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2020.1.19

5-3:アウクスブルクで2点差から逆転勝利

5-3:アウクスブルクで2点差から逆転勝利

ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ再開初戦を5-3で制した。第18節で、BVBは0-2、そして1-3と2点ビハインドに立たされながらも大量5点を奪って逆転勝利。途中出場のホーランドがハットトリックを達成したほか、ブラントとサンチョもネットを揺らした。

 

レポート:ボリス・ルパート(アウクスブルク)

 

3万660人の観客に埋め尽くされたWWKアレーナで、アウェーのBVBは序盤の決定機を再三逃す。するとアウクスブルクが34分にニーダーレヒナーの得点で先制。後半開始の19秒後にもリヒターが決め、ホームチームのリードを2点に広げた。ブラントが49分に1点を返すも、55分にまたしてもニーダーレヒナーがゴールを奪い、再び2点差に。しかし、59分にホーランド、61分にサンチョが立て続けにネットを揺らし、試合を振り出しに戻す。ホーランドは70分にも得点してBVBに初めてリードをもたらすと、79分にハットトリックを完成させ、5-3とした。

 

戦前の状況:
BVBは2019年3月1日のアウェーゲームを1-2で落としたが、これがアウクスブルクで喫した過去唯一の黒星だった。その前はアウクスブルクに対しアウェーで6勝(うち1勝はDFBポカール)2分け。アウクスブルクはBVBをホームに迎えた720分のうち、リードしたのは99分のみだった。昨年最後の試合でライプツィヒに敵地で1-3と敗れた10位(キックオフ前)のアウクスブルクだが、第11~17節では、これが唯一の黒星だった。

 

 

チーム情報:
BVBは29日前に行われたリーグ中断直前のホッフェンハイム戦から先発メンバー2人を変更。ピシュチェクとビツェルがザガドゥ(肉離れ)とバイグル(ベンフィカへ移籍)に代わって入った。新加入のノルウェー代表FWホーランドはベンチスタート。

 

戦術:
ザガドゥの不在により、チーム編成に変更が生じた。アカンジは3バックの右から左へ移り、ピシュチェクが右へ。3-4-3と3-5-2の間でスイッチし、攻撃陣ではサンチョがアザールと組んだ。アウクスブルクは4-4-2の陣形をとり、高い位置からプレスをかけた。リヒター、イェンセン、ニーダーレヒナー、バルガスの攻撃陣4人のうち、常に3人がBVBのビルドアップを妨害しようとした。

 

試合の展開と戦術:
BVBはアウクスブルクのアグレッシブなプレスに苦しみながらも、序盤に2つの決定機を生み出す。攻撃の起点となったのは、いずれもゲレイロ。4分に左サイドからクロスを入れると、ロイスがつないでアザールが駆け込むも、シュートはコーベクに弾き出された。その4分後、ゲレイロは相手センターバックとサイドバックの間にスルーパスを通す。これに抜け出したサンチョは自分でシュートを打つこともできたが、ロイスへのパスを選択。しかし、ゴールエリア端からのフィニッシュはミートしなかった。

 

一方のアウクスブルクは11分に最初のチャンスをつくり、バイヤーがボレーシュート。21分にはネットを揺らすも、リヒトシュタイナーのラストパスを受けたニーダーレヒナーがオフサイドと判定された。

 

サンチョとロイスがゴールに迫る

 

前半半ばは、ペースダウンしたホームチームに対しBVBがゲームを支配。30分前後にはビッグチャンスを立て続けに迎える。28分、ブラントのパスを受けたサンチョが狙うも、14メートルの一撃はクロスバーのわずか上へ。1分後にはビツェルの折り返しにロイスが合わせたが、シュートは横へそれた。すると、アウクスブルクが均衡を破る。34分、ボールを奪ったバルガスが左サイドを駆け上がり、中央へパス。これをニーダーレヒナーが押し込んだ。

 

 

ファブレ監督は後半から最終ラインを4バックに変更。しかし試合再開のわずか19秒後、アカンジのクリアミスにリヒターがつけ込み、ボールを奪ってミドルシュート。これがビュルキのなすすべなくネットに吸い込まれた。それでも3分後、BVBは1点を返す。アザールのパスをペナルティーエリア内で受けたブラントが、バイヤーをうまくかわしてポストの内側にフィニッシュを突き刺した。

 

その後も互いに攻め合う展開に。55分、イェンセンのインターセプトからバルガスがつなぎ、マックスが左サイドからクロス。これにニーダーレヒナーが合わせ、3-1とした。

 

ホーランド投入

 

最終ラインを3バックに戻していたBVBは、ピシュチェクを下げてホーランドを投入。59分、BVBの新戦力はビツェルとサンチョの連携からシュートをポストの内側に決めた。攻勢を強めるアウェーチームは、ついに同点に追いつく。フンメルスの見事なロングフィードにサンチョが抜け出し、キーパーをかわして左足で3-3とした。

 

止まらないBVB

 

62分のロイス、65分のホーランドのシュートはコーベクに止められたものの、BVBは70分、ついに勝ち越しに成功。アザールがキーパーを引きつけ、ラストパス。これをホーランドが押し込み。4-3とした。さらに79分、ロイスのスルーパスがアウクスブルクの守備陣を切り裂き、ボールをゴール前まで持ち運んだホーランドが自らネットを揺らし、アウェーチームの5-3の勝利を締めくくった。

 

試合を時系列で振り返るにはこちらをクリック(ドイツ語)

 

今後の日程:
BVBは金曜夜に今年最初のホームゲーム。1FCケルンをジグナル・イドゥナ・パルクに迎える(日本時間25日午前4時30分キックオフ)。

 

メンバー&ゴール:
ブンデスリーガ第18節

FCアウクスブルク 3-5(前半1-0)ボルシア・ドルトムント
FCアウクスブルク:コーベク;リヒトシュタイナー、ハウウェレーウ、イェドバイ、マックス;ケディラ、バイヤー(バゼー 85分);リヒター、バルガス;イェンセン(レーベン 74分)、ニーダーレヒナー
ボルシア・ドルトムント:ビュルキ;ピシュチェク(ホーランド 56分)、フンメルス、アカンジ;ハキミ、ブラント、ビツェル、ゲレイロ;ロイス(ダフート 80分);アザール(レイナ 72分)、サンチョ
ベンチ:ルーテ、ペデルセン、スヒー、モラベク、ウドゥオカイ、ハーン、タイグル(アウクスブルク);ヒッツ、ゲッツェ、シュルツ、バレルディ、モレイ、ブルーン・ラーセン(BVB)
ゴール:ニーダーレヒナー(バルガス 34分)、リヒター(46分)、ブラント(アザール 49分)、ニーダーレヒナー(マックス 55分)、ホーランド(サンチョ 59分)、サンチョ(フンメルス 61分)、ホーランド(アザール 70分)、ホーランド(ロイス 79分)
好機:5-10(前半3-4)、CK:2-6(前半2-1)
主審:グレーフェ(ベルリン)、警告:ブラント(BVB)
観客:3万660人(チケット完売)、天候:乾燥のち雨、気温4度

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