
2021.4.4 終盤に決勝点を奪われフランクフルトに敗れる |
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ボルシア・ドルトムントは3日、ブンデスリーガ第27節でアイントラハト・フランクフルトに1-2で敗れた。シュルツのオウンゴールで先制を許した後にハーフタイム前にフンメルスが同点ゴールを決めたが、試合終盤にシウヴァに決勝点を奪われ接戦を落とした。
ホームで代表ウィーク後のリーグ再開初戦を迎えたBVBはキックオフ直後からフランクフルトゴールに迫り、ゲレイロがゴールの右に外れる強烈なボレーシュートを放つなどまずまずのスタートを切ったかと思われたが、11分に相手左サイドからのクロスをゴール前で競り合ったシュルツのヘディングしたボールがゴールに吸い込まれ、不運な形でフランクフルトに先制を許した。
25分にディフェンスラインの裏でパスを受けたホーランドのシュートはGKトラップにセーブされたが、前半終了間際にBVBが同点に追いつく。コーナーキックをゴール前のエムレ・ジャンが胸で落とし、最後はフンメルスがボレーで押し込んでハーフタイム前にスコアを1-1とすることに成功した。
チャンピオンズリーグ出場を争う両チームは後半も激しい戦いを繰り広げるが、よりゴールに近づいたのはフランクフルトだった。65分にはフリーキックにイルザンカーが頭で合わせてアウェイチームがゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴール。BVBは肝を冷やした。
69分のホーランドの左足のシュートがわずかにゴール右に外れると、フランクフルトはシウヴァ、ソウがゴールを狙う。なんとかピンチを凌いだBVBだったが、アディショナルタイムが迫る87分に素早いカウンター攻撃を許し最後はコスティッチのクロスをシルヴァに頭で決められ、再びフランクフルトがリードを奪う。
最後まで反撃を試みたBVBは少ない残り時間で再び同点に追いつくことはできず。4位フランクフルトとの勝ち点差を7に広げられる痛い敗戦を喫した。
