
2021.3.3 激戦を制しDFBポカール準決勝進出 |
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ボルシア・ドルトムントは2日、DFBポカール準々決勝でボルシア・メンヒェングラートバッハを1-0で破りベスト4進出を決めた。後半にカウンターのチャンスからサンチョが決勝点を決めて熱戦を制した。
立ち上がりにチャンスを作ったのはホームのボルシアMG。高い位置でBVBのボールを奪うと右サイドからのクロスにゴール前に走り込んだテュラムが合わせたが、シュートはゴール左に外れた。また5分には負傷したゲレイロがシュルツとの交代を強いられ、テルジッチ監督はプランの変更を余儀なくされた。
その後は一進一退の展開となり、集中した守備もあって両チームともにアグレッシブにゴールに迫りながらもなかなか決定機を作り出すには至らない。BVBの前半最大のチャンスは36分、ロングボールに抜け出したホーランドがゴールキーパーと1対1になったが、ディフェンダーに後方からプレッシャーを掛けられる中でうまくシュートをコントロールできず、ゴール左に外れた。
逆にハーフタイム直前にはボルシアMGのテュラムにシュートを決められるが、オフサイドにより得点は認められず。両者無得点でハーフタイムを迎えた。
54分には折り返しをホーランドが決めて先制かと思われたが、ファウルの判定でゴールは認められず。ボルシアMGのベンセバイニの強烈なシュートはヒッツが抜群の反応を見せてセーブした。
待望のゴールが生まれたのは66分。相手コーナーキック後のボールをシュルツが奪うと、ホーランド、ロイスと素早くボールを繋ぎ、最後は左サイドを駆け上がったサンチョがフィニッシュ。高速カウンターで均衡を破った。
終盤は同点を目指すボルシアMGが攻撃の圧力を強め、試合はさらにヒートアップ。アディショナルタイムにはダフートが2枚目の警告で退場処分を受けたが、最後までチームとして守り切り準決勝へのチケットを掴み取った。
