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2019.3.3

痛恨の敗北を公平に分析

痛恨の敗北を公平に分析

表情を見れば明らかだった。FCアウクスブルクに1-2の敗北という結果に選手たちがどれほど失望しているか、それは聞くまでもなかった。誰もがあれでは求めていた勝利が得られるはずがないと話し、手痛い敗北だと口を揃えた。ボルシア・ドルトムントはシーズン2度目、しかも順位表で下位に沈むチーム相手に2度目の敗北を喫した。「ミスから学び、改善していく必要がある。アウクスブルク戦のようなサッカーをしていたら勝てない」とトーマス・ディレイニーは語った。

 

守備面では、コンパクトな4-5-1のシステムでBVBとの試合をスコアレスドローに抑えた11日前の1FCニュルンベルクと同じアプローチをアウクスブルクはとった。そしていざボールを奪うと一気に攻撃に転じ、雨で滑りやすくなったピッチを味方につけて相手のミスを誘った。前半半ばの先制点もまさにその形から生まれたものだ。

 

BVBのほうは、0-0に終わったニュルンベルク戦と違い、多くの好機をつくり出した。マルコ・ロイス(8分)とジェイドン・サンチョ(15分、80分)がゴールに迫ったほか、アウクスブルクのGKコーベルの好セーブを引き出したビッグチャンスも3つあった。まず42分、マリオ・ゲッツェの浮き玉のパスをヤコブ・ブルーン・ラーセンが左足で見事にトラップし、そのまま右足でシュート。75分には再びゲッツェの完璧なパスから途中出場のパコ・アルカセルがボレーでゴール下隅を狙い、87分にはゲッツェが自ら正確かつ強烈なシュートをゴール前16メートルから放った。

 

なぜかリズムがつくれなくなった後半最初の20分間を除けば、攻撃に関しては及第点に達していたとルシアン・ファブレ監督は考えている。「5回か6回、得点チャンスをつくったし、勝利への意志も示した」と指揮官は言う。

 

しかし自分たちのミスから2点を与えてしまったことで苦しい状況となる。「個々のミス2つから相手にゴールを与えてしまった。0-2とリードされてしまえば、簡単には追いつけなくなる」。3週間半ぶりに戦列に復帰したマルコ・ロイスはそう分析。ロイスは今後、徐々に出場時間を増やしていくことになるだろう。「彼については注意深く起用していく必要がある」とファブレ監督は明かした。「また状態が後退してしまっては困るので、これからも必要とあらばハーフタイムで下げるなど見極めながらやっていくことになるだろう」

 

アウクスブルクとの試合に話を戻すと、ロマン・ビュルキは「またしても」チームの戦いに「歯がゆい思い」をすることとなった。試合後、BVB TVのインタビューに応じたスイス人ゴールキーパーは次のように話した。「相手に2ゴールを与えた結果、無駄に試合を落としてしまった。最後まであの2つのミスを償うことができなかった」。ブラック&イエローは結局、サンチョとゲッツェの連係からアルカセルが81分に決めた1点にとどまった。

 

遠征からの帰り道、年長の選手たちは話し合いをしていた。ディレイニーは「個のミスについては話したくない」とし、「とにかくチームの出来が十分ではなかった」と結論づけた。ただそのチームは昨年夏に編成されたばかり。今も成長過程にあり、このような挫折は避けられない。

 

文:ボリス・ルパート

 

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