥバー 46分)、ゲントナー;ゴメス、ゴンサレス
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、ザガドゥ、ディアロ、ハキミ;ビツェル、ディレイニー;サンチョ、ロイス(ゲッツェ 80分)、ブルーン・ラーセン(プリシッチ 66分);アルカセル(フィリップ 46分)
ベンチ:グラール、コパチュ、エズジャン、サーペイ(シュツットガルト);ヒッツ、ダフート、バイグル、トプラク(BVB)
ゴール:サンチョ(ロイス 3分)、ロイス(ピシュチェク 23分)、アルカセル(ロイス 25分)、フィリップ(プリシッチ 85分)
CK:10-2(前半3-2) 好機:5-6(1-4)
主審:グレーフェ(ベルリン) 警告:なし
観客数:5万8594人(チケット完売) 天候:温暖、気温16℃

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