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2018.4.16

0-2:第152回ダービーでシャルケに苦杯

0-2:第152回ダービーでシャルケに苦杯

ボルシア・ドルトムントは敵地で行われた第152回レビアダービーでFCシャルケ04に0-2(前半0-0)で敗れた。この結果、両チームの勝ち点差は拡大し、BVBは2位のシャルケに4ポイント差をつけられた。

 

レポート:デニス=ユリアン・ゴッチュリヒ

 

6万1786人の観客に埋め尽くされたフェルティンス・アレーナで、両チームは前半から激しくぶつかり合い、なかでもシャルケが惜しいチャンスをつくった。5分に生まれた決定機ではシェプフが狙うも、ビュルキが見事なセーブで阻止。BVBもリズムに乗ってゴールに迫り、ロイスが24分に直接狙ったFKは惜しくもフェアマンに弾き出された。後半が始まって間もない50分に均衡を破ったのはシャルケのコノプリャンカ。BVBも同点のチャンスを何度かつくったものの、プリシッチ、ロイス、バチュアイは決められない。すると82分、ナウドがFKでネットを揺らし、勝負に決着をつけた。

 

戦前の状況:
BVBはシャルケとの最近6試合で負けなし。ただし、直近の4試合はいずれも引き分けに終わっていた。今シーズンのホームゲームは壮絶な撃ち合いの末4-4のドロー。このダービーが上位対決となるのは久々で、BVBは勝てば相手をかわして2位に浮上できた。

 

チーム情報:
BVBではドゥルム(足首の外側側副靭帯)、ゲレイロ(肉離れ)、ザガドゥ(筋肉)、香川(足首)、ローデ(そけい部の手術)が欠場。シュールレとアカンジはチームに復帰した。ペーター・シュテーガー監督はシュツットガルトに3-0で快勝した前節と同じ先発メンバーを起用。シャルケはババ、エンボロ、ナスタシッチを欠いていた。

 

シャルケとのホームゲームを負傷欠場したビュルキがBVBのゴールを守った

 

戦術:
シャルケは明確なフォーメーションを形成しつつ、フレキシブルに対応。カリジュリとシェプフが必要に応じて最終ラインに入り、3バックは5バックに形を変えた。その前で守備的MFのベンタレブがガード。ゴレツカは守備時にベンタレブをサポートしつつ、攻撃時は2トップのブルクシュタラー、コノプリャンカの背後でプレーしたハリトとともに前へ上がった。BVBはシャルケの3-5-2に4-2-3-1で対抗。シャヒンとやや攻撃的なダフートが4バックをガードした。

 

試合の展開と分析
第152回レビアダービーは、試合開始のホイッスルが鳴った直後から、スピーディーで見どころあふれる展開となった。序盤は素早いスイッチプレーで存在感を発揮しようとしたシャルケのほうがわずかに上回り、目的を持ったプレーを見せる。しかしチャンスはどちらのゴール前にも生まれた。開始1分にはプリシッチのプレッシャーを受けたケーラーがフェアマンに危険なバックパス。シャルケの守護神はなんとかプリシッチの足元からボールをクリアした。5分にはビュルキに見せ場が訪れ、シェプフがゴール前17メートルから放ったシュートを指先でポストの外に押し出してみせた。

 

ゴール上隅を狙ったロイスの正確なフリーキックはフェアマンが阻止

 

このあとは両チームとも守備が安定する。BVBが30分までに許したチャンスは2度だけ。13分のブルクシュタラーのシュートはゴール脇に外れ、25分にフリーキックからケーラーが頭で合わせた一撃はクロスバーを越えた。ただシャルケゴールに迫ったシーンも24分のロイスのフリーキックぐらいしかなく、上隅に向かっていったボールはフェアマンに見事にはじき出された。前半は両チームとも、気持ちのこもったプレーと多くのバトルを見せつつも、過度に熱くなることはなかった。ハーフタイムが近づくころには、ホームチームが再び勢いを増し、BVBを押し込む。アディショナルタイム1分にはコノプリャンカがカーブをかけた15メートルのシュートを放ったが、ポスト脇へ抜けていった。

 

BVB、チャンスを生かせず

 

後半はBVBにとって最悪のスタートとなった。開始5分、ボールを奪ったカリジュリが、BVBの守備の裏にパスを通す。これを受けたコノプリャンカが阻止不能の一撃をネットに突き刺した。リードを奪って勢いづいたシャルケは、その後の15分間、ブラック&イエローにプレッシャーをかけ続けるが、点差を広げる決定機をつくるには至らない。熱気が高まるなか、BVBも同点ゴールを求めて奮闘し、66分にはロイスに惜しいチャンスが巡ってくる。しかしゴール前11メートルからの一撃はフェアマンに難なく処理されてしまった。その直後にはロイスのパスからプリシッチが狙ったが、ペナルティースポット付近からのシュートは枠を外れた(71分)。

 

バチュアイがケーラーとの空中戦を制する

 

終盤に入り、コノプリャンカが再びゴールに迫るも、枠に収められない(74分)。続いて今度はシュメルツァーがペナルティーエリア内でフリーになったが、シュートはロイヤルブルーがブロック(76分)。その1分後にはロイスが中央右から狙ったものの、これも枠を外れる。宿敵に敗れるという屈辱を味わいたくないBVBは懸命に反撃を試みるが、81分にバチュアイが角度のないところから放ったヘディングシュートも決まらない。すると逆にシャルケのファンが再び歓喜に沸くことになる。82分、中央からのフリーキックをナウドが狙うと、ボールは壁をよけてネットに直接収まった。87分にはシュールレ、89分にはロイスと、最後まで粘ったBVBだが、いずれのシュートもフェアマンに阻止される。さらに追い打ちをかけるように、終了間際にはバチュアイがケガで運び出された。

 

メンバー&ゴール
2018年4月15日 ブンデスリーガ第30節
FCシャルケ04 2-0(前半0-0) ボルシア・ドルトムント
フェルティンス・アレーナ

 

FCシャルケ04:フェアマン;スタンブリ、ナウド、ケーラー;カリジュリ、ベンタレブ、シェプフ;ゴレツカ(71分 マッケニー)、ハリト(87分 ディ・サント);ブルクシュタラー、コノプリャンカ(74分 ピアツァ)
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク、ソクラティス、トプラク、シュメルツァー(86分 ゲッツェ);シャヒン、ダフート(79分 サンチョ);プリシッチ、ロイス、フィリップ(46分 シュールレ);バチュアイ
ベンチ:ニューベル、マイヤー、トイヒャート、オツィプカ(シャルケ);バイデンフェラー、アカンジ、カストロ、バイグル
ゴール:コノプリャンカ(49分 カリジュリ)、ナウド(82分 FK)
CK:3-6(前半2-3) 好機:4-3(前半2-1)
主審:グレーフェ(ベルリン) 警告:ブルクシュタラー(シャルケ);ピシュチェク(BVB)
観客数:61786人(チケット完売) 天候:曇り、気温19度

 

今後の予定:
次戦は21日(土)のブンデスリーガ。バイヤー・レバークーゼンをホームに迎える(日本時間22日1時30分キックオフ)。

 

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